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内閣不信任案決議劇に思う from twitter

2011年06月02日 | 政治

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      ツイッターに記したものを下記に纏めてみました。

      【今日の収獲1】今日の内閣不信任決議劇の意味するものは、こういうことである。朝にもツイートしたが大義のない解散は鼻からできないものであった。自民もそういう認識だった筈だ。例え不信任決議が可決したとしても自公単独の政権樹立はなく小沢一郎を中心に組閣をせざるを得なかったからだ。

      【今日の収獲2】自民にとって最悪のシナリオは菅を辞任に追い込んで結局は小沢G中心に組閣をさせることに結果的に協力することであった。6月1日、衆議院議長に不信任決議案を提出する自・公・たちあがれの幹部たちの神妙な顔はそういうことだったのだ。唯一の望みは政界再編だったのである。

      【今日の収獲3】この背景には、自民の台所事情にある。政治資金パーティーは時節柄開催できない。政権党でないから政治資金も集まらない。浪人中の候補者を資金面で支援することが物理的に厳しい状況であった。政界再編に臨みを宅すしかなかった。僕は不信任案をよく出したもんだと感心さえしていた。

      【今日の収獲4】一方、菅首相。「不信任案に賛成したら除名だ、解散だ」と政権維持のためならなりふりかまわない発言に側近も呆れた。結局、両院議員総会で辞任を約束させられてしまった。このシナリオを書いたのは仙谷である。せめてもの抵抗は「若い人につなぐ」という言葉であった。

      【今日の収獲5】辞任を仄めかした首相の末路は哀れである。交渉相手にならんと海外から相手にされず、予算も法案も通らない。それがさらに精神を蝕んでいくことになる。鳩山は、政治家としての矜持、いや人としての品格を失った。鳩山Gは、今後、勢力を維持していくことは難しくなるだろう。

      【今日の収獲6】小沢そして小沢Gにとっては最悪の一日となった。松木議員が泣いていた姿が全てを物語っている。しかしあまりにも時間がなかった。菅を辞任に追い込んでもどう政権運営をしていくのか、人事はどうなるのか誰もわからないままの突入であった。国民は今日1日を様々に捉えていただろう。

      【今日の収獲7】僕は、昨晩小沢Gで90票を固めたと聞いていた。今日の勝利を確信していた。しかし、両院議員総会で鳩山氏が転んだと聞いて耳を疑った。「鳩山め、貴様もか!」と心底怒った。・・・そして内閣不信任案が否決され、松木さんが泣いたと聞いて僕も泣いた。

      【今日の収穫8】しかし、すぐに立ち直った。僕は、政治というのはこういうものだと思っている。ローマは1日にしてならず。権力闘争は終わらない。今日の結果に勝者はいないと思うからだ。これからが重要なんだ。これからなんだ!失敗は諦めた人間の言葉。成功するまでやれば失敗はないのだ。(終)


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