![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e6/9dbed6e65042bf1cff400e3706601004.jpg)
ガリレオ・ガリレイの名言
宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
ガリレオ・ガリレイは宇宙の言語は数学であり、その数学を構成する文字は三角形であると確信していた。そして、これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。
(これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。)と断言しています。現代物理学での暗い迷路の一つとしてハドロンの存在があります。数十年前には新しいハドロンの発見によりノーベル賞候補に挙がる程の注目を浴びていた時代も有りましたが、近年では多くのハドロンの存在が確認され、注目も薄れてきました。
昨今、数え切れないほどの、このハドロンの存在が研究者の頭を悩ませている。この多くのハドロンには、そのものだけに限った固有の質量と崩壊時間があるが、どれ一つとして理論的に説明する事が出来ないのです。そして遂には、これが神様のパズルとして奉られるに至ってしまいました。
どうやら、標準理論の限界で神様のパズルは解けないようです。標準モデルで説明できないような究極の物理は超弦理論で解決される筈なので、神様のパズルの解法には量子力学や相対性理論を超越した超弦理論に役割があるでしょう。
実は、ここで可笑しな逆説が現れます。超弦理論からは具体的な運動方程式は得られない筈なのです。即ち、得られるのは答えだけであり、経緯ではないのです。解法がなく答えのみ用意されているのですが、その答えが神様のパズルということになってしまいます。
結局、神様のパズルの解法は見つかりませんでした。これが、ガリレオ・ガリレイの名言にある 宇宙の言語は数学であり、・・・・、これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。(これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。)の意味なのでしょう。解法は超弦理論の答えの中にあります。答えを組み合わせて幾何学図形を作り、神様のパズルを完成させれば良いのです。
ただし、このパズルは標準モデルを超越していることに注意しなければなりません。言い換えれば、天動説を否定して地動説を唱える程の意識革命が必用になるのです。ガリレオ・ガリレイは「それでも地球は動いている」と言っている。