うちの子供たちは前回行ったディズニーランドが楽しかったらしく
ときたま「また行きたいねー」とか言うし
「イッツァスモールワールド」の日本語版「小さな世界」の歌を
幼稚園で覚えてきたのでよく歌っているのもあって
じゃあ今度はちょっと贅沢をして子供の誕生日の時にでも、試しに
ディズニーシー内にある
「ホテルミラコスタ」の
予約でもとってみようかと予約してみました。
予約をとろうと思うまで知らなかったのですが
このホテルは眺望によって完全に部屋の値段に差があり
大きく分けると
「ポルト・パラディーゾ・サイド」
「ヴェネツィア・サイド」
「トスカーナ・サイド」
の3つに分類されており、
図のように
トスカーナ・サイドは
シーの中が全く見えないので安いし予約もすぐとれる。
あんまりミラコスタに泊まる意味のない部屋ですね。
ヴェネツィア・サイドは
ヴェネツィアンゴンドラや街並みは見えるけど
ハーバーや火山など主要な部分は全く見えないので
テラスルームもあるのだけれど部屋からショーは見えない。
予約もとりやすい。
そしてシー内が見える
ポルト・パラディーゾ・サイド。
ここに泊まれば普段見ることのできない閉園後や開演前のリハーサルや
掃除をしている園内も見れるそうな。
そしてポルト・パラディーゾ・サイドはその眺望によってまたさらに
パーシャルビュー(建物によって視界が遮られている)
ピアッツァビュー(広場は確実に見えるけどハーバーは切れている)
ハーバービュー(ハーバー全体が見渡せる。ショーも完璧に見れる)
の3種類に分類されており
さらにハーバービューの中でも
普通のハーバールーム
バルコニールーム(ハーバールームにバルコニー付き)
テラスルーム(スイートに分類されるテラス付きハーバールーム)
スペチアーレルーム&スイートハーバールーム(テラスは無いけどスイートに分類される)
本当の意味でのスイートルーム(激高とやや高の2種類。テラスは無いけど広い)
と分かれており、
特にこのテラスルームとバルコニールームは
平日ならまぁ取れるのですが、土曜や祝日前は激戦中の激戦で
ぴったり6ヵ月前のその日の朝に
電話がつながった人だけが予約をとれるという
超激戦部屋なのである。(ネット予約は少し遅れをとる場合が)
なぜにこの部屋だけこんなに激戦なのかというと
ミラコスタはシーの施設の中にあるので
ホテルの下をたくさんの人が歩いている訳で
物などの落下防止のために普通の客室の
窓は15cmくらいしか開かないのである。
だから窓越しではなく本当に一体感を持ってショーが見れるのは
テラスルームとバルコニールームだけなのだ。
しかも、値段もそんなに高くない。
私が今回予約をとれたピアッツァビュー(広場は見えるがハーバーは切れている)
の部屋と比べても1万円ちょっとの差しかない。
ミラコスタは部屋単位の値段なので
一部屋大人2人と添い寝の子供2人だったりすると
1万円の差など全然高くないのだ。
さらにさらに、テラスルームはスイートの分類に入るので
スイートの人だけが利用できるサローネデッラミーコというサロンで
混雑無くチェックイン・チェックアウトできるうえに
サローネの飲み物はビールからワインからオリジナルカクテルから
ソフトドリンクまで
すべて無料で飲み放題というこの便利さ。
ナッツなどのおつまみも出ます。
しかもさらに
朝食まで人数分デフォルトでついています。
(サローネでビュッフェで食べるか
ルームサービスにしてテラスや部屋で食べるか選択できる)
ホテルの高いお酒が飲み放題、
しかも人数分のルームサービスの朝食の値段を考えたら
値段の割にかなりお得で便利でしかも楽しいという
三拍子揃った部屋なのである。
そこまで知ってしまったら、
こりゃテラスルームを狙うしかないでしょう!
予約は2週間前までのキャンセルならキャンセル料がかからないので
とりあえず予約だけ押さえておいて後々キャンセルする人が多く
(今回の私の予約、土曜日予定だったのでこれもキャンセル拾いでした)
運が良ければキャンセルが拾えることもありそうです。
そう思って毎日ネット予約の方をチェックしていますが
さすがに土曜日だと全然キャンセルが出ないので
だんだん腹が立ってきました。
元々は部屋なんてどこでもいいやと思っていましたが
もうこうなりゃ意地です。こんなことで負ける訳にはいきません。
来年の子供達の誕生日には
ぴったり半年前に電話してやるからな!
それも平日なんて姑息なマネはせずに土曜日だ!
ミラコスタなんぞには負けないぞ!
…ちなみに裏技としては
安いトスカーナ・サイドの部屋に泊まって
ショーの時間にホテルのレストランの予約がとれたら
レストランからショーを見るというのもひとつの手ではあります。
(3つあるミラコスタのレストランのうち、
ひとつはレストランのバルコニーから見れて、もう一つは全面窓なので
窓越しにショーを見ることができます)
…が、私は勝つまでやるでしょう。
それまでに
飽きなければね。