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千葉市中学総体バスケットボール競技

2005年09月01日 | 今号いちおし
 平成17年度千葉市中学総体・バスケットボール競技の決勝が7月20日、中央区の千葉公園体育館で行われ、女子は誉田中が蘇我中を45ー20で破り、春の千葉市民総体に続く優勝を果たした。3位は若松中、泉谷中だった。男子決勝は泉谷中と椿森中が大接戦を繰り広げ、第2延長までもつれ込み、泉谷中が61ー58の3点差で逃げ切った。3位は天戸中、みつわ台中だった。

 〔女 子〕
 ◇決 勝
     10ー7
誉田中45 15ー3 20蘇我中
     8ー2
     12ー8
 1Q、両者ハーフコートマンツーマンでスタート。試合開始早々、蘇我・浜田の3Pが決まる。その後、3分間、両者厳しいDFで得点することができない。残り4分、誉田・片山のリバウンドシュート、カウント1ショットや誉田・竹内の3ポイントが決まりだすが、10ー7で1Qが終了。
 2Qに入っても両者の厳しいDFは変わらず、誉田はインサイドにボールを入れようとするが、蘇我の早い寄りにボールを入れられず、外角シュートとなるが決まらない。蘇我はリバウンドから速攻を出そうとするが、誉田の早い戻りに攻め切れず、なかなか得点できない。しかし、誉田は中盤からオールコートマンツーマンプレスを仕掛け、一気に突き放し25ー10と誉田リードで前半を終了する。
 3Q、守りを固めて立て直しをはかる蘇我に対し、誉田は苦しむが、蘇我・三橋がリバウンドをがんばり、シュートを決める。DFをがんばる蘇我だが、なかなか得点を決められず、そのミスを突いた誉田が33ー12と引き離す。
 4Q、誉田は変わらずオールコートマンツーマンを仕掛け蘇我のミスを誘う。蘇我も果敢に攻めるが、最後まで声を出しコートをかけ回った誉田が45ー20で優勝を飾った。
  (千草台中・國上弘子)
 ◇準決勝
     5ー9
蘇我中45 15ー12 42若松中
     12ー2
     13ー19
 1Q、蘇我は2ー2ー1、マンツーマンのDF、若松は1ー2ー1ー1から1ー3ー1のゾーンプレスで互いに守り合う展開となる。DFが崩れたところにパスが通り点数が入っているというロースコアのゲーム、スタート。
 2Q、若松・岡住、島田のゴール下のシュート、黒田のジャンプシュートが決まり、得点を重ねると、蘇我は浜田、藤田の3Pシュートで巻き返す。残り1分、蘇我・和田、山田のインターセプトからのジャンプシュートで逆転。
 若松も高橋がゴール下のシュートを決め、再逆転。1点差で前半を折り返した。
 3Q、蘇我はオールコートの2ー2ー1ゾーンプレスとハーフのマンツーマンを巧みに組み合わせ、徐々に自分たちのペースに相手を引き込んでいく。蘇我・藤田、斉藤が速攻のランニングシュートを決めると流れは完全に蘇我ペース。
 4Q、若松も3P、パスカットからの速攻で食い下がり、残り1分を切って3点差に詰め寄るが、相手のゾーンプレスを落ち着いて攻め、最後まで粘りのあるDFを見せた蘇我がノーシードでここまで勝ち上がってきた若松を倒し、決勝進出を決めた。
   (轟町中・後藤節子)
     8ー10
誉田中48 16ー8 44泉谷中
     14ー12
     10ー14
 春の市民総体優勝の誉田にノーシードから勝ち上がった泉谷が挑んだ一戦。
 立上りから泉谷の粘り強いマンツーマンDFを誉田が崩せず、泉谷有利に試合は進んだ。 2Q6分、誉田は片山の逆転シュートで波に乗り、竹内、小西が立て続けに得点を重ね、3ゴール差をつけて前半を折り返す。
 後半は誉田のペースで流れるが、4Q開始直後から泉谷が反撃を開始。4Q2分、泉谷・河原のスリーポイントで流れを引き寄せ、宮崎のスリーポイントシュートが決まって同点。さらに河原のカットインで逆転に成功。
 しかし、誉田はタイムアウトを有効に使い、泉谷の流れを断ち切ると片山のゴール下のジャンプシュートで追いつき、竹内のポストプレーで再逆転。そのまま逃げきりに成功し、決勝に進出した。
   (幕張西中・星直幸)
 ◇3回戦
誉田74ー31椿森▽小中台53ー50土気南▽泉谷65ー50稲毛▽幕張西47ー32真砂二▽蘇我70ー27幕張▽千葉大附49ー44生浜▽若松56ー30花園▽天戸55ー31みつわ台
 ◇準々決勝
誉田45ー29小中台▽泉谷65ー33幕張西▽蘇我56ー55千葉大附▽若松40ー39天戸

 〔男 子〕
 ◇決 勝
     20ー10
     9ー12
     11ー13
泉谷中61 11ー16 58椿森中
     延 長
     3ー3
     7ー4
 両校ともハーフマンツーマンでスタート。泉谷が西川のゴール下のシュートで先制。椿森も山口、石倉がシュートを決めるが、泉谷・小島の3P、レイアップで相手を寄せつけない。
 2Q、泉谷・大友のリバウンドシュートが決まると、椿森も和田が決め、返すが、点差は縮まらない。ともにシュートを決めあぐね、椿森・岩崎がジャンプシュートを入れ、前半7点、泉谷がリードして折り返した。
 3Q、椿森・蛭川が苦しい体勢でゴール下のレイアップシュートを決め、山口が3Pを入れ、点差を縮めるが、高さのミスマッチをうまく利用して泉谷・大友のセンタープレーが見事に決まる。
 4Q、椿森はオールコートマンツーマンにDFを切り替え、逆転を狙う。ラスト4分、山口が3Pを決め1点差。ラスト2分、岩崎のドライブインで逆転。しかし、泉谷は大友のフリースロー、レイアップで再逆転した。
 ラスト1分を切り、椿森・石倉、相内がジャンプシュートを決めて同点に。
 ゲームは延長戦へ。椿森・山口が3Pを決めると泉谷も佐藤のゴール下のシュートでまたも同点。
 第2延長は泉谷・中村のジャンプシュートで再スタート。大友のスティールからのワンマン速攻も決まり、5点差とするも、椿森・岩崎がカットインプレーを決め、1分を切って3点差。
 最終的に高さとスピードに勝る泉谷が優勝を手にしたが、両校の最後まであきらめないでボールを追う姿に拍手。
   (轟町中・後藤節子)
 ◇準決勝
     18ー12
椿森中65 11ー8 49天戸中
     18ー12
     18ー17
 1Q、天戸ボールでスタートし、いきなり仁井田のジャンプシュートで先制するも、その直後、椿森・山口が入れ返すという序盤から両エースの対決。天戸はオールコートマンツー、椿森はハーフマンツーで互いに激しく守る。
 椿森は和田のポストにボールを集め、インサイドで勝負するのに対し、天戸は仁井田、天津のカットインからのジャンプシュートで応戦し、一進一退の攻防。
 2Q、両チームともに堅いDFと確実なリバウンドで苦しい展開だが、椿森・和田のゴール下の強さと山口の3Pなどで少しずつ点差が開いていく。
 3Q、椿森・石倉のリバウンドショットで先制。天戸は仁井田の個人技で勝負するが、椿森は和田のポストからのシュートや岩崎の3Pで着実に得点を重ねリードを広げる。天戸はタイムアウトを取るが流れは変わらない。
 4Q、互いにDFが激しくなり、ゴール下のファールでフリースローでの得点が増えていく。その後、激しい点の取り合いになるが、椿森・山口の24秒オーバータイムぎりぎりのスーパー3Pシュートで流れを変えさせず、終盤、天戸は仁井田、天津の連続3Pで巻き返しを図るが、椿森・山口がファールからのフリースローを確実に決め、そのまま椿森が押し切った。
11ー10
泉谷中49 10ー3 23みつわ
     8ー2  台中
     20ー8
 1Q、みつわ台が池邊伯のミドルシュートで先制。泉谷は大友のカットインで追いつく。お互いハーフマンツーで激しく守る。一進一退が続くが、泉谷・中村の3Pが決まり、永谷が勢いに乗る。みつわ台は外のシュートが決まらず苦しい展開だが、フリースローを確実に決め、追い上げる。
 2Q、泉谷がポストにボールを集め、みつわ台のファールを誘い、加点。さらに小島の3Pが決まり、大きくリード。前半は泉谷21ー13。
 3Q、泉谷・大友のフリースローで先制。みつわ台は渡邉カットインで反撃。しかし、みつわ台はゴール下でのファールが重なり、泉谷がフリースローを着実に決め、リードを広げる。さらに泉谷・小島の3Pでついに2ケタの点差をつける。
 4Q、みつわ台は2ー1ー2のゾーンに切り替えるが、泉谷の外からのシュートに対してリバウンドを支配できず、苦しい展開。泉谷は小島の3P、大友のミドルで点差を広げる。みつわ台も廣島がゴール下でがんばり、追い上げるが泉谷の勢いは止まらず、そのまま押し切った。
 (千城台南中・小林公人)
 ◇準々決勝
椿  森 63ー43 千葉大附
天  戸 71ー44 有  吉
みつわ台 51ー47 稲  毛
泉  谷 80ー50 昭和秀英

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