千葉市若葉区少年軟式野球連盟第13回夏季大会決勝は7月2日、同区の愛生グラウンドでAゾーン、9日にB、Cゾーンが行われた。今大会はA、B、Cゾーン合わせて31チームが熱戦を繰り広げたが、桜木ライオンズが3部門とも息ピッタリのバッテリーを中心に圧倒的な強さを見せ、堂女の3冠に輝いた。Cゾーンの戦績は次号に掲載する。
高校野球「夏の甲子園大会」県予選に先駆けて開幕した同連盟の夏季大会。「いつかぼくらも」と出場の夢を胸に、長ツユのをぬって熱い戦いを展開した。優勝した桜木ライオンズAゾーンは1回戦対大宮タイガース戦を1点差で振り切ったあと、シリ上がりに調子を上げた。同市少年軟式野球全チームが参加し、王座を競う第30回秋季中央大会が8月26日、稲毛区天台の県野球場で開幕するが、桜木ライオンズは頂点めざし大きな弾みをつけたことだろう。
【Aゾーン】
◇1回戦
愛生グレート ⑩-10 みつわ台スラッガーズ
千城台イーグルファイターズ 11-4 干城台レッドシャークス
桜木ライオンズ 4-3 大宮タイガース
千城台ツインズ 10-1 小倉ライガーズ
◇2回戦
高根ニュースターズ 19-3 愛生グレート
みつわ台ホープス 7-1 千城台イーグルファイターズ
桜木ライオンズ 12-5 都賀の台レッドウイングス
都賀ジャガーズ 5-4 千城台ツインズ
◇準決勝
高根ニュースターズ 9-4 みつわ台ホープス
桜木ライオンズ 15-7 都賀ジャガーズ
◇決勝
高根ニュースターズ
2000000 2
061000X 7
桜木ライオンズ
▽バッテリー=藤本拓、金親史将-高橋寛己(高)大塚竜輝-吉川勇人(桜)▽3塁打=高橋寛己、宮崎善匡(高)▽2塁打=大塚竜樹、小林尚輝2本、土村春弥(桜)
「調子がいいので勝ちたい」。試合前そう話したライオンズの大塚投手。1回ニュースターズ1番鈴木大輔に四球を与え、2番宮崎の打球がエラーを誘い、4番高橋の3塁打で先制を許した。だが、大塚は自信をのぞかせたようにピンチは初回だけだった。「内外に球を散らし、好リードしたい」と話していた吉川捕手は「ポールが多いかなと思ったが、意外に良かった」と試合後に大塚の好投ぶりをよろこんだ。そのライオンズは2回1死後、5番大塚の右越2塁打で反撃の口火を切った。6番田中友基四球、7番小林の2点タイムリー左中問2塁打で同点とし、さらに8番梅澤和貴、9番小川亮が四球をえらび満塁。この絶好のチャンスに1番土村が右中問へ2塁打を放ち、2番高木雅人のセンターフライで土村も生還するなど、打者一巡の猛攻で一挙6点をあげて逆転。3回に2打席連続小林の2塁打で1点を加えた。ニュースターズは2回に大量失点したものの、これは不運としかいいようがない。中盤以後はライオンズに2塁を踏ませなかった。ともあれライオンズ優勝の主役のひとり大塚は「1回2点取られたときは危ないと思った。あとは気持ちを強くもって投げた」とVのよろこびをかみしめていた。
高校野球「夏の甲子園大会」県予選に先駆けて開幕した同連盟の夏季大会。「いつかぼくらも」と出場の夢を胸に、長ツユのをぬって熱い戦いを展開した。優勝した桜木ライオンズAゾーンは1回戦対大宮タイガース戦を1点差で振り切ったあと、シリ上がりに調子を上げた。同市少年軟式野球全チームが参加し、王座を競う第30回秋季中央大会が8月26日、稲毛区天台の県野球場で開幕するが、桜木ライオンズは頂点めざし大きな弾みをつけたことだろう。
【Aゾーン】
◇1回戦
愛生グレート ⑩-10 みつわ台スラッガーズ
千城台イーグルファイターズ 11-4 干城台レッドシャークス
桜木ライオンズ 4-3 大宮タイガース
千城台ツインズ 10-1 小倉ライガーズ
◇2回戦
高根ニュースターズ 19-3 愛生グレート
みつわ台ホープス 7-1 千城台イーグルファイターズ
桜木ライオンズ 12-5 都賀の台レッドウイングス
都賀ジャガーズ 5-4 千城台ツインズ
◇準決勝
高根ニュースターズ 9-4 みつわ台ホープス
桜木ライオンズ 15-7 都賀ジャガーズ
◇決勝
高根ニュースターズ
2000000 2
061000X 7
桜木ライオンズ
▽バッテリー=藤本拓、金親史将-高橋寛己(高)大塚竜輝-吉川勇人(桜)▽3塁打=高橋寛己、宮崎善匡(高)▽2塁打=大塚竜樹、小林尚輝2本、土村春弥(桜)
「調子がいいので勝ちたい」。試合前そう話したライオンズの大塚投手。1回ニュースターズ1番鈴木大輔に四球を与え、2番宮崎の打球がエラーを誘い、4番高橋の3塁打で先制を許した。だが、大塚は自信をのぞかせたようにピンチは初回だけだった。「内外に球を散らし、好リードしたい」と話していた吉川捕手は「ポールが多いかなと思ったが、意外に良かった」と試合後に大塚の好投ぶりをよろこんだ。そのライオンズは2回1死後、5番大塚の右越2塁打で反撃の口火を切った。6番田中友基四球、7番小林の2点タイムリー左中問2塁打で同点とし、さらに8番梅澤和貴、9番小川亮が四球をえらび満塁。この絶好のチャンスに1番土村が右中問へ2塁打を放ち、2番高木雅人のセンターフライで土村も生還するなど、打者一巡の猛攻で一挙6点をあげて逆転。3回に2打席連続小林の2塁打で1点を加えた。ニュースターズは2回に大量失点したものの、これは不運としかいいようがない。中盤以後はライオンズに2塁を踏ませなかった。ともあれライオンズ優勝の主役のひとり大塚は「1回2点取られたときは危ないと思った。あとは気持ちを強くもって投げた」とVのよろこびをかみしめていた。