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全国障害者スポーツ大会出場目指す

2006年09月14日 | 話題
 4年後に迫った第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」(平成22年開催)。この国体終了後に全国規模のもう一つのスポーツ大会「全国障害者スポーツ大会」が開かれるが、同大会への出場めざして練習を続けているスポーツクラブチームがある。
 千葉市稲毛区天台の県障害者スポーツ・レクリエーションセンターを活動拠点にするID(知的障害)バスケットボールチーム「サン・パークス」(金子カツ子代表)のメンバーたちだ。
 チーム名の「サン」は日曜日、「パーク」は公園という意味で、もとは千葉市内の養護学校や障害者高等技術専門校などに通う生徒、OBや社会人たちが「日曜日に気軽に集まれるようなサークルを」とつくられた。
 休日の余暇活動の一環として月1回、絵画やカラオケ、バスケットボールなどを楽しんでいる。
 参加者のなかには千葉市内の中学校特殊学級に通っていた当時、「げんき交流会」というバスケットボールの大会で活躍していた人もおり、そのなかから競技技術の高い人を中心に平成8年、クラブチーム「サン・パークス」が結成された。
 翌年から県内外のIDバスケットボールの大会にも参加するようになり、現在に至っている。
 メンバーは高等部1年生から36歳の社会人まで、総勢26人(男子23人、女子3人)。
 月1、2回の練習日にはボランティアのバスケットボール指導者や中学生、高校生らの協力を得て、メキメキと上達、力をつけている。
 昨年5月の第6回千葉県障害者スポーツ大会でサン・パークスAが優勝、同Bが3位に入った。また、今年5月には東京・板橋区で開催された第7回都障害者スポーツ大会に飛び込みの形で参加し、社会人男子の部Aブロックで優勝、同Bブロックでも3位に輝くなど好成績を収めている。
 千葉国体後に開催される全国障害者スポーツ大会に向けて、「サン・パークス」事務局が現在取り組んでいるのは障害者のスポーツ大会「千葉市ゆうあいピック」の正式種目に「バスケットボールの部」を加えてもらうこと。
 全国大会に出場するには都道府県の予選にあたる政令指定都市・千葉市の「ゆうあいピック」で千葉市代表になることが必要なためで、「IDバスケットボール」の認知を関係機関、団体などに積極的に働きかけている。
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~sunpark/

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