勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -6-

2010-03-07 | B'zのお喋り
何事にも終わりはある。
このライブも、じりじりと終わりに近づいている。
だが、そんなことは一切頭に浮かばない。
時間が経ったように思えない。
相対性理論の実証。

この楽しい時が永遠に続けばいいのに。
たまにそう思うことがある。
めったに経験できない、幸せな時間だ。

ずっと立ったままで足が痛いはず。
ずっと歌ってるから喉が痛いはず。
ずっと振り続けてるから腕が痛いはず。
でも、気がつかない。

#19 MOVE
 SG曲。初の両A面。1996年リリース。
 ああああ。これも私の好きな曲。
 両A面なのに、やっぱりSecondbeat扱いされてる曲。
 一時期この曲ばかり聞いてたっけ。
 クロニクルを調べなおしたら、2000年のPleasureツアー以来のセトリ入りだった。
 もしかして10年に一度の何とか彗星みたいなもの?

 でも歌ってみるとわかるんだが、この曲、喉に優しくない。
 おさらいしてる時、歌った後で喉がざらざらになる。
 何度歌っても、平然としていられる曲もたくさんあるのに。
 うん、だからセトリに入れないのかもね、ライブ映えするのに。

 CDではラストがシャウトだ。
 やるのか?と思っていたら、やらなかった。
 「言えねぇぇぇぇ!!!!」やっちゃった後だしね。
 LOVE IS DEADでも跪いての渾身シャウトやっちゃったしね。
 
Freedom Trainでは44歳(制作当時)の自由の定義を歌った。
MOVEでは32歳の自由の定義を歌っている。
「寝て暮らすのも 街を捨てるのも 恋に溺れるのも このボクの自由」
そして「時の流れさえついてくる 自分で進みゃついてくる」と歌う。
軸はブレていない。 
自分で選択し、その選択に向かって行動しなければ、自由は得られないという。
何をしても勝手、ではないのだ。
この主張は、ラス前のMCにつながっていく。

#20 愛のバクダン
 SG曲。2005年リリース。
 私はこの曲でB'zに戻った。
 好きなんだよね、ギリチョとか、こういう重苦しくないノリが。
 ちなみに重苦しいというか、暗いというか「MOTEL」も大好き。

基本、反戦歌だ。
時代がアメリカとイラクの泥沼戦争の頃だからね。
どうせバクダン落っことすんなら、「愛のバクダン」にしようよ。
簡単な主張だけど、なかなか言えない。
KOSHIは「ROOTS」と言う非常に美しいメロディの曲でも、たったひとつだった心(人類)が
宗教によって引き裂かれてしまう悲惨さを歌っている。
またソロでは「あの命この命」という、ストレートな反戦歌を歌っている。
うちの母は、この歌を聴くと悲しくなるからいやだと言った。
B'zでは許されない暗さが、KOSHIのソロの特徴なんだけど。
 
 アリーナ席には縦のブロックにひとつずつ、大きな風船が投げ入れられている。
 この風船を割ると、中から小さな風船がたくさん出てきて、お土産に持ち帰れる。
 なかなか割れない大きな風船に躍起になってるアリーナは、歌どころではないようだ。

 ノリノリで歌ってると、2コーラス目頭から、KOSHIは歌を客に丸投げ。
 サビならわかるけど、2コーラスの頭って…。
 歌いましたよ、もちろん。
 歌わせられて、笑わせられて、忙しいライブだ。

だけどその忙しいライブも、とうとう大詰めが近づいてきた。
きっとみんな同じことを思っている。
この楽しい、素晴らしい時を終わらせたくないと。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -5-

2010-03-07 | B'zのお喋り
ここでまたKOSHIのお着替え。
出て来たKOSHIを見てビックリ!
当日私が着て行ったコーラルピンクと同じ色のTシャツだ。
偶然って素敵。
ますますテンションが上がってきた。

次は噂の「アレ」が登場するアレですよ。
今回のALの中で私が一番好きな曲。
何故好きかって、ここまでストレートに「好きだ!」っていう詞がこれまでなかったから。
「好きなんだけど…なんたらかんたら」とか、間接的な表現だったりが多い。
「きっとものすごく好きなこと 気づいてしまったよ だれにも言えねぇ!」
これだもん。

#18 だれにも言えねぇ
 「子犬の遠吠えさえも 劇的に聞こえてしまうのは 魔法にかけられたんだ」
 テーマが「魔法」と決まると、その言葉が何度も繰り返される。
 前回のALのテーマは「光」だった。
 Dメロの「雷の匂いがして 雲が動き出す どんなことが起きたって不思議じゃないよ」
 ここで一旦歌が止まる。

 「アレ」が登場する間、ゴッドファーザーのテーマを弾くTAKと絡む。
 そしてKOSHIの新喜劇?というような小芝居が始まる。

 ステージ中央に古びた井戸。近づいていくKOSHI。
 「何だろう、これ。(井戸の上の看板に書かれてる手書きの文字を読む)だれにも言えねぇ井戸。
 これが東京の新しい人気スポットかぁ。(爆笑)覗いてみよう」
 井戸を覗きこむKOSHI。中にカメラが仕掛けられていて、スクリーンに顔が映る。
 指を入れると、ちゃんと波紋が広がる。
 おお、とどよめく観客。

この井戸を覗いている時の顔が、ホントに無邪気。
私はB'zに「キャー、稲葉さ~ん」を求めない。
だけど、この時ばかりは思わずつぶやいていた。
「かわい~~~」

 「内緒の話をしちゃおう。(口に指を当てしーのポーズ)増田さん(キーボード)は
 8年前からエアロビクスをやっています。(爆笑。回りを見てしーのポーズを繰り返す)
 それも週4で。(大爆笑。何度もあたりを見回す)エアロビクス教室を開けばいいのに。
 僕が第1号の生徒になります」

これはドームツアーになってから始まったコーナーで、今日で8回目になる。
最初は「美容院で仕上がった髪型が気に入らなかったけど、自慢そうに笑っている
美容師さんをみたら、気の弱い僕はやり直してくださいなんて言えねぇ」だったらしい。
あと「もみあげを書いてます」とかスポーツジムの話とかあったらしいが、
さすがに自分話はネタ切れなのか、昨日はシェーンの話だったらしい。
アップになった増田社長は、タオルで顔を隠して照れていた。

井戸が引っ込む間、KOSHIは股間に立てたマイクをシコシコしてた。
それも無邪気な顔のままで。

その後、突如豹変。
井戸コーナーなんかなかったかの如く、テンションMAXで「踏み出した大きな一歩にぃ~」
と、続きを歌いだした。
この人、物の怪かもしれない。

最後はモニターアンプの上にねっ転がり、「言えねぇぇぇぇ!!!」のシャウト。
自由すぎるだろう!
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