ブログ あさふれ

朝日新聞読者の皆様へ「あさひふれんど千葉」が地域に密着した情報をお届け!

ライフアップ仲間たち なでしこビデオクラブ

2006年01月06日 | コラム
「もともとはカラオケサークルの仲間だったんです。サークルの旅行に行ったとき、
杉浦さんがその様子をビデオに撮影してくれて、ナレーションやらBGMまで入ってす
ごくステキだったのね。それで、何人かで杉浦さんにいろいろ教えてもらおうと、始
めたわけ」と語る鶴岡てい子さん、73歳。コンピュータやビデオカメラを操る頭の
若々しさに脱帽する。
 指導役と会の代表を兼ねる杉浦スイ子さんは、20年以上も前にビデオカメラでの撮
影を始めたという。「退職した記念に、主人に勧められビデオカメラを購入したんで
す。ちょうどタイミングよく、そのころ市主催のビデオ講座があって受講したのが始
まり。機材の使い方を覚えられればと思ったんだけど、これが本格的な内容で、自分
たちでシナリオを作って、撮影し、BGMやナレーションも入れて、映像作品を作ると
いうものだったんです。もうついていくのに精一杯だったけど、これが病み付き
に、、、」。その後メーカー主催のビデオ講習などでも腕を磨いた。
 自然の風景、家族、動物など各自がさまざまなテーマで撮影するが、どういう視点
を持って作品にしていくかが重要になる、と杉浦さんは語る。例えば鶴岡さんは「4
000キロの旅」と題する、印旛沼に飛来する白鳥をテーマに作品を撮ったが、ア
ムール川から渡ってくるという視点が加わることで、雄大なロマンを感じさせる、人
の鑑賞に堪えうる作品になる。鶴岡さんをはじめ、現在は中止されているが市主催の
ビデオコンテストで入賞した人も。
 清水智恵子さんは「カメラを買いに行くときから全部杉浦さんに手ほどきをしても
らっいました。機械の操作もなかなか覚えられないんだけど、孫の成長を納められ
て、いい記録になっています」。
 撮影したものの編集作業に、パソコンを使うようになったが、これがなかなかの難
題。「パソコンを扱うことに汲々としてしまって、なかなか作品を作るところまでい
ない。やはり作品を作って、互いに批評し合うことで、各自のレベルを上げていくよ
うな活動にしたい」と杉浦さん。目下広く会員を募集中。
 メンバーは杉浦スイ子、清水智恵子、鶴岡てい子、高知尾光誉、立原財智、鬼沢
孝、佐々木欣一、川口嘉世子のみなさん。連絡は℡043(287)8640杉浦ス
イ子さんまで。

最新の画像もっと見る