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民話の広場

2006年09月05日 | 話題
「民話を通しての地域づくり」を目的とした千葉県の事業「民話の広場」の委託団体に佐倉市の「佐倉おはなしの会」が選ばれ、8月23日臼井公民館で最初の活動「民話の語りの会」が開かれた。
同事業は今年6月初めまでに県内で芸術文化の振興活動を行なうNPO、文化団体などを対象に参加団体を募集した。
選考の結果応募のあった県内7団体の内「佐倉おはなしの会」のほか「下総民話の広場実行委員会」(東葛・葛南)や「「おらが房州に民話の花さかせべぇ実行委員会」(南総)の3団体が選ばれ、来年2月までそれぞれの地域で民話を主体とした文化活動を繰り広げる。
「佐倉おはなしの会」は1987年から佐倉図書館主催で実施された電話をかけるとテープに吹き込まれた昔話が聞けるという「おはなしテレホンサービス」の流れをくむもので、実際に子どもたちを集め「生話」を話して聞かせる「おはなし会」は89年9月から。臼井公民館を会場に現在も月に1度開催され、最近は根郷公民館でも定期的に行っている。また佐倉市内各小学校や子ども会、幼稚園、保育園などに出張して行なう「語りの出前」を91年から実施、佐倉市内の数多くの子どもたちに昔話を語ってきた。
今回の選出はこれらの地道な活動が評価されたもので「会員数名の団体では快挙」とこれから次々に展開される事業へ意欲的に取り組んでいる。
今後の予定は子どもと保護者を対象とした従来のおはなし会が11月22日、2月25日と後2回、大人対象に民話の講師を招いて行う「民話学習会」が9月から6回、そして子どもたちに語りの指導をする「子どもかたりべの育成」など興味深いプログラムが組まれている。会場は臼井公民館ほか佐倉市ミレニアムセンター、志津コミュニティセンターで。
詳しくは043(486)7939の佐倉おはなしの会(清宮さん)へ。
 

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