NHK教育テレビでハーバード大学で最も人気のある授業を放送していた。
政治哲学を教えるサンデル教授の「JUSTICE(正義)」という講義。
ジョン・ロックの哲学の重要な論点である「私有財産」「同意」を
討議形式で学ぶものでしたが、ロックがネイティブアメリカン
(インディアンのこと)から土地を奪うことにどんな正義があるのか。
人間は、自然権、生存権と財産権を持っているが、なぜ政府は税金を
取り立てることができるのかといった、当然のこととされているものを
もう一度考えさせられるものであった。
議論しながら結論を導いていく授業形式で大変勉強になった。
世界の最高学府ではああいう授業をやっているのかと感心もしました。
政治を哲学する。これは面白い。次回が楽しみだ。