あろてあろあ日記

単なる日記です。特にテーマもありません。
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経済感覚

2007-05-04 | Weblog
主婦業、年俸1600万円に相当=「母の日」控え米社試算


【シリコンバレー3日時事】専業主婦がこなす炊事洗濯や育児などの家事は、年俸13万8095ドル(約1660万円)に相当-。13日の「母の日」を前に、主婦の重労働ぶりを再認識するきっかけにしてもらおうと、米人材情報会社サラリー・ドット・コムがこんな試算をまとめた。

同社は、子供の送迎を「運転手」、調理を「料理人」、家族の悩み相談を「カウンセラー」などと家事を10項目に分類し、それぞれをプロに任せた場合の料金を積算した。主婦の作業時間は週92時間で、うち52時間を残業として割り増し計算したという。今年の年俸は前年に比べ3%上昇した。
 職業を持つ母親についても、家事に対する報酬として年8万5939ドル(約1030万円)の「ボーナス」受給資格があるとはじき出した。





そっかあ。そんなになるのかあ。


なら,主婦(主夫)になろうかな


まあ,なろうと思ってもなれるわけではないので,それは冗談として






記事の趣旨は,母の日にあわせて,主婦(主夫)業をわかってもらおう,という点にありますが,ちょっとうがった見方をすれば,奥さん(旦那さん)が主婦(主夫)になれば,主婦(主夫)業を外注すれば1600万円かかるところを節約している,と見ることができます。



また,主婦(主夫)業を全部奥さん(旦那さん)に任せれば1600万円払わなければならないところを,半分まかなうことによって,相殺して,ようやく支払がゼロになります。とすると,金銭のやり取りをしないなら,お互い家事の半分はしなければならないことになります。



さらに言えば,昔,主婦業は3食昼寝付きなんていわれましたが,1600万円の対価としては少なすぎることになってしまいます。



同様に,昔,女性にとって結婚は永久就職であるなんて言われることもありましたが,年収1600万円の職に就職すると考えれば,かなりいい就職先です(笑)。





何でもカネに換算するのはさびしいことですが,カネに換算してみて見方が変わることもあるので,経済感覚をもっていることは大事だな,と思った記事でした