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あをぢる。

青い汁

R100 感想

2013年10月09日 09時09分09秒 | MOVIE
松本人志監督による第4作目
R15指定映画
「R100」
を観てきました。



私は松本人志オタクなので
なるべくなら酷評ではなく面白かったところを書きたいのですが…

なんと言いましょうか、世間でたたかれまくっていようが
松本監督の次回作での秀作を信じ続け、毎回劇場に足を運んでいる松本ファンにとっては
次回作を観る意欲を削がれそうになるような内容でした。


冒頭は割といい感じに進むんですが
中盤辺りからなんか雑!
後半にかけてはどんどんどんどん雑に!


松本監督いわく前作「さや侍」が自分なりに映画っぽいものを作ったので
今回は「めちゃくちゃな作品にしたかった」そうですが
確かにめちゃくちゃですね。はい。

めちゃくちゃというかまともな物語がない。
監督・脚本 松本人志とあったので
脚本も松本さんが書いたんですね。

きちんと練ったストーリーのある脚本の映画は
松本監督は、はなから作る気も無いんでしょうか。

普通の映画にするなら他の映画監督に任せればいい、
わざわざ自分が撮る意味が無いって確か昔言ってましたもんね。

…そうなんでしょうけど。

まぁ、確かにそうなんでしょうけれども!



脚本協力として、松本ファンにはおなじみの
高須光聖さん、長谷川朝二さん、倉本美津留さんの名前も。 

優秀なブレーンが3人もいるんだから
誰か一人くらい言おうよ!この話、おもろいか?って。


SMを題材にするのは悪く無いと思うんですよ。
でも、そのSMは単に殴ったり蹴ったり鞭で叩いたりと表面的なSMばかり。
コントとしてのSMのような。
もっと精神的な部分でのSMを追求すれば
いくらでも深くできる題材なのになぁ。もったいないなぁ。
せっかくのR15指定なのに。

女王様では冨永 愛だけ良かったです。
せっかくの寺島しのぶが生かしきれていませんね。
もったいない。ぜいたくすぎるキャスティングです。
さらに渡辺直美の女王様のところは私にとってはすごく不快でした。
気持ちが悪すぎて何度席を立とうと思ったか。
なんとか我慢しましたが。


ネタバレを避けるために詳しくは書きませんが
「劇中劇」の部分があるんです。
世間では批判をかわすための「逃げ」と思われているみたいですが
私は逃げとは思いませんでした。

あそこは「笑い」の部分なんじゃないでしょうか。

私は笑いませんでしたけども…


ちなみに、やっぱりエンドロール後にワンカットあります。




でも、映画なんて感じ方は人それぞれなんだから
興味のある人は試しに観てみてはどうでしょう?
映画として観るんではなく、長めのシュールな不条理コントとして観れば
楽しめるのかもしれません。

評判悪すぎて映画館ガラガラだから
のんびり観れますよ、きっと。

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