浅野まことのチェンジ岐阜!!チェンジ日本!

岐阜をチェンジ!日本をチェンジ!

ハーバード白熱教室

2010年04月25日 | 日記

NHK教育テレビでハーバード大学で最も人気のある授業を放送していた。
政治哲学を教えるサンデル教授の「JUSTICE(正義)」という講義。
ジョン・ロックの哲学の重要な論点である「私有財産」「同意」を
討議形式で学ぶものでしたが、ロックがネイティブアメリカン
(インディアンのこと)から土地を奪うことにどんな正義があるのか。
人間は、自然権、生存権と財産権を持っているが、なぜ政府は税金を
取り立てることができるのかといった、当然のこととされているものを
もう一度考えさせられるものであった。
議論しながら結論を導いていく授業形式で大変勉強になった。
世界の最高学府ではああいう授業をやっているのかと感心もしました。

政治を哲学する。これは面白い。次回が楽しみだ。

新党改革旗揚げについて

2010年04月23日 | 日記
舛添要一氏が渡辺秀央代表ら参院議員6人と新党改革という
新党の旗揚げを発表した。
僕は、新党改革についてあれこれ評論するつもりはないが
顔ぶれを見てみて、こりゃあかんわいと思いました。
代表の舛添氏は3年後に改選となる人物で自身が今回の選挙に
出るわけでもない。つまりリスクはありません。
小池氏は、次期参院選の公認から漏れたため自民党を離党した
人物。
荒井氏は、郵政民営化反対で活躍した人物で僕も嫌いな政治家では
ないのですが郵政以外に見るべき主張がないのが難点。今回、改選を
迎えます。
山内俊夫氏は、2010年7月に予定されているには出馬せず、
政界引退を表明した人物。今年になって自民党を離党し、
改革クラブが政党用件を喪失して政党助成金の資格がなくなるのを
救済するために移籍した人物で改革クラブからすれば恩人の
ような存在であるが、数合わせでしかありえない。
渡辺氏は、2004年の参議院選挙に民主党公認で比例区で出馬したが
最下位で当選。離党して改革クラブを結成し代表となった人物で
あるが、選挙は、決して強くない。
そして、矢野氏は今回、改選となるが、自民党からの公認を受けられないため、
行き場を失っていた人物。
このような顔ぶれで政界再編の求心力となることは無理であり、
この中で政治家として生き残るのは舛添氏のみではないかと思う。
ただ、僕は、新党が掲げる、企業・団体献金の禁止や国会議員の
定数半減には賛成である。

祝☆☆ネット選挙解禁へ

2010年04月21日 | 日記
毎日新聞ニュースによるとネット選挙解禁に向けて
大きく動き出したようです。

==以下引用==

<参院選>ネット選挙解禁に向け協議機関設置 与野党一致
4月21日13時38分配信 毎日新聞

参院の与野党政策責任者は21日午前、国会内で実務者協議を行い、今夏の参院選でのインターネットを利用した選挙運動の解禁に向けて、各党代表者による協議機関を設置することで一致した。遅くとも5月末までに法案をまとめ、委員長提案による全会一致での成立を目指す。

これまで慎重だった自民党が解禁に転じ、これにより各党とも大筋でネット選挙解禁に異論はなくなった。ただ、電子メールの扱いや「なりすまし」などの不正行為への対応など、解禁の範囲では温度差がある。

民主党案は選挙期間中のホームページの更新を認めるなどの内容だが、自民党案はさらに電子メールの送信も認めている。参院選前に短期間での合意を優先し、解禁の範囲が限定的になる可能性もある。【念佛明奈】

==引用終==

ところでこの記事を書いたのは、念沸(ネンブツ)さんという女性のようである。
大仏のように顔をしているのだろうか?と勝手に想像してしまいました。


普天間移設先はどこか?!

2010年04月21日 | 日記
普天間問題ですが、僕は、自主自衛が望ましいと考えております。
その理由として、戦後一貫して米国の従属化におかれて
おり、米国からのあらゆる面での独立が必要だと考えているからです。
しかし米国無しでは、何も進みませんし中国もどうなるか分かりません
から駐留は止むを得ないと思います。
そこでですが、僕は、宮古島の近くにある下地島(伊良部島と隣接)が
よいと思っています。
この島は、国内の旅客機の訓練をする場所として知られています。
領海侵犯が起きているのは実は、台湾との国境近くなのです。
那覇からですと燃料がもたないので宮古島近辺がベストであると
判断しています。僕は毎年のように宮古島に行っていますが、
軍事上の重要な拠点と考えているからです。

昨年末頃に、小沢幹事長が下地島も候補地だとコメントしたのを
聞いて、びっくりしたのを覚えております。

また、伊良部島と宮古島を結ぶ約7kmの橋の建設が行われています。2012年末開通予定。
あの日本一長い橋といわれるアクアラインで15km(総工費1兆4千億円)
ですから規模としては半分ですが、実際は、アクアラインはトンネル部分が
11kmで橋の部分は4kmですので外に出ている橋の部分は伊良部―宮古島橋の
方が長いと思います。それほど大きな橋を、人口の少ない宮古島と伊良部島
のために何でこんなことをするのでしょうか?私は、普天間の移設先は、
下地島だと思っています。

司法改革の必要性

2010年04月14日 | 日記
世直し老人党というサイトがあります。
私も設立メンバーであり運営委員となっているのですが幽霊部員
みたいなものでたまにしか顔を出していません。
ハンドルネームでチャトラさんという方が仮想ネット対話という
スレッドの中で「司法改革の必要性」を対話形式で書いています。
下記は非常に参考になります。ご覧ください。

サテュロス的妖怪

A: 日本における司法の改革が遅れているのはどうしてか。 
  司法を改革するにはどうしたらよいのか。この問題の解決は大変
  難しいことでありますが、避けて通ることはできない。

D: 司法の改革を考えるのには、「裁判」の問題を取り上げるのが
   手っ取り早いと思います。「裁判」には、「刑事裁判」、「民事裁 
   判」、行政裁判」があります。

C: こんなことを聞くことは、恥ずかしいのですが、裁判と訴訟の違
   いはなんですか。

D: 裁判は国家機関が法に基づいて、争いごとを審理し、判断を下
   すことをいいます。とくに、裁判所が行なう訴訟行為とその手続
   きのことで、内容から、刑事裁判、民事裁判、行政裁判に判
   決、決定、命令の三つに分類されます。

   訴訟というのは、紛争や利害の衝突を解決または調整するた
   め、裁判を求める手続きをいいます。

   日本の「裁判」の一番大きな問題は、国民が主権者であるとい
   う視点が欠けていることにあります。なぜかというと、国民は民
   事訴訟、行政訴訟をしたくても、しにくい司法のシステムになっ
   ているからです。

   例えば、日本にある米軍基地ですが、憲法に保障する法の支
   配はありません。治外法権がまかり通っています。基地住民の
   所有する土地であっても、住民の意思とは関係なく土地の収用
   が超法規的に強制執行されています。

   普天間の基地は、米軍が太平洋戦争の末期、沖縄を占領した
   ときに、住民を収容所に囲い込み強制的に土地を奪ってつくっ
   たものです。

A: 権力の違法な行為をチェックする行政訴訟の件数をみると以下
のようです。(岩波新書「建築紛争」五十嵐他著 p.194~195)

 日本      1.7件
      アメリカ    22.0件
      イギリス     8.0件
      ドイツ     637.0件
      フランス    200.0件

   註:人口10万人当たりの訴訟件数

  ドイツにおける行政訴訟の件数が多いのは、ナチス政権による
  支配から反省して、行政サイドに行政記録を残す義務が課せら
  れ、行政訴訟では、それらの資料を提出する義務があるからで
  す。したがって、証拠開示命令に従わなければならない。沖縄の
  密約が戦後65年経っても解明されないのと比べて、何とお粗
  末なことであるのか。日本には行政サイドに証拠開示の制度が
  ないのである。                       

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