また秦剛かよ。孔泉を出せ

使えないといっておいて4日。今日も担当は秦剛なのが残念です。皆さんも残念でしょう。いくつか以前のエントリーに関係する答えも出てきましたので、お知らせします。(ソース

問:日本が数日前に中国、ロシアの国連分担金を増加するよう要求したが

答:国連分担金は、加盟国の支払能力やその他の問題を考慮して総合的に決めるべき。各国は即時、全額を無条件に納めるべきであり、これは『国連憲章』が規定する加盟国の履行すべき基本的な義務である。中国はこれまでと変わらず義務を行っていく。

答えになってませんが。

問:日本の小泉純一郎首相が年末に靖国参拝を示唆し、中国が反対する理由は政治的なもので、日本の政治力拡大を危惧していると話しているが。

答:アジア国家の国民は日本の指導者の靖国参拝に反対している。なぜならA級戦犯が奉られており、彼らの手は日本軍国主義で被害を受けた人民の血にまみれている。日本の首相が戦犯を参拝する事が被害国の国民にとって意味するか、これはわかりそうなものだ。

おお、この質問を削除しないとは。後ろ2つには思い切り無視してますけど。位牌とか言わなくなったのはほめてあげましょう。そこが昨日の記事と違う点でしょうか。参拝が何を意味するか分からないのですが、教えてもらえそうにはありませんね。

問:本日、東京高等裁判所で小泉の靖国参拝は個人であり首相としてのものではないとの判決が出た。中国は個人としての参拝と首相としての参拝に違いはあるのか。

答:その見解を信じるのか。中国側の靖国に対する立場は一貫しており明確だ。日本指導者の参拝には断固反対である。靖国問題は現在の中日関係の困難を生んだ原因だ。歴史問題を正確に処理する事は、中日関係の重要な基礎であり、靖国を含む歴史問題の上では日本側の言動は反省や謝罪に背く誤ったものであり、中日関係の政治基礎にも反し、中国を含むアジア各国の人民の感情を傷つける。我々は中日関係の大局という観点から、自身の反省と謝罪を具体的な行動で示して、アジア人民と国際社会の信用を得る事を望む。

出た。出ましたよ。確かに明確ですが、日中関係の大局という言葉は聞きなれません。見落としてるだけかな。

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このほかに、呉儀が朝鮮労働党の建党60周年の祝賀祭に出席するそうです。五中全会の日程がよく分かりませんが、8日から11日までですので、あまり上の人間を出せないのでしょう。北朝鮮がその程度の存在と受け取る事も出来ます。あ、日本もか。ちきしょう。

来週は国慶節で一週間会見もお休みです。これまた残念。
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小泉、年末までの参拝示唆

 小泉、戦国時代の梟雄を崇拝 年末に参拝か
http://news.sina.com.cn/w/2005-09-29/08567895748.shtml

9月27日、日本首相の小泉純一郎は、首相官邸で英『タイムズ紙』の取材を受けた。彼は年末に靖国神社を参拝し、来年9月には辞任すると発言している。


残酷冷血な殺人魔王を尊敬

『タイムズ』紙の報道によると、小泉は暇が出来ると安土桃山時代という血生臭い時代の歴史を読むという。

小泉は『タイムズ』紙に「私は一人の武士から多くの事を学んだ。彼は毎日死に直面し、そこにある教訓を吸収したのだ」と語った。彼のいう武士とは織田信長であり、下級武士から出世し、1573年には室町幕府を滅亡させ、日本を支配下に置いた軍閥の棟梁となった。

『タイムズ』紙は、織田信長は残酷で非常な殺人魔王であると紹介している。最も残虐的なのは、京都の寺院3000を焼き払い、大虐殺を行ったものだ。しかし、彼の最後も悲惨であった。家臣が裏切り、彼を包囲し、最後には自殺したのだ。織田信長は若くして亡くなったので日本統一は成し遂げられなかったが、室町幕府と寺社を一掃し、日本統一の基礎を作った。

『タイムズ』紙は彼のいわゆる模範と同じように、小泉も比較的地位の低いところから出世し、日本の政治に全力を尽くすと分析している。9月11日の選挙で、彼は全く党内の造反派を容赦なく切り捨てた。まさに織田信長が僧侶を粛清したようにだ。


年末に参拝

しかし、選挙の勝利と同時に、小泉外交は厳しい情勢に直面している。2001年の首相就任以来、何度も14人のA級戦犯の位牌を奉る靖国神社を参拝し、中国や韓国などアジア隣国の強烈な不満を呼び、深刻な影響を作り出した。そのため、今年6月には7名の日本首相経験者が参拝を考慮するよう呼びかけている。

近頃、特に総選挙の前後に彼はこの問題で言葉を濁し、明確に表明をしていなかった。しかし選挙という難関を突破し、政治的な賭けに勝った今、彼は『タイムズ』紙のインタビュー中に今年年末に靖国神社を参拝すると明言した。


辞任を待ち望む

来年9月には、小泉は自民党総裁の任期満了となり、総裁と首相の職務を辞すると思われる。これについて彼は「在任期間は全力で臨み、来年9月には辞任する。(私は残りの任期で)私がすべきことができると信じている」と語る。

しかし多くの自民党議員が考えるように、小泉がいなくなれば彼らの議席も危ういのだ。これに対し、小泉は再起の可能性を排除してはいないが、彼はどうやら引退生活を待ち望んでいるように見える。「首相として出来るのはベッドに寝転がってCDを聞き、DVDを見る事。辞任したら演奏会や映画館に行けるようになる」と彼は語っている。


関連ニュース:民主党代表「小泉改革は有名無実」

共同通信によると、28日、日本国会では小泉の施政表明演説に対し質疑が行われ、激しい論戦が繰り広げられた。

民主党の新代表前原誠司は、小泉に「(在任)4年5ヶ月間、どのような改革が実現したのか?道路公団は民営となったが、赤字の高速道路は建設を続けている。小泉改革とは有名無実で、全く内容が無い」と指摘した。

前原誠司は「次回の衆議院選挙では政権交代を実現するため、新体制で半撃を始める」と表明している。

うう、長い。その割に落ちのない、ネガティブキャンペーンのために、『タイムズ』の都合のいい部分を切り貼りしてます。小泉首相は信長のように抵抗勢力や造反派を焼き殺したりはしませんけど。

あと、取って付けたような民主党の応援ご苦労様です。よほど小泉首相に降りて欲しいのか、民主党には力入ってますねえ。

原文(といっても日→英されてますが)を読むと、小泉首相が政治家であることがわかります。その上で中国のマスコミがスルーした質問を見ると、なるほど中国が困る質問、答えばかりです。

「中国の靖国参拝理由は政治的意図。日本の政治的影響力の拡大を歓迎していないからだと思う。常任理事国入りに反対しているのはそのため」なんて、日本の首相の口から聞けるとは思えませんでした。

既に山崎氏から「年内に行くと思う。政治信条なので変更は無いだろう。分祀は断られたので困難。首相が行っても、関係が改善される道を探るしかない」との見解が示されています。日本が譲歩する気配は全く見られません。対外連絡部が民主党の党首にお願いしてましたが、無駄でしょう。

Q: Should we expect a visit to Yasukuni before the year is out?
(Q:靖国神社参拝は年末までにあると思っていいのでしょうか?)
A: I think that sort of thing is best left unsaid. That [is something that] the Chinese also understand.
(A:言わない方が良いと思います。中国人も分かってるでしょうし。)

もう小泉信者と呼ばれても構わん。良い首相ですよ。

タイムズ
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以史為用、敲詐日銭

 温首相の訪日実現せず 依然「靖国」が障害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000145-kyodo-int

 【北京24日共同】中国の温家宝首相は、25日に閉幕式を迎える愛知万博(愛・地球博)期間中の訪日を求めていた日本政府の招請に応じる意向を示さず、訪日は実現しなかった。
 日本側は小泉純一郎首相の靖国神社参拝で中断している日中首脳相互訪問の再開を目指して4月、温首相サイドに「愛知万博への招待」を理由とした訪日を働き掛けたが、中国側は国内の強い反日感情から参拝問題で譲歩できず、招請に応じなかった。
 北京の日本外交筋によると、温首相はこれまでに「歴史問題が解決すれば、明日にでも訪日する」との意向を日本側に伝達。発言は「小泉首相が靖国神社参拝を中止しない限り、訪日は困難」とのメッセージとみられている。

国内の強い反日感情とは人民の事か、それとも最近話題の軍部の事か。懸案事項が歴史なのか靖国なのか判別しかねる記事ですが、靖国神社なら小泉首相は公約をまたぶっちぎって参拝してません(9月26日現在)。

それなのに評価する訳でもなく、「反省と謝罪の気持ちを行動に表すのが重要」といつもの念仏です。行動なら60年間戦争してないという最大級の行動を示してますが、見えませんか。

歴史といえば、中国の教科書には戦後の日本の歩みが全く言及されていないように、目を塞いでいるのは自分自身。東シナ海上空で時空がゆがんだり、時差が60年あるわけではありません。日本を1945年に留めておきたいだけなのです。

この件では、数々のコメンテーターがなされていた「日中関係は靖国が核」発言は8月15日をもって賞味期限が切れました。「靖国問題が核」とか言ってる人はバカなのか、何か含むところがあってかのどちらかでしょう。普通なら東シナ海のガス田でしょうに。思い切り国家間の利益が衝突してますが、こちらと同じくらい大問題で、同時進行中なのが、日本の国連安保理常任理事国入りに反対する動きです。

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4月の暴動も、3月の"入常"反対ネット署名(多重投稿可)が出発点だったと考えます。難しい国連の問題ではなく、可燃性・即効性のある歴史を使って広げたに過ぎません。歴史を正視してないから資格が無いとかなんとか。お、中華人民共和国の資格ってなんだろ。資格については長くなるのでまたの機会に。

反対の動きですが、6月に靖国神社を訪れた高金素梅を再利用し、国連本部のあるサンフランシスコに送り込んでいます。国連に向かい、日本に抗議するとぶち上げたのが14日。えーと、台湾は除名されてるんですが、この人は頭大丈夫なんでしょうか。(ソース

その後16日に台湾原住民と世界抗日戦争史実保護連合会とサンフランシスコの華僑を引き連れ、領事館に抗議書を提出。(ソース

21日。国連に控訴。

「侵略行為について反省や謝罪、賠償すら行っていない。出来ないのなら日本に人権や民主主義を語る資格は無い」
「日本は歴史に責任を負わない国家だと世界に言いたい。誰も我々が歴史を語る事は止められない」
「戦争犯罪を反省しない日本に国際平和は無い」
「太平洋戦争の謝罪無しには、国連安保理の理事国入りの資格は無い」

と発言。(ソース

23日。ニューヨークの総領事館前で原住民70人と警官隊が衝突。抗議書は領事館員出てこず渡せなかったようで、この後抗議隊は国連本部に向かっていますが、国連への抗議書提出は職員が出てこなかったのでこれも適いませんでした。(ソース

謝罪が無ければ毎年国連本部に来るそうです。アナンもストーカーに付きまとわれて大変です。(ソース

この人が原住民ではなく中共を代表しているのは、台湾政府でなく国民党(馬英九が3000ドル)や華僑が今回の活動資金を提供しており、大陸のマスコミが嬉しそうに報じているのを見れば明らか。活動内容もきれいに中共の主張をトレースしてます。

G4脱退や分担金削除など日本の動向にも即反応していますし、ネガティブキャンペーンが目的でしょうが、パブリックディプロマシーの上手さは日本も見習いたいです。いずれにせよ日本の常任理事国入りは聯合国の特権を享受している中国にとって、相対的な地位の低下をもたらすもの。そりゃ困るよなあ。

あ、タイトル誰か添削してください。
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外交部の記者会見が使えない

このブログでは、外交部記者会見のテキスト版から削除されている内容を見つけ、何故削除されたかを考えたりすることもあります。こういう使い方をする人はあまりいなさそうですし、映像が見られない事から、発言内容の確認などに使おうとしても役に立たないサイトです。

今日の会見では温家宝が小泉首相に祝電を送った事が伝えられているのですが、同時に小泉首相の靖国参拝についても注文をつけた事が分かっています。中国人には分からないのですが。

http://www.fmprc.gov.cn/chn/xwfw/fyrth/t213434.htm(中国外交部定例記者会見9月22日)

 小泉首相に祝電=中国首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000102-jij-int

 【北京22日時事】中国外務省の秦剛・副報道局長は22日の定例会見で、温家宝首相が同日、先の衆院選で勝利し、首相に再任された小泉純一郎首相に祝電を送ったことを明らかにした。
 秦副報道局長は小泉首相の靖国神社参拝について、(1)断固反対する(2)「おわびと反省」を実際の行動で確認するよう要求する-との中国の立場を表明した。

靖国神社参拝についての内容は目新しいものではありません。ずっと断固反対であったし、4月の"小泉談話"以降は「実際の行動に移す事を望んで」きた事は、秦剛ら報道官が何度も言及しています。ですから、後者は削除するような内容ではないのです。

となると、祝電を送った事を隠したかったのかとなりますが、そもそも先週はスルーした祝電の話題を、また敢えて尋ねる記者もいないと思うので、冒頭に秦剛が「送りました」と明かしたのかもしれません。

しかしテキスト版は「本日こちらから申し上げる事はありません」となっていますし、この二つの話題が別々に出されたとは考えにくいので、冒頭にあったはずの発表が無かった事になってるのかもしれません。

たぶん、秦剛はこの様に発言したと思われます。

秦剛「皆さんこんにちは。本日はまずニュースがあります。9月11日に衆議院選挙で勝利した日本の小泉首相に、中国総理の温家宝が祝電を送りました。総理はまた小泉首相の靖国参拝に断固反対し、"お詫びと反省"を実際の行動で確認するよう要求しました。それでは皆さんの質問を受け付けます」

祝電を送るのに何で10日もかかってるんでしょうか。船便で実際に送るわけでもあるまいし。EMSなら2日。

祝電の詳しい内容はもう少し時間を待てば香港から出て来るかもしれませんが、何か"中国及びアジア民族の感情を傷つける"ような内容が書かれていたのでしょうか。

しかし、先週の会見で言及された「油田近くに現れた艦隊、あれは訓練」発言。なぜか今週になって大陸でも発表されています。外交部のテキストはそのままなのですが。よく分かりません。


追記(09/24/15:03):予想通り出てましたね。詳しい内容は分からないのですが、21日(会見の前日)に祝電を送っています。

「中国側は靖国参拝や副首相逃亡で中日関係の悪化している現状を危惧し、中日の対話のためにこのニュースを明かした」そうです。比較のために例を出すと、国民党主席に就任した馬英九へは胡錦濤が即日発送してます。各国より10日遅れ、しかもその事を国内には伝えないという二段構え。対話したいんなら削除するなっての。

日本では日刊スポーツがこの件を記事にしていました。

 小泉首相に中国首相が祝電
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050922-0017.html
 中国外務省の秦剛副報道局長は22日、小泉純一郎首相が第3次内閣を発足させたことについて、中国の温家宝首相が「祝電を送った」と定例会見で発表した。

 中国メディアは通常、指導者が外国要人に祝電や弔電を送った際、内容などを報道しているが、今回の祝電について新華社や中央テレビは一切伝えていない。

 また、中国外務省のインターネットのサイトに掲載された秦副局長の会見内容からも祝電に関する部分が削除された。

自称大国の癖に相変わらずセコい、と言っておきます。


追記2(09/26/16:55):
 小泉首相に祝電=中国首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000102-jij-int

 【北京22日時事】中国外務省の秦剛・副報道局長は22日の定例会見で、温家宝首相が同日、先の衆院選で勝利し、首相に再任された小泉純一郎首相に祝電を送ったことを明らかにした。
 秦副報道局長は小泉首相の靖国神社参拝について、(1)断固反対する(2)「おわびと反省」を実際の行動で確認するよう要求する-との中国の立場を表明した。 
再任されたのを確認して送った、という言い訳にはなりますね。小泉首相が再任されるのはほぼ100%なんですが。
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HDLは中国人と狗以外入るべからず

先週のエントリーの冒頭で、少しだけ香港ディズニーランドの大陸人について触れました。

開園セレモニーは獅子舞かなんかが踊り、銅鑼が鳴り。記事や映像見る前から予想は出来ました。分かりやすくていいですね。

彼らの蛮行は大陸では当たり前に見られる光景で、それがディズニーランドでも見られただけのこと。"香港ディズニーランドは中国にあるけれど、ディズニーランドは中国ではない"のですが、そんな事は知ったこっちゃ無いでしょうね。金は人を作らないのでした。

TDLは「中国人と犬お断り」、香港側は「日本人と犬お断り」としておけば、仲良く住み分けられていいのではないでしょうか。あと、朝鮮人もお断りで。

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18日は中秋節でした。中華民族との付き合いが無い私は月餅の来襲に悩まされることも無く、旨いみたらし団子をたらふく食ってすごしました。

中華民族は月餅を本当に旨いと思っているようですが、あんなものを単品ならともかく詰め合わせでもらう方はいい迷惑。顔をつなぐという意味ではお中元がありますが、頂き物でもそうめんばかりなら困ります。変化に富むお中元とはそこが違います。全員月餅。いくら中身が違うといっても月餅は月餅。

月餅は時代劇よろしく、詰め合わせの下に"山吹色"が隠されていることもあるそうで、面倒、うざいと内心感じつつも、賄賂でどうにでもなる世界からこの風習は無くなりそうにありません。

ディズニーランド内でもミッキー印の月餅売ってたらしいですし。禁止されてるろうそくやらペンライトのでかいのを持ち込んでわざわざ中秋節気分に浸りに来た猛者もいましたが、残念ながら月は雲に隠れて見られなかったようです。園側も花火などの用意はしておらず、大いにがっかりさせたとか。まあ、当たり前か。(ソース

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ええと、香港ディズニーランドで18日におきた事件の話をするんですが。香港『星島日報』によると、ライオンキングのステージを待っていた男2人が座っていた席で揉め、いわゆる口論になりました。その後、片方がもう片方の頭を殴り、殴られた盧某は不調を訴えたため病院送り。殴った周某と呉某はすぐに捕まりました。市民とありますから、香港人なのでしょう。

一旦は中止を宣言されたステージは、25分遅れの午後7時15分に、何事も無く始まったそうです。(ソース

ライオンキングのステージはお昼にも一悶着ありました。

正午。席に着いた1500人の観客は、ステージがスピーカの故障で遅れるとのアナウンスを聞かされ、さらに"技術的な事故"で「今回の公演はないので出て行ってね」と言われちゃいます。もちろん現場は荒れましたが、次回公演を見れるよう手はずを整えて、なんとか大きな混乱も無く観客はその場を去りました。

「アトラクションが壊れるのはいいとしても、人が演じるのがほとんどの舞台がこういった問題にあうのは納得できない」と語るのは、12時の公演を見るはずだった潘夫妻。どちらもディズニーランド側の対応が問題にされています。(ソース

喧嘩の仲裁に職員が入らなかったとされる件について、園側は「トラブルが起こった際の対応は訓練されている」、お昼の公演取り消しについては「機材の故障」とぬるい返事しか返って来ません。入場制限をしてるのか、アトラクションの待ち時間もやっと人間が耐えられるレベルに落ち着いてきたのに、これではリピーターも付かなくなるでしょう。いや、中国人相手だからこの程度でいいのか。

職員(ディズニーランドでは何て呼ぶんでしたっけ?)の態度が横柄だという不満が続出していますが、それは過剰な期待。あなたが訪れているのは中国にあるディズニーランド。ドンキホーテの店員に百貨店の対応を期待してはいけません。

元々香港に建設したのは中国人客を一挙に取り込もうとしていたからです。中国人を余すところ無く取り込んでいただきたい。

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ディズニーランドやユニバーサルスタジオが大好きで、東京のは毎月行ってると豪語する人に、香港の情報を聞かれたことがあるんですが、面積が東京の半分以下で中の人は中国人ですよと言うと、「オーランドに行く」とおっしゃってました。せっかくのイメージを壊さずに済んで、たまには善行を積むのもいいなと思った次第です。

で、タイトルなんですが、ディズニーの英断を待っています。


追記(02:18):ディズニーって、確か版権にかなりうるさかったですよね。内地で既に中国の特色あるディズニーランドが造られていますが、よろしいんでしょうか。
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