アサギマダラと高知の自然のブログ

  旅をする不思議な蝶、アサギマダラと高知の自然の日記

今年初の横倉山

2010年03月21日 | 
 今日は以前から予定していた横倉山へ。昨年に気が付いた植物の冬芽を見るのが目的だ。

 朝から強風と黄砂で雨は降ってないもののかなりの悪天候。第一駐車場に着いた頃には山頂はそこそこ見えているが、越知の町は殆ど見えない。


 今回は初めて下から兜嶽にむかって登ってみる。上から見た感じでは相当きつい登りだろうと思っていたが、予想よりは楽なようだ。


 カブト岩の手前あたりにちょっとした広場がある。そこでひと休みしながら色々探してみると、ヒメミヤマスミレやイチヤクソウがある。


 カブト岩の直前。岩場には岩松がたくさんある。時期を変えてくれば面白いものも見つかるかもしれない。
岩場に鎖がかかっていたのでトライしてみたかったが、かなりの強風なので今日はやめておく事にした。


 カブト岩あたりに来ると黄砂もかなり薄くなっている。


 ここが今日の目的地なのでしばらくあれこれと散策。このあたりはこのあたりの岩場は日本最古の火山活動で出来た溶結凝灰岩というものらしい。
同じ岩場でも馬鹿だめしあたりのような石灰岩地とは植生がかなり違っていて面白い。


 1時間ほど散策した後、横倉宮へ。この尾根沿いの照葉樹林は何度来ても飽きる事がない素晴らしい森だ。
横倉宮あたりに来ると少し暖かくなってきた。


 お決まりの馬鹿だめしからの展望。黄砂はほとんどなくなったようだ。


 ここで昼食をとった後、展望所へ。特に行かなくても良かったが、少し時間が早いので言ってみた。


 今日はここまでで、帰りは表参道を降りる事にする。帰りの照葉樹林は何度来ても良い雰囲気だ。
横倉宮ちかくのアカガシの大木。


 駐車場に帰った頃にはすっかり見通しも良くなっていた。