あをぢる。

青い汁

ヤッターマン

2009年07月23日 23時23分23秒 | MOVIE
実写版映画「ヤッターマン」を見る。


映画監督というものは
なるべく自分独自のもの、自分なりの新しいヤッターマン
作ってみたいとついつい思ってしまうものじゃないかと思うのですが

この三池監督は逆にアニメのヤッターマンのイメージを
全く崩さないように作っているところが素晴らしい。
声優もきちんと本物を使っていますし
原作に対する愛情やリスペクトを感じます。
エンディング後の次週予告なんかとても良かったです。

「GOEMON」及び「CASSHERN」の監督とは真逆ですね。
これは監督のセンスの差なのでしょうか。
CGの使い方も含めて。

この映画は子供のことをあまり考えてないですね。
大人向けの下品なギャグが満載のくだらなさ全開の映画なのですが
それがまたヤッターマンらしくていいです。
おそらく往年のアニメファンにも
受け入れられるのではないでしょうか。
ただ、内容面での深さとか面白さというのは無いです
本当にアニメの内容そのままって感じの内容なので。


この映画の主役はもう完全にドロンジョですね。
深キョンのドロンジョは魅力的です。
予想していたよりはエロく無かったのが残念ですが。

しかしボヤッキーって実在したんだなと思わせるくらい
生瀬さんのボヤッキー役はハマリ役でした。
トンズラー役のケンコバはアニメと比べるとちょっと違和感。

最後にひとつ気になる点といえば
ヤッターワンはなぜあんなに赤いんだろう?
なぜそこだけアニメを無視したのかがよく分からない。

↓実物大のヤッターワン