自転車の初乗りをして来た。松の内であり慎もうかとも思ったが、元旦に家の前を走り過ぎた人もあり、何より此の辺りで一月に自転車に乗れる機会は滅多にしか無いので行って来た。去年も早々に二月に出る事が出来たが、案の定身体はすぐに温まったが手足が予想以上に冷たく、途中で雨になったのを幸いに引き返したので今年はその点にも留意して身支度を整えて出た。その甲斐あって快調に走る事が出来、トイレに寄ってから再び颯爽と走り出したが稍在って違和感を覚えて立ち止まった。トイレに寄る前には感じなかった冷たさを足に感じたのである。前と後とで違う点はどう考えても無い。尚良く考えて思い出した。二重に嵌めていた手袋の外側の方をし忘れていたのである。つまり最前と違って冷たく感じ出したのは手なのに実際に感じ出したのは足の方であったという訳である。両方共身体の末端であり神経が繫がっている(?)が故の錯覚なのであろうか。
私は此の事を何故か面白く感じた。(続く)
私は此の事を何故か面白く感じた。(続く)