華麗なる一族最終回

ついに最終回でしたね～。
ドラマと小説では展開も違っていましたが、根底に流れるテーマは一貫していたような気がします。
善と悪が戦ったとき必ずしも正しい方が勝利を得るとは限らない。
また悪が勝利したとしてもそれが未来永劫続くものとも限らない。
栄えるものもいつしか勢いを失い滅び去る運命にある。
また絶対的な悪も絶対的な正義も無いということです。

この物語の中で最も罪なのは誰かな？
私が思うに圭介でしょう。
財閥を作り上げ企業を育てた手腕は凄いと思いますが、自分の息子の嫁に手を出しその家庭に翳をさすなんて最低最悪の舅だと思いますね～！
たとえどんな人格者で尊敬されていた人であっても、その一点だけで許しがたいですよね～。
とにかく様々な人物に男って～（怒）と怒りを掻き立てられることが多いドラマでした。
高須相子女史にも同性ながら苛々させられたけどね～（笑）
何で愛人なのにあんなに奥さんや家族にえらそうにできるのかしら～？（汗）
大介も愛人にあんなに大きな顔させちゃ駄目でしょ～（汗）
最後は彼女もお気の毒だったけど～。

ただ鉄平と言う理想に燃えた男が、自分の生まれた経緯に疑惑を抱き煩悶しながらもひたすらに突き進む姿は美しいな～と思いました。
正直第一回目を観た時はまだ役に成りきれていないんじゃ～？（汗）と思ってたけど回を重ねるごとに鉄平らしくなっていったようで嬉しく思ってます。
昨日某番組で山崎豊子先生のインタビューが流れてたけど、先生からも「最初はハラハラしたけど今は鉄平頑張れよと応援しながら観ています」と応援メッセージをいただいてて認めてくださったのかな？とまたまた嬉しくなりました♪
木村君も普段とは違う役作りに苦労したと思うけど、また１つ階段を上っていい役者さんになっていってくれたらいいな♪と思います。
（既に目線はお母さんかもね～笑）