滅多に酒を飲まない友人が今日は付き合えと言ってグラスとワインボトル、それに星の意匠が刻まれた虹色硝子製のコースターを卓に置いた。見事な細工に出自を尋ねると錬金術師だった奴の祖父が貴重な星の欠片を砕いて作り、星が常に空にある事を忘れた時に使えとくれたのだと言う。
滅多に酒を飲まない友人が今日は付き合えと言ってグラスとワインボトル、それに星の意匠が刻まれた虹色硝子製のコースターを卓に置いた。見事な細工に出自を尋ねると錬金術師だった奴の祖父が貴重な星の欠片を砕いて作り、星が常に空にある事を忘れた時に使えとくれたのだと言う。