西中島だより

ARC建築設計工房の代表のパートナーによる日々雑感です。
日々の暮らしを通して住まいについて綴りたいと思います。

年に一度のミッション遂行

2010年02月01日 | 日々雑感
週末、猫を予防注射に連れて行きました。
これは一年に一度のミッションです(笑)

以前にも書きましたが、このミッションは
非常に気の重いミッションです。

休日の朝、まず、猫の居場所確認から始まります。
掴まえやすい場所でおとなしく寛いでいることが肝心です。
(逃げて隠れられずにさっと掴まえられることができるように)

それから、猫に気づかれないようにキャリーケースを
納戸から取り出して、入口を上にして開けておきます。
(ここでキャリーケースに気づかれると逃げてしまいます)

そして何食わぬ顔で猫に近づき、サッと抱えて
有無を言わさずケースに入れて入口を閉めます。
(しかし、どうしても足や手がひっかかって
入れることができず、失敗に終わることもあります)

無事にキャリーケースに入れる事ができた暁には、
動物病院に向かいます。

病院に着くと、たくさんの犬や猫が来ていて、
他の犬や猫を極端に恐がるうちの猫にとっては、
恐怖の場所らしく、ケースの中でひとり唸っています。

なるべく他の犬や猫たちが寄ってこないように
待合室の隅に陣取って、ケースを隠すように
置いて順番を待ちます。

順番が来て、診察室に入って、ケースから出すのが
また一仕事です。
とにかく出たがらないので、ケースを逆さまにして
振り落とすようにして出します。

先生に診察して頂いて、注射をしてもらう間、
ひたすら唸り続けます。
この間は助手の方が掴まえてくれているので、
私は密かに手袋をはめます。

注射が終わり、助手の方が手を離すと、
今度は逃げるようにケースの中に入り込みます。

そして、私はすかさず手袋をした手で入口の金具を
閉めます。

この時、猫は恐怖のあまり、非常に凶暴になっていて、
閉めた入口の柵に向かって唸りながら
金具を閉める私の手に向かって猫パンチで
引掻こうとするのです。
私は手袋で応戦します。

無事怪我もなく金具が閉められたら、
このミッションは終了します。

しかし、私は極度の緊張から解放されて
どっと疲れるのです。

今年も何とか無事ミッションが終了しました(笑)