半年後の上海領事館

組閣終了。穏やかな物腰でサラッと良い事言ってくれるまっちーが外相を外されたのは残念です。公式は既に前外務大臣になっています。仕事早いな。結局訪米が最後となってしまったのね。(まっちー公式サイト

退任に当たって謎の捨てゼリフを残していますが、「日中紳士協定なんてねえよ。王毅氏ね」というサインでしょうか。具体的な内容はその外務省のサイトに出てくれると思います。ちゃんとした内容を見ないと、真意は分かりませんから。(リンクミラー

まっちーは参拝にする事でそっちにばかり反応してしまう国があって仕事にならないから、参拝を控えていたのではと考えてます。首相の靖国参拝が、向こうのご機嫌を損ねている事は十分承知してますし。

マンセーするのはこの辺で止めときます。

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今年は大阪府と上海市の友好都市提携25周年だそうです。先月は上海市党書記で、秋の人事異動で首を挿げ替えられるかどうかが注目されていた陳良宇も先月大阪に来ていました。23日からは太田房江知事が上海に向かい、上海も投資のために、無理して友好ムードを作っているようです。ママさんバレー交流大会とか。

まあ、仕事以外では、"歴史を鑑に"とかで締められるような場は遠慮したいですね。

・歴史を鑑に未来へ向かい、共に未来を創る 韓正上海市長、太田房江大阪府知事、代表団と会見
http://www.shanghai.gov.cn/shanghai/node2314/node2315/node4411/userobject21ai124326.html
・歴史を正視してこそ未来を共に創れる:中日高校生の回が交流展覧記
http://www.shanghai.gov.cn/shanghai/node2314/node2315/node5827/userobject21ai124302.html

この交流式典?にテレビ局がくっついて行っていたようで、同行していた市会議員に、4月暴動でぶっこわされた日本料理店の補償金が少ない件について聞いていました。

そのテレビ局とは在阪のMBS(毎日放送)。1ヶ月に1度の上海市定例記者会見でも、同じ件について質問していました。上海市の記者会見テキストは、誰がどんな質問をしたか分かるのでいいですね。

MBS:4月のデモで破壊された商店の問題について、上海市政府は保証を約束したが、私の知るところでは、ある商店の損害は80万元前後なのに、上海市政府はシンボリックに5000元を賠償しただけで、賠償額は彼らの要求とかけ離れている。

上海市政府としては、どのようにこの件を考えるのか。既にお金を渡して終わったのか、または彼らとさらに交渉をするのか。


焦揚報道官:この問題について言えるのは、市政府の行った約束は必ず行われると言う事だけだ。市の主管部門はこの原則や具体的な状況に従い、善後策を講じている。

具体的な要求や額について、私はここで明確に答えられない。しかし、市政府が約束をしたのならそれは必ず果たされる事を強調したい。しかし、市政府がまだ賠償に応じていないのなら、それは市の美観や環境の後始末を約束したに過ぎないのだ。

MBSも特集を組んでますから、執念深いです。しかし、回答の意味が分かりません。訳がまずいとかそういうレベルではありません。

そこで暴動の後に開かれた4月27日の記者会見を見てみました。宣伝部主催で日中関係は大事だよ公演を各地で開催し、『解放日報』がデモは愛国でも何でもないと書き、胡錦濤がジャカルタで五点の主張を出し、まっちーが訪中した後です(時系列は合っているはず)。

言ってない・・・市政府が賠償なんて言ってなかったよ。襲ったヤツに賠償させるって書いてありました。あれ、その逮捕者はどうなったの?そう言えば襲われた日本料理店や日系の商店に渡った金も、「都市の外観と衛生環境を整えるため」でしたし、市当局の賠償は「火に油を注ぐ」ので拒否でした。

友好を謳っていても、所詮はこれですよ。暴徒がどうなったかはうやむやになり、補償問題も進展させる気配が無い。

また、MBSの番組では中央が補償するといっているのに、上海市は最低限の補償しかするつもり、地方との温度差が問題だ的な終わり方をしていましたが、中央はそんな事言ってましたっけ?中央の対応はこれですよ↓


襲撃公用車に「補償」=異例の25万円-中国外務省・昨夏のサッカー「反日」事件

 【北京25日時事】昨年8月に北京で開催されたサッカー・アジアカップの決勝戦で中国が日本に敗れた後、暴徒化した中国人サポーターが日本の駐中国公使の乗った公用車を襲撃した事件で、中国外務省は25日までに、日本政府の求めに応じ、破損した公用車の修理代として人民元で約25万円分を支払った。「反日」暴動に中国政府として異例とも言える事実上の補償措置を取った形だ。日中関係筋が25日明らかにした。(ソースミラー

番組で取り上げられていた補償金がもらえない日本料理店はともかく、領事館は建物を借りている会社が強引に原状回復したっぽいしなあ。円明園じゃあるまいし、そのままってのはさすがになさそうですが、どっちにしろ大使館はそれくらいの情報はサイトに載せるべきですよ。領事の写真すらないってのはどうかと思います。

お好み焼き屋が補償金もらえたかよりずっと大事でしょうに、この会見内容を報じたのも日経だけなら、領事館情報はどこもなし。産経、赤字なのは知ってるけど上海にも人置けよ。

という事で、上海にいる方、原状回復がなされてるか教えて下さい。
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強硬派の勝利宣言


 反日デモ、破壊行為の全員釈放 中国政府、強硬派に配慮

http://www.sankei.co.jp/news/050623/morning/23int003.htm(

 日本大使館さく高く 北京 デモ備え?警備強化

 【北京=時事】北京の日本大使館は二十二日までに、同館本館正面玄関のさくを高くする工事に着手した。七月上旬に完成する。日本大使館は「警備強化の観点から行っている」と説明しているが、同大使館の窓ガラスが割られた四月の「反日デモ」や、北朝鮮からの脱北者らの侵入を防止する狙いもありそうだ。

 工事は先週末に始まり、外務省予算による費用は二百万―三百万円の見通し。反日デモが発生前からさくを高くする計画は決まっており、反日デモと直接的な関係はないとされる。

 また、反日デモでは北京の大使館と大使公邸、上海総領事館の窓ガラスが割られる被害を受けたが、今回の工事は中国側が提案した原状回復でもないという。一方、日中両国政府は事務レベルでこれら三公館の修復に向け、金額面など細部を詰める交渉を続けている。

にゃるほど。ジャカルタで首脳会談が行われた時には、既に釈放されていたんですか。逮捕者が5年の実刑判決を受けたという情報が出た時に「もっと早く出てくる」と書きましたが、2週間で出てきてしまいましたね。彼の場合は手引書を書いていたので、悪質な部類に入りますがそれでも最大で2ヶ月拘束されていないのです。

アメリカにも謝ったことのない国なので公式の謝罪・賠償がありえないことはわかっていましたが、上海暴動の容疑者拘束は完全にポーズだったことになります。上海で日本人留学生をぶん殴った男も不起訴になりましたし、日本側が律儀に領事館へ励ましの手紙を送りつけた事件が逮捕されたのに比べると、ずいぶんセコい手を使いますね。もちろんこの逮捕された男は法によってそれ相応の処罰を受けるでしょう。

中国では「日本人のテロ行為後始めての逮捕者」と報道していましたが、どうもこの人が一人で全部やっていたみたいですね。ということで最初で最後の逮捕者になりそうです。

(強硬派が党内でどう台頭してきたかは【日々是チナヲチ】でじっくり分析されていますので、こちらでご確認下さい)

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発表当時はただただ発言を叩くだけに終わってしまいましたが、この十六日の外交部発言をもう1度見てみると、


 記者:今年4月の日本関連のデモで、日本大使館領事館が異なった被害を受けたが、日本側は中国側に謝罪と賠償を要求している、中国側はどのように対応するのか?

 劉建超:何度も言っているが、中国側は国際法と国際慣例に基づき、責任ある態度で関係する問題の処理をする。我々は現在この問題について話し合いを続けている。あなたが言及した謝罪問題だが、私はそういった問題は存在しないと考えている。これは既に解決をみている問題だ。

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謝罪すべき問題は解決しているから"もはや"存在しない、というのは襲撃を受けた公館が原状回復もなされていない事から独りよがりの発言であることは間違いありませんが、少なくともこれは中華人民共和国の公式発言です。

李肇星外相の「申し訳ないことをしたことは一度もない」発言からこの方、対日政策が硬軟どちらに振れようと公式謝罪についてはかたくなに拒否していた中共ですが、李発言は中国では報道されていないのに対して、外交部発言はしっかりと活字にされてこうして残っています。

16日の外交部発言で、強硬派が勝利したことをついに国内向けにも発表したものと取っていいでしょう。これほど明確な勝利宣言はこれまであったでしょうか。

延び延びになっている、「民間団体」の尖閣諸島への上陸も盛り上がってきます。もちろん一部の活動家とネット上でだけですが、「世論」をバックにまた日本へ圧力をかけてくるんでしょう。

そんな中、小泉首相の靖国神社参拝が刻一刻と迫ってきていますが、昨年正月からずっと中止を要請してきたものの全く譲歩を引き出せていない中共指導部。昨年の首脳会談で参拝に対する手打ちがあったとの報道もあり、胡錦濤では無理だと判断した一派が対日姿勢を強硬にしています。既に効き目がないのは分かっていますし、累積する国内問題に優先してまで力を入れる問題ではないんですが、彼ら特有の「自尊心」で周りが見えていないのかもしれませんね。
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謝罪・賠償要求を隠す意味ある?

 中国、反日デモ被害に責任 国際法違反、事実上認める
http://www.sankei.co.jp/news/050512/kok095.htm(産経)
 
中国外務省の孔泉報道局長は12日の記者会見で、一連の反日デモで日本大使館などが被害を受けた問題で「中国は責任ある国家として、国際法に基づき自らの職責を果たすつもりだ」と述べ、中国側の対応が国際法に違反していたことを事実上、認めた。

 反日デモ被害、中国が「見舞金」を打診・賠償問題決着狙う
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050512AT1E1200512052005.html(日経)

外務省は両国関係の安定の観点から対応する方針。あくまで賠償を求めつつも、「見舞金」は受け取る方向で政府内の調整に入っており、賠償問題はこれで事実上決着する可能性が出てきた。両国政府は13、14両日、北京で次官級協議を予定。この席で中国から正式に「見舞金」の提案があるとみられる

自民党からも「原状回復すれば済む話ではない。壊れた部分をそのまま残し、暴挙を内外に示せ」と強硬意見が出ているほどですが、在中の公館施設は借り物なので、最終的には何やかやと理由をつけて無理やりにでも修理されるでしょう。外務省が手打ちしたようですし。

大家が修理をしたがり、店子が嫌がるなんてお笑いですが、これ、なかなかいいアイディアですよね。会談があるたびに「謝罪と賠償」を持ち出してやれば、他人の気持ちを理解出来るようにかも。

中国が円明園を直さないのも同じ理由なんでしょう。日ごろ国の恥を忘れるなと言っているのだから、分かってくれるはず。ところがですよ。


http://www.fmprc.gov.cn/chn/xwfw/fyrth/t195333.htm(5月12日中国外交部)

そんなことは定例記者会見のテキストにはひとつも書いてないんですよ。原文でどういったか確認するために見たんですが、案の定というか。趙紫陽死去の際もそんなことやってましたっけ。

http://hk.news.yahoo.com/050511/12/1ceep.html(明報)
http://www.zaobao.com/special/realtime/2005/05/050511_25.html(聯合早晩)
http://hk.news.yahoo.com/050511/3/1ce13.html(ロイター)

大手はいつものようにスルーをかましていますが、いくつかのメディアで報道されています。それも「細田官房長官や逢沢副外務大臣が中国側(李肇星)が『デモで傷ついた大使館、領事館を適当の方法で処理する』」と明かしたことを共同が明報が引用。それをまた聯合早晩がパクるというややこしい作りになっております。ロイターは李肇星の名前を出していますが、大元はやはり共同。

「原状回復に同意」、「損害を処理」。日ごろお好きな賠償(中国語でも賠償)という二文字が見当たりませんが、字数稼ぎですか。

これらのメディアは孔泉から直接聞ける立場にいるはずなのに、何で共同やロイターが配信しているニュースを買ったりするのかと。孔泉は天子様じゃあるまいし、直接お言葉を述べると権威が下がるわけでもないですし。このニュースは復活した保釣連合会も早晩からしっかり拾ってきてますよ。

ttp://www.cfdd.org.cn/bbs/dispbbs.asp?boardID=65&ID=19175&page=1

書き込みにある「謝らない」というのは分かりますが、「謝れない」とはどういう理由からか図りかねます。「謝罪は国の恥」みたいな書き込みもありました。ああ、やっぱりメンツか。
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デモ参加者が懲役刑に

GW前に、自発的にデモに参加した人間が上海公安局によって逮捕されました。「愛国有罪」とも取れるような記事が一瞬出回りましたが、あれは何だったんでしょうか。単純に北京(と世界)に対するハッタリなのか、それとも燃料投下を続けているのか。

どちらかはわかりませんが、北京や他の地域との温度差を感じる動きがまたありました。もう逮捕者の判決が出てます。北京では上海のようなえげつない晒し者の刑はやってません。上海が強硬に出る理由は何か?ともかく、判決が早いですね。

 香港紙:ネット上の反日デモを扇動した上海の男性に懲役5年
http://www1.chinesenewsnet.com/MainNews/SinoNews/Mainland/cna_2005_05_08_06_50_22_996.html

これによると、湯曄という25歳の男はデモの日時、経路、注意事項などをネットで流し、治安びん乱で5年をの懲役に処せられたとのこと。この男は日本のニュースでも報道されたのが効いたのか、結構重い刑が処せられました。見せしめ感120%です。詳細な「デモ計画書」を作成したとされています。何を持っていくべきか、警察のおじさんにはにこにこしていよう、などが書かれてあったあれです。

彼の書いた「上海地区日本右翼への抗議活動手引書」を見つけました。メルアドはまだ生きてますかね。
http://www.enjoykorea.net/showthread.php?p=4480

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なぜ上海がこうも強硬なのか、中国国内でこのことは報道されていないのか。北京が上海の独走を抑制しているのか。よく分かりません。でも、5年っていうのはどうでしょう。この様に。
張春橋病死
http://politics.people.com.cn/GB/1026/3377717.html

【新華社=北京】林彪、江青反革命集団の主犯である張春橋が、2005年4月21日にガンで病死した。

張春橋は88歳、1981年1月に最高人民特別法廷で死刑判決を受け、2年の執行猶予を受けた。1983年1月に無期懲役、終身政治権利剥奪に減刑、1997年12月に懲役18年、政治権利剥奪10年に減刑。1998年1月、服役中に重病のため一時出所していた。

中国の司法は党の影響下にあります。張春橋などの「文革の首謀者」には、判決が出る前に当局から「死刑になることは無い」発言が出て「やっぱり」と世界中に思わせたそうですが、愛国者に治安びん乱で5年は長すぎます。人知れず出所していることでしょう。刑期などさじ加減ひとつでどうにでもなります。見せしめ感は抜群。

懲役が本当だとしても、たったの42人に全責任を負わせるのはちょっと酷ですしねえ。参加者全員を捕まえるのは不可能ですが、ただの会社員や学生ではなくデモを組織したのは明らかに保釣だと分かっていますし、それにゴーサインを出したのはもちろん当局。

得意の逃げ切りも問題ですが、李肇星が外相会談で「日本に謝らなければいけないようなことはしていない」発言は書かれた紙を読まされていたらしいですね。誰が読ませたのか?今回のニュースを流したのと同一人物?それが分かるような情報網があれば苦労はしないんですが。

話があっちこっちに飛んでしまいました。


追記(05/15/22:56):5日前のエントリーに追記を付けて、どれくらいの方の目に触れるか分かりませんが、上海当局が先月26日に拘束した謝井涼が、13日に釈放されていました。謝井涼は保釣聯合会のメンバーでデモには参加していないものの、ネットで同じく手引き書をばら撒いていたようです。そういえば北京で拘束されたメンバーはどうなったんでしょうね。
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暴動参加者

また暴動ネタです。

ここに来て、暴動関係者に対する摘発が厳しくなってきました。昨日(25日)にはネットで反日デモ呼びかけた男を、江蘇省の公安当局が拘束したことを新華社の海外版が伝えています。しかし、日本語版がなぜか見つからないので香港から。

 南京で反日抗議を呼びかけたネットユーザーを拘留 暴動の再演を抑える狙い
http://hk.news.yahoo.com/050425/3/1bvng.html

揚子晩報の報道によると、北京、上海に学ぶよう19日、20日に抗議活動を呼びかけた20歳の男性を、21日未明にネットカフェで拘束したとのことです。21日といえばデモ情報の流布を当局が既に禁止しています。この男性は昨年成績不良で大学を退学しています。

これは同じ男なんでしょうか。

ネットユーザー反日デモで車両爆破をほのめかし逮捕
http://hk.news.yahoo.com/050425/12/1bvt1.html

メーデーに南京のデモで車両を爆破しようと書き込んだみたいです。

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そしてこれ、一斉摘発です。

 反日デモで16人逮捕・上海の公安当局
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050425AT2M2501L25042005.html

以前未確認で参加者や日本人を殴った者を拘束したニュースが流れましたが、これは上海市公安局のホームページにも載っていました。せっかくなので公安局の情報を見たいと思います。

 日本関連デモに乗じて社会秩序を乱す 破壊行為は法的処罰を受ける
http://www.police.sh.cn/shpolice/bobao/item/2005_04/13626.shtml

4月16日、上海市の一部学生と群集が市内で日本関連のデモ活動を行ったが、その中に紛れ込んだごく少数の不法分子がが機会に乗じて投石を行い商店を破壊した。こういった破壊行為は社会秩序を著しく破壊し、都市のイメージを傷つけ、多くの市民が憤慨と非難を表した。警察の捜査により、現在16人がすでに逮捕され、26人が拘留されている。

李碧純は群集のデモ活動に乗じ、ビール瓶を投げ、者を焼き払い、古北路付近の商店とレストランのショーウインドーを破壊した。李は上海市のある会社員である。

学生の張建勇は日本関連のデモ活動に乗じ、平屋の屋根に登って石、インク瓶、ペットボトルなどを投げ、煽動した。張は「非常に後悔している。過激な方法を採るべきではなかったし、違法行為をやるべきではなかった」と話している。

上海市のある大学の体育教師である尹秀峰はデモの群集に紛れ、警戒線を率先して破り、鉄パイプ、スパナなどを奪い、路上広告の足を壊した。また植木鉢と石で仙霞路のレストランを破壊した。「学校や私を教育してくれた先生、自分の学生に対して申し訳ない。私の教訓を他の人への警鐘とし、他の犯罪を犯した者が自首する事を望む」

「警戒線を突破して」って、映像で見る限り全く死守する気が見られませんでしたけど。それにしても皆やりたい放題ですね。体育教師は日本の報道でもさらし者になっていますが、何となく王直の墓を夜な夜な壊しに行ったバカな教師2人組を思い起こさせます。デモを目の当たりにし、理性が飛んだんでしょう。一番派手な動きをしています。

これは第一陣なのでこれからもっと逮捕者は増えていくでしょうが、こうしてみると、逮捕された人間の身分が色々。もっと特定の集団に集中するかと思ったんですが。

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昨日は無かったんですが新浪網で見つけましたよ、数行の関連記事。反応を知るために掲示板を見てみたのですが、「あいつら日本のスパイだ。叩き殺せ」というのがいくつかありました。いつもながら漢奸認定による切捨ては見事です。

でもスパイ説はあるかもしれません。日本のじゃなくて公安のです。少なくとも私服や公安の息のかかった反日団体のメンバーが群衆に紛れてて、デモ隊をあらぬ方向に行かせないようにしてたというのはありえます。在外公館へ誘導したのは次善の策でしょうが。

北京も上海も、デモ隊は統制が取れていませんでしたし、もし日本人居住地域に足が向いていれば公安は全力で守らないと日本人に死人が出ます。そうなると民衆と公安の全面対決に発展し、不満を散らすどころかその矛先は日本人ではなくなっていたでしょう。「大使館(領事館)へ行くぞ」と最初に声を挙げたのは誰なんでしょうね。

妄想なので、あまり本気にしないで下さい。
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