この小説は文句無く面白いです!
2004年度 「週刊文春」1位 「週刊現代」1位
「このミステリーがすごい!」8位
第7回大藪春彦賞受賞の
「犯人に告ぐ」上・下巻 雫井脩介著

最近沢尻エリカさんによって話題になった
「クローズド・ノート」の著者でもあります。
トヨエツ主演で映画化もされたこの作品、
私が今年読んだ本の中ではダントツでNo.1です。
(でもそんなには読んでないんですが…)
マスコミを利用した「劇場型犯罪」に対して
捜査に行き詰まった警察が「劇場型捜査」を行うという
この設定、とてもいいと思いますし
テレビ局の報道のあり方なんかも
あらためて考えさせられて興味深いです。
文庫本の帯などに書いてあった
「犯人よ、今夜は震えて眠れ」の決め台詞、
その部分を読んだ時はシビレましたね。
ただ唯一惜しいのが
クライマックスが
少々あっさりしているんですよね。
犯人の動機や過去などを掘り下げたりもせず
大掛かりな捕り物劇などもないので
最後は少し物足りなかったですね。
でもその部分を差し引いても
十分面白かったのですが。
最初に起こる誘拐事件は序章にすぎず
メインはそれから数年後の話なのですが
この誘拐事件の部分だけでも
上巻の3分の1くらいは使っているので
映画になったらきっと はしょりすぎて
スカスカなんだろうなぁ~という気がします。
ただ原作を読まずに映画を見れば
内容がいいだけに面白いかもしれません。
とりあえずこの小説はオススメですよ!
2004年度 「週刊文春」1位 「週刊現代」1位
「このミステリーがすごい!」8位
第7回大藪春彦賞受賞の
「犯人に告ぐ」上・下巻 雫井脩介著


最近沢尻エリカさんによって話題になった
「クローズド・ノート」の著者でもあります。
トヨエツ主演で映画化もされたこの作品、
私が今年読んだ本の中ではダントツでNo.1です。
(でもそんなには読んでないんですが…)
マスコミを利用した「劇場型犯罪」に対して
捜査に行き詰まった警察が「劇場型捜査」を行うという
この設定、とてもいいと思いますし
テレビ局の報道のあり方なんかも
あらためて考えさせられて興味深いです。
文庫本の帯などに書いてあった
「犯人よ、今夜は震えて眠れ」の決め台詞、
その部分を読んだ時はシビレましたね。
ただ唯一惜しいのが
クライマックスが
少々あっさりしているんですよね。
犯人の動機や過去などを掘り下げたりもせず
大掛かりな捕り物劇などもないので
最後は少し物足りなかったですね。
でもその部分を差し引いても
十分面白かったのですが。
最初に起こる誘拐事件は序章にすぎず
メインはそれから数年後の話なのですが
この誘拐事件の部分だけでも
上巻の3分の1くらいは使っているので
映画になったらきっと はしょりすぎて
スカスカなんだろうなぁ~という気がします。
ただ原作を読まずに映画を見れば
内容がいいだけに面白いかもしれません。
とりあえずこの小説はオススメですよ!