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ライフアップ仲間たち さざなみ太鼓(穴川コミュニティセンター)

2006年11月15日 | 文化
 「鳴り物や三味線が大好きで、太鼓もぜひやってみたかったんです。指導してくださるかたも見つかったので、仲間を募集し昨年7月からスタートしました。30代から古希までの女性ばかりの会です。メンバーには言ってないけど私が古希k…」と語る
のが、どう見てもそのお歳には見えない代表の早山チエさん。
 指導している土屋敏郎さんは、高校生までの女子学生で構成される千葉城太鼓でも長年指導する。「和太鼓は、男打ち、女打ちといった差別がないんです。男子にも教えたことはあるんですが、女性のほうが練習熱心で教え甲斐があるんですよ。女性の和太鼓には江戸の粋、華があるように、打つ姿も考えて指導しています」。
 太鼓に対して斜めに立ち、横からたたく。足を大きく広げ体重を移動させる。腕も大きく伸ばす。「全身運動ですよ。私は音楽なんてまったくダメなんですけど、体いっぱい使って太鼓たたくとスッキリして楽しいの。やり始めたら面白くて」と堀場和子さん。
 ダンダン、トコトコ、ツクツクといったように、打ち方は言葉譜で表す。「五線譜では表せない『間』があるんです。ここのメンバーは初心者ばかりですから、まずこの間をみんなでそろえて打てるように、演歌や民謡など耳に馴染んだ楽曲に合わせて練習しています。目標は演奏楽器として、太鼓だけで聴かせる演奏ができるようになること」と土屋さん。
 稲浜公民館ではタイヤをたたく練習も行っている。たたく感触が似ており、緩急、長短、強弱の感覚はタイヤでも充分つかめるという。
 お嬢さんが千葉城太鼓のメンバーという杉本千晶さんは「娘にダメ出しをされながらやってます。(笑)」千葉親子三代祭りで太鼓をたたくお姉さん、恭子さんの姿を見てやってみたくなったという石渡真美さんは「お姉ちゃんができるんだから私も、と始めてみたんですけど、見るのとやるのとでは大違いで、まだまだ思うようにできないんです。見せる要素もあるので、格好良くたたかなきゃいけないし難しいですねえ」。
 区民祭りに向けて練習にも熱が入る。
 メンバーは早山チエ、坂尻信子、堀場和子、中弘子、柿崎実江子、杉本千晶、薄井千恵子、石渡恭子、尾形美咲、石川利恵子、石渡真美のみなさん。連絡は℡043(272)4891早山チエさんまで。


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