民族の誇り>儲け? ウソ

心底アホなので、自分がやっていることがどれだけ程度の低いことかわからないんですね。

 日本人の入店時に謝罪要求 中国吉林省の料理店
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005071101004322

 【北京11日共同】中国吉林省長春市の「城市晩報」は11日までに、同省吉林市の西洋料理店が「日本人は謝罪した後に入店すること」と記した札を掲げ、日本人客が歴史問題で謝罪しない場合は入店を拒否していると伝えた。
 札は3月からドアの横に掛けてあり、店主は「侵略戦争で中国人民に重大な災難をもたらした歴史を認め、頭を下げてわびた場合」に限り、日本人の入店を認めるとしている。札を掛けて以降、日本人客は1人も来ていないという。
 店主の行為について、中国各紙は「日本人に歴史を認識させることは中国人の責任だ」として肯定する声を載せる一方、「理性に欠ける」といさめる意見も紹介している。

「このニュースもう見たよ」「遅えよ」という声が聞こえてきそうですが、所詮記事を書いたのは共同です。大事なところを書かないのはサーチナ並です。同じ「城市晩報」を引用したのなら、勝手には端折らないで欲しいなあ。ちゃんとした思想的バックボーンがあってやってるのに。

 吉林のレストラン 日本人客はまず謝罪
http://hk.news.yahoo.com/050709/12/1ecq5.html

吉林『城市晩報』によると、吉林の西洋レストランの入り口に「日本人は謝罪して入れ」という札がかかっており、日本人が食事したい場合はまず頭を下げ、中国人民への謝罪を表してから入るよう求めているという。この札がかかってから、日本人は全く来店していないという。ある学者の説では、理性的な方法で中国人民の民族感情を表すべきだとしている。

このレストランは吉林市北京路北大街付近にあり、今年3月から「日本人は謝罪して入れ」という札がかかるようになった。レストランオーナー田氏は「店内に日本のお客も来ていたが、これは日本人を全く差別していない。我々は歴史を制止する日本のお客を歓迎するし、最高のサービスを提供する。しかし、歴史を認めないお客は歓迎しない」と語る。田氏はまた「日本人客はそれいら全く来店していないが、損害については全く気にしておらず、来店する若者が歴史を忘れてくれなければそれでいい」と話している。

吉林北華大が教育学院社会学専門家の瀋健教授は、「日本の友人たちに、あの侵略が中国に大きな傷をもたらしたという歴史と、中国人民の民族感情をわからせたいのなら、理性的な方法を用いて表現すべきだ」。(コメントで指摘していただいた誤訳を修正しました)

http://hk.news.yahoo.com/050712/3/1eftz.html

中国人の「歴史を正視」は、韓国人の「どこでも何にでも独島」に近くなってきました。時期は四川で暴動が起こる直前でしょうか。アサヒビールが店頭から撤去されたり、日本"入常"反対署名をネットで集めていた頃ですか。

しかし、好んでいく日本人はいないようで何より。まあ、頼まれたって行きませんけどね。理性的かあ。意味分かって使ってるのかしら。ていうか自信ありそうだったのに、札が小さい…注釈がないと読めません。「貧乏人は入るな」とか書いていた家具屋の方がデカかったです。札っていうか、これただの張り紙だし。

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ところで、このニュースを取り上げたのはこのオーナーのほかに民族の誇りを優先した、勇敢な男を紹介したかったからです。

毎年4月15日ごろと10月15日ごろから、広州貿易会が行われていることは皆さんご存知だと思います。毎年この時期はキップもホテルも取りにくいそうですね。企業の見本市ですが、日本企業の展示会になっています。

さて、北京、上海と日本の公館が相次いで襲撃される中、交易会の責任者は民族の感情を優先し日本企業の参加を認めませんでした。当然ブースはスカスカの歯抜け。責任者は当然、民族のなんたらを口にしていたと記憶していますが、後ろの光景が哀れでした。寂れきった商店街みたいな。いえ、パッと見はきれいなので余計に寒々しさを感じました。だれか写真撮ってませんかね。

この人だったとしたら、これまた哀れ。
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