あをぢる。

青い汁

ヤッターマン

2009年07月23日 23時23分23秒 | MOVIE
実写版映画「ヤッターマン」を見る。


映画監督というものは
なるべく自分独自のもの、自分なりの新しいヤッターマン
作ってみたいとついつい思ってしまうものじゃないかと思うのですが

この三池監督は逆にアニメのヤッターマンのイメージを
全く崩さないように作っているところが素晴らしい。
声優もきちんと本物を使っていますし
原作に対する愛情やリスペクトを感じます。
エンディング後の次週予告なんかとても良かったです。

「GOEMON」及び「CASSHERN」の監督とは真逆ですね。
これは監督のセンスの差なのでしょうか。
CGの使い方も含めて。

この映画は子供のことをあまり考えてないですね。
大人向けの下品なギャグが満載のくだらなさ全開の映画なのですが
それがまたヤッターマンらしくていいです。
おそらく往年のアニメファンにも
受け入れられるのではないでしょうか。
ただ、内容面での深さとか面白さというのは無いです
本当にアニメの内容そのままって感じの内容なので。


この映画の主役はもう完全にドロンジョですね。
深キョンのドロンジョは魅力的です。
予想していたよりはエロく無かったのが残念ですが。

しかしボヤッキーって実在したんだなと思わせるくらい
生瀬さんのボヤッキー役はハマリ役でした。
トンズラー役のケンコバはアニメと比べるとちょっと違和感。

最後にひとつ気になる点といえば
ヤッターワンはなぜあんなに赤いんだろう?
なぜそこだけアニメを無視したのかがよく分からない。

↓実物大のヤッターワン

地デ鹿?

2009年07月20日 20時20分20秒 | 戯れ言
政府のエコポイント導入に伴い
ずっとブラウン管テレビを使っている我が家でも
この際 地デジテレビの購入をちょっと考え中。

そしてどこのメーカーの何ていうシリーズにしようかと
時間をかけて色々と検討した結果

東芝のREGZAの42V型のZ8000
画質と値段とコストパフォーマンスを考えると
私的には魅力的だったのでほぼこれに決めようかと思ってます。
REGZAのHP

42Z8000に決めた理由は
1.他の機種と見比べてみて自分にはきれいに見えた
(クリアパネルだから写り込みが気になる人には×ですが)


2.市販のハードディスクを外付けできて
 内蔵HDのように自由に録画ができる。
(対応しているHDは1TBでも1万円弱くらいからあるので
 HDが壊れても安価で取り替えが可能。
 意外とHDを外付けできるメーカーは少ない)

…外付けHDに録画したものはアナログでしかDVDに焼けないのが
ネックといえばネックなのですが。


3.新聞のように見やすい番組表
(番組表が見にくいメーカーも中にはあるので)



…細かく言えば2番組同時録画とか決め手は他にも色々あるのですが
実際には、やっぱり機能と値段とのバランスにつきますね。
これより安い機種はいっぱいあるし
高くていいのもいっぱいありますからね。

価格.comに投稿されている店舗の安売り情報だと42Z8000は
夏前までは東京の各家電量販店では
25万円のポイント10%プラス500GBのHDサービス程度だったのが
現在は平均して
ポイントを引いた実質価格で14万円台プラス
500GのHD&シンプルリモコン付き程度まで下がってます。
(安い所はもっと安い)

…でもまだ買いませんけどね。
Z9000の発売が発表された時(たぶん秋頃)が買い時かなと思ってるんで。

…機能の上がったZ9000が欲しくなってしまう可能性もあるのですが。

流しそうめん機

2009年07月06日 06時06分06秒 | 戯れ言
ホームセンターで買い物をしているときに
家庭用の流しそうめん機を見つけて
それからちょっと気になっていたのですが
試しにネットで買った人のレビューなどを見てみたら
わりと子供に評判が良いみたいだったので
ついつい買っちゃいました…

「家庭用流しそうめん機 噴水流しそーめん 竹庵」

桶の周りをそうめんが流れます。
竹の筒から噴水も出ます。
…しかも思ったよりもでかいです。

↓めざにゅ~で紹介されたらしい画像



試しに子供達にやらせてみたら
めちゃくちゃ食いつく 食いつく!
うちの子たちはわりと食が細いのですが
楽しみながらそうめんをすくっては食べているうちに
気がつけば普段食べる量の1.5倍~2倍は食べてました。

ちなみに最近はそうめんだけでなく
普通のつけめんも流したりしてます。


これはなかなか良い買い物をしました。
電源でなく電池のみなのが痛いですが
たまに娘の同級生とお母さんとか近所のお友達と子供が
うちに遊びに来ることがあるので
そんなときにも活躍しそうな気がします。


…まぁ、2~3年もしたら飽きそうな気もしますが。

向日葵の咲かない夏

2009年07月01日 01時01分01秒 | BOOK
「向日葵の咲かない夏」
道尾秀介著 新潮文庫


内容は(「BOOK」データベースより)
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。
きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。
だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。
一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。
僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。
あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。


読んでいると違和感をいくつか感じます。
特に3歳の妹のミカが3歳とはとても思えない会話をするところが
最後まで気になりました。
でも最後にはその理由も分かります。


…しかしこれはスゴイ小説ですね。
ただ後ろの解説にも書いてありましたが
好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。
嫌悪感を持つ人もいるかも?
一言で言うと狂気って感じです。

昔「ガロ」で蛭子能収が描いていた
ヤバイ漫画を読んだときのような衝撃を受けました。
でも私はすごく面白かったです。

この「向日葵の咲かない夏」も含め
毎年「このミス」の20位以内に必ず入っている道尾秀介の
他の小説もちょっと読んでみたくなりました。