ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

保育研究会

2006年05月26日 | Weblog
 保育研究会に参加した。会長が「今は幼い子どもたちが母親に強く抱きしめられて、そっと寝かしつけてもらえない」と言っておられた。まさにその通り、母親とのスキンシップはそこで生まれる。子どもの情緒は、そこで育まれるのではないだろうか。大脳が発達する最も大事なとき、生活のため余儀なく保育園に幼な児を預ける。それを受ける保育士の先生方は、子どもの成長の最も大切な期間を受け持つわけだから大変な仕事である。
 久しぶりに児童憲章を読んだ。最初に、
  ・児童は、人として尊ばれる。
  ・児童は、社会の一員として重んぜられる。
  ・児童は、よい環境のなかで育てられる。
と記してある。人材ということばがあるが、山に木を育てるように次代を担う子ども達を育てなければならない。子どもを育てるための行政の係わり合いが今のままでよいのかと深く考えさせられる会合であった。