西中島だより

ARC建築設計工房の代表のパートナーによる日々雑感です。
日々の暮らしを通して住まいについて綴りたいと思います。

防災訓練に参加して・・・

2008年09月06日 | 日々雑感
 9月は防災に関する行事がよく行われる月ですが、
住んでいる自治体でも、今年より防災訓練が行われました。
といっても、地域の連合自治会では、もう何年も前から、
11月に毎年防災訓練を行っていますが、
自治体が声をかけての訓練は始めてです。

 今年は自治会の委員を引き受けているので、
朝9時半に震度7の地震が起こったとの想定で、
役員が一時避難場所に集合し、被害状況を自治体から
派遣された方に説明、伝達致しました。

 日頃の訓練も大事ですが、昨夜、テレビで
地震の活断層に関する報道番組を観ていたのですが、
日本とよく似た地震国のニュージーランドでは、
国民は皆、自分の住んでいる地域のどこに活断層が
走っているのか、よく知っているそうです。
マスメディアによる報道や、学校の授業等で
教えられていて、知らない人はいないと言える位だそうです。
 そして、活断層の上に住んでいる住人には自治体から
その場所が活断層に架かっているという通知が来るので、
住人は家の耐震補強をしたり、その場所から離れる選択を
したりすることができるということです。

日本も昨年、活断層上での対策の必要を国が、各自治体に
通達したそうですが、詳しい情報を住民に公表し、
対策、選択ができるようになれば、地震の被害は
もっと少なくできるのではと思いました。