びっくりCD

　例のごとく、ウィスキー片手にCDを漁る、日曜日の早朝。
ふと手に取った1枚。
パソコンで聴こうかな、と思いセットした。
画面がいきなり変わった。”なんだろ？”と思っていたらインタビューや
ライブの様子が流れてきた。”へっ～”と思いCDの帯を調べると
エンハンスドCD仕様とある。今の今まで知らなかった。こんなのあるんだね～。

ところで、このSONS　AND　DAOUGHTERS。
確か去年の今頃、ラジオで聞いたのが最初。
日曜日の真昼間に、ジョージという人がKDDIの番組で流していたのだ。
このジョージもなかなかの曲者で、何もこんな時間帯にこんな曲を・・・
というのバンバンをかけていた。
この時間、家族でおでかけ、ラーメンでも食いに行こうか、という時で、
パパは車の運転中。車内にはFMラジオが流れてる。
そんな時、”やられた！”音がスピーカーから流れてきた。
ボリュームをあげようとすると、後部座席からおっカーの声、
”子供がおきるよっ！”
（ばかやろー、お前の声で起きるじゃないかっ！）と思いつつも声には出せず、
口をとがらせながらも、ひたすら、耳をスピーカーに集中させる・・・

結局後日、CDで思う存分聞くことができたという、涙ぐましい１枚だった。

Q.S.M

「グレートフル・デッド」の隣に、「クイック・メッセンジャー・サービス」。あの「Who Do You Lave」が20数分続く。
と言えば、ジム・モリソンのこれを思い出すのだ。ヘッドホンして、立川、福生あたりをとにかくフェンス沿いを散歩するのが好きでぐるぐる回ったもんだ。頭もね。ほぼ「ドアーズ」のみだったなぁ。（じじいは遠くを見る。うつろな目をして思い出す・・・）
さあ、日曜日の朝、酔った身体で散歩にでよう。昨夜のことはなかったことにしてちょーだい。

　ところで、3歳の一人息子は、頭をぐるぐる回して「地震です。地震です。」という遊びをする。その様子はとてもかわいいいのだが、はたして彼もやはり日常を離れた意識を彼なりに導入しかかっていいるのか？
トルコの旋廻舞踏のように、トランス状態を体現しようというのか、君は！

「クイック・メッセンジャー・サービス」→「クイックシルバー・メッセンジャー・サービス」