指の治療の帰りに天寿園に寄った
駐車場の南側にちょっと変わったものがある
看板を見たら「水と土の芸術祭」の出し物だ
白っぽい浴衣を着た女性だが顔が無い
首がするすると伸びて池の水のなかに入り込んでいる
看板を見たら「清五郎さん」のタイトルで案内文が出ている
新潟に住むお六という女性には「清五郎」という想い人がいた
ある日突然、その清五郎が姿を消してしまう
どこを探しても居ない
夜な夜な辺りを探し回りさ迷い歩くお六
よもや潟にでも落ちてしまったのでないか
ついには潟の中までをも探しだす
そんな哀しい物語をこの作品で表わしてみたいとして出来上がったものだそうです。