秋の童話

冬ソナ以前に作られた四季シリーズ第一弾ドラマです♪
裕福な家庭に育ったウンソは、優しい兄ジュンソと両親に見守られ何不自由なく暮らしていました。
ジュンソは学園の王子様的存在で女の子たちの憧れの的。
ウンソも友達や先輩に兄宛の手紙を毎日預かり、困っています。
ところが、ジュンソは貰った手紙を片端から捨ててしまい、興味のある素振りを見せません。
「好きな人がいる」というジュンソに一抹の寂しさを隠せないウンソなのでした。

ウンソの同じクラスのライバルシネは、貧しい暮らしの中抜群の成績で一番をとります。
しかし投票で学級委員の座をウンソに奪われ、裕福で皆に愛されるウンソを密かに羨んでいるのでした。

そんなとき、ウンソが事故に遭います。
血液型が家族と合わず、産院で他の子供と取り違えられていたことが分かります。
取り違えられていた子どもはシネでした。
家族は事実を知り驚愕しますが、今まで家族として愛してきたウンソをいまさら手放せるわけもなく苦しむのでした。

事実を知り屋敷を訪れるシネ。
ウンソの母は二人の娘を両方とも手元で育てることを望みますが、娘を一度に失うシネの母の辛い心境を思いやったウンソは、シネの母の元へ行くことを望みます。
アメリカへ転居する一家を涙ながらに見送るウンソ。
それから彼女の悲しい日々が始まったのでした。

数年後。
ホテルのアルバイトをしながら家族の生計を支えるウンソ。
ウンソは身体の弱い母と働けず暴力をふるう兄のため、進学を諦め必死に働いていました。
また、大学時代の友人ユミと婚約したジュンソ（ソン・スンホン）でしたが、残してきたウンソのことがずっと気がかりでした。

ホテルのオーナーの末息子テソク（ウォンビン）は、客室係のウンソに惹かれていきます。
テソクは兄のジュンソの親友であり、ウンソはついに兄のジュンソと再会するのです。
仲の良い兄妹だったふたりでしたが、再会しいつしか二人の愛は違った形に変化していきます。

一方シネはアメリカで何不自由なく育てられ、大学で学び美しい女性になっていました。
しかし、ウンソを思うあまりに病気になってしまった母をはじめ、家族の愛が未だに置いてきたウンソにあることを感じ傷ついています。
その上、元恋人のテソクの愛がウンソに向けられていることを知り、益々ウンソを疎ましく思うようになるのでした。

現在お互いの愛を確かめ合ったウンソとジュンソが駆け落ち中（汗）。
ジュンソを熱愛する婚約者のユミ、ウンソを愛するテソクがこれからどうでるのかというところです（汗）
一応小説版は読んだのでストーリー知ってるけど、続きを楽しみにしてます♪

ストーリー展開はほんと昔の大映ドラマか、赤いシリーズといったところですね（笑）
血のつながらない兄妹が恋に落ちるとか、病気に苦しむ薄幸の主人公というのはありがちな設定ですが、懐かしい感じです♪
ウンソ役の女優さんが井森美幸ちゃんにちょっと似てます。
テソク役のウォンビンは昔のキムタクにちょっと似てるわ～♪
ジュンソ役のソン・スンホンは昔ながらの二枚目って感じ～なんか昭和初期の俳優さんのようです。