勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

年末年始の決まり事-我が家編ー

2022-12-31 | 日常のお喋り

 今年も最後の日が来てしまった。

 こういうイベントごとがある日は、ついつい昔のことを思い出してしまう。

 

 父が存命だった頃。

 キッチンの力仕事(鍋とかレンジのしつこい汚れ取り)は父の仕事。

 あとお煮しめが好きなのは父だけだったので、出来ることは手伝っていた。

 母が嫌がっていた赤目の皮むきとかね。

 

 母が存命だった頃。

 大晦日は昼トンカツが定番で、除夜の鐘聴きながら年越しそばだった。

 だけど父が亡くなってから、なぜかカニが定番になった。

 おせち料理も少なくなって、洋風ものばかりになった。

 

 今は・・・

 カニ食べました。

 あとで年越しそば食べます。

 

 お正月。

 家族がそろった時、大概の家では「あけましておめでとう」だよね。

 うちは違います。

 

 母の誕生日は1月1日。

 (私の)祖母は大晦日に産気づき、年明けてから母を生んだ。

 正真正銘の元旦生まれだ。

 

 かつて我が家でも「あけましておめでとう」

 続いて「誕生日おめでとう」だった。

 だけどいつだったか私は気づいた。

 年が明けたことより、母が生まれたことの方が大事だと。

 私の提案で真っ先に「誕生日おめでとう!」と言った。

 

 母はめちゃくちゃ喜んでくれた。

 実家でも「あけまして」先、取ってつけたように「お誕生日」

 時には忘れられることもあったみたい。

 さらにはお年玉と誕生日プレゼントを一緒にされた。

 元旦に生まれていいことなんか何もなかったらしい。

 

 だから家ではそれ以来「誕生日おめでとう!」

 そのあとで「あけましておめでとう」

 これが当然のこととなった。

 

 私が出来た唯一の親孝行。

 

 明日はスマホの中の母に「お誕生日おめでとう」と言います。

 

 ではみなさん、よいお年を!!!

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