勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

ヒット作はなかったけれど(2)

2006-04-10 | 映画のお喋り
《スターウォーズ・エピソード3・シスの復讐》2005年製作

「SWE1-ファントムメナス」1999年製作。映画館で観賞。
見所はアミダラ女王の衣装だけと言う感じで、E2は見に行かないつもりだった。
「SWE2-クローンの攻撃」2002年製作。映画館で観賞。
アナキン役のヘイデン・クリスチャンセンが「海辺の家」で気に入ってしまい、うっかり見に行ってしまった。
でもE3は見に行かないだろうな。

前作からそんなに時間が経ったわけではないのに、E1もE2も殆ど覚えていない。
ロード・オブ・ザ・リングはストーリーをちゃんと覚えていたし、さらに3作出揃ってから一度にDVDをレンタルして観賞した。
今回は映画館にも行かず、前作も借りないままE3をレンタル観賞。
1と2のストーリーを覚えていなくても関係なかった。
だって、所詮E4~5へつながるように作られているだけだから。
アナキンを無理矢理ダースベイダーにしちゃうだけの話だから。

もう致命的なのは、アナキンがダークサイドに落ちていく理由付け。
E1を見た時、アナキン少年が母親に別れを告げるシーンを見て、この母親が殺されて、それが理由で・・・なんてことにならないでくれと思っていた。
E2を見て、子供も出来て(無論ルークとレイア)幸せな結婚生活を送ってるのに、愛する妻パドメを殺されて…なんてことにならないでくれと思っていた。
結局パドメが死ぬ夢だけが理由とは・・・(呆然)

さらに致命的なのは、評議会で確固たる地位を得て、政治にも意欲的に取り組んでいたはずのパドメが、なんともつまらない女に成り下がったこと。
妊娠中なのであんまり動けないと言うことはさておいても、アナキンにすがりつくだけのか弱い女に変身って…(唖然)

私だったら、ジェダイが堕落したことにするな。
評議会に入り込み、悪い奴らと手を組んでいる(名目は戦争終結)のをアナキンが知って失望するとか。
もちろんヨーダやオビ・ワンはいい方のジェダイのままで。
ジェダイだって戦争なんか長いことやってりゃ、しかも妻帯も出来ない孤独な生活送ってりゃ、中には悪い奴だって出てくるでしょう。
どこかの星を助ける為、うっかり悪い方のジェダイに味方しちゃったアナキンは、こっちの方が手っ取り早く平和な世界を造れるって言うので、悪の魅力と哲学に屈しちゃうとか。
一度落ちてしまえば、ダークサイドの誘惑からは逃れられないだろうし、幾らヨーダやオビ・ワンに説得されても無駄だったとかさ。

「ダース・ベイダーの誕生だ!」と誇らしげにダース・シディアスが言うシーンで、思わずプロレスラーのダースベイダーを思い出して、笑い転げてしまった。

昔TVで見た、スターウォーズの最初のシリーズ(4~6)の面白さに感動した私には、この1~3の新シリーズは悲しすぎた。(暗いし!)
どうせならハン・ソロとレイアの子供のシリーズなんかを明るく作って欲しかった。
魅力的なキャラを満載してね。


《トリプルX》
《トリプルX・ネクストレベル》

前作はかなり前に見たのだが、母がまったく記憶にないと言うので、2作まとめてレンタル。
まさか2作目で主役のトリプルXが他の人になっちゃうとは思わなかったのでビックリ!(ギャラで揉めたのか?)
前作ではヴィン・ディーゼル扮するトリプルXの、スノボを使ったアクションシーンが最高だった。
007ではスキーだもん。やっぱり新世紀のスパイはスノボだね。
ただ007より悪役のキャラが弱い。ただのサイコにしか見えなかった。

さてネクストレベルでは、悲しいことに前任トリプルXはお亡くなりになったと言う設定だ。
そこで新しくトリプルXの名を襲名したのがアイス・キューブ。
スポーツマンタイプの前任者に比べると、軍人出身だけにノリの軽さがない。
これはこれで嫌いじゃないんだけど、ヴィン・ディーゼルとどうしても比べてしまう。
でも話の中盤からは、そんなことも忘れて素直にアクションを楽しんだ。

2作とも深みはないけど、アクション映画が好きな人なら楽しめる。
特に暗くて重い映画を見た後は、この辺で気分転換をしてみるとよろしいのでは。
Comments (6)
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