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あをぢる。

青い汁

古谷実は天才なのか?

2006年08月03日 04時34分09秒 | BOOK
ここ1ヵ月だけですが、けっこう漫画を読んでいます。

漫画なら1巻づつ読めばお手軽だからというのもありますが
実際のところは「単にタダで手に入ったから」
という理由によるところが大きいのだ。


夜中にストーリー漫画を集中して何巻も続けて読むとやたら面白い。

普通に読むのと比べると1割増の面白さだ(自分比)

この傾向は、小説ならさらに色濃く反映されるように思います。


夜中に集中して小説を読むと
確実に2割増の面白さである!(自分比)

小説は、電車の中で読むと面白さ1割減でもありますが・・・



まず読んだのが『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の
未読だった31巻~80巻分。

続けて読むと、なかなか面白いですねー。

同じようなスタンド能力者が何度か出てきた部分は
ちょっと気になったのですが。

↓ちなみにこれはトリビアでも紹介されてた荒木飛呂彦が描いた両津勘吉。



・・・嫌なスタンド出しそう。



そしてその後読んだのが『最終兵器彼女』(高橋しん著)全7巻。



キャッチコピーが「この星で一番最後のラブストーリー」
というのもうなずける、
恋するっていいなぁ・・・と久しぶりに思わせてくれた漫画ですね。


随所に出てきてクライマックスにも重要な役割を持つ
直球的な性描写さえなければ
娘たちが大きくなったらぜひ読んでもらいたい漫画だなぁ・・・

まぁ、その性描写があるからこそ感動できる内容なんですけど。


一体日本はどこと戦争をしているのか?戦争に至った理由は?
なぜちせ(主人公)が最終兵器にされたのか?

などなど主軸となる部分が一切説明されてないのは

主人公二人の恋愛描写を盛り上げるのを重視するために
あえて描かないようにしたらしいのですが・・・

・・・説明ないと気になるんですけど。



そしてつい最近読んだのが『シガテラ』(古谷 実著)全6巻。




作者は言わずと知れた「行け!稲中卓球部」の人である。

しかし読むたびに訪れるこの読後感の嫌な感じは何なんだろう。
安達哲著「さくらの唄」なみの読後感の悪さである。

大ヒットしたギャグ漫画から、方向性を
「人間のより暗い部分を見せつける」方へと移行していってるのだろうか?
私はこっちの方向の方が好きですけど。

そういった人間の裏の部分の観察力が
稲中のギャグにもいきていた気がします。

しかし今の高校生は非常に恵まれていますね。
私が高校生の時に携帯電話が今くらい普及されていれば、
きっと大幅に人生が変わっていたのではないかな・・・

最終回はネット上では賛否両論別れているようですが
私はとてもいい終わり方だなと思いました。

・・・スッキリはしませんけどね。

稲中以降、本人は絵を描いてないんじゃないかなんて噂もありますが
次回作「わにとかげぎす」にもぜひ期待したい。

また嫌な気持ちにさせられそうですが。

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