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正しく国道識別できるかな?

2006年01月06日 | 話題
 年末年始は車で外出する機会が多くなるが、JFE千葉製鉄所や千葉市役所前の国道を走るたび、目にする青色の路線案内板に出てくる「国道357号」って何?
 東京から千葉市に移り住んで20年になる中年のお父さんは即座に「その道、国道16号と14号じゃないの」
 そうそう、しばらく前まで国道16号などと呼んでいた。千葉、埼玉、東京、神奈川を環状に結ぶ全長約340の首都圏交通網の大動脈だ。
 千葉市の臨海部にはもう1本、国道14号と呼ばれる幹線道路が走っている。
 東京・日本橋を起点にした国道で、千葉市内では中央区登戸の交差点を左折、千葉そごうわきを通り、京成線とJR線のガードをくぐり、国道としては珍しい一方通行を通り抜ける。千葉パルコと中央公園の間を進むと広小路交差点。ここが14号の終点だ。
 長い路線を持つ国道には各地域で他の国道と重複した区間がある。千葉市内の16号、14号にも同様の重複区間があり、地理に不慣れなドライバーには大変わかりにくい。
 青色の路線案内板や最新道路地図にも登場するようになった国道357号は東京湾岸道路の一般部で、専門部として東関東自動車道・首都高速道路が並走している。
 平成15年6月、通称「湾岸道路」と呼ばれるこの357号を含む一部国道の路線番号の変更が行われた。
 中年のお父さんが指摘する国道16号、14号と呼ばれた中央区村田町の16号千葉バイパス終点交差点から市役所前を通過し美浜区稲毛海岸5丁目、千葉西警察署入口交差点までの12間が国道357号に路線番号が変わった。
 うち16号、14号の重複区間だった登戸交差点から千葉西警察署入口交差点までの6は国道14号であり、357号でもある重複区間だ。
 ところで、朝夕を中心に大型トラックなどの車両の通行量が多く、交通混雑の激しい357号で大型プロジェクトが着々と進んでいる。
 その一つが登戸交差点から千葉市役所前交差点間の連続立体化。この付近には短い間隔で交差点があり、渋滞の原因になっているため、延長約1の区間を掘割構造により連続立体化する。平成19年度の完成を目指している。
 また、国道16号との接続道路として美浜区稲毛海岸から千葉大学、穴川へと走る道路工事も急ピッチ。14・357号の道路をまたぐ陸橋もでき、開通が待たれている。

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