「Dearキクチさん、―ブルーテント村とチョコレート/いちむらみさこ」

2006年10月19日 10時09分16秒 | book
Dearキクチさん、―ブルーテント村とチョコレート

キョートット出版

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侍従長の遺言―昭和天皇との50年

朝日新聞社

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吉田茂―尊皇の政治家

岩波書店

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重臣たちの昭和史 (上)

文芸春秋

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重臣たちの昭和史 (下)

文芸春秋

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「Dearキクチさん、-ブルーテント村とチョコレート/いちむらみさこ」
「侍従長の遺言-昭和天皇との50年/徳川義寛(聞き書き・解説・岩井克己)」
「吉田茂-尊皇の政治家/原彬久」
「重臣たちの昭和史/勝田 龍夫」(上)(下)

「重臣たちの昭和史」を古本(マーケットプレイス)で、あとはアマゾンで購入。




居住は「仕事」の対価か?

2006年10月17日 23時31分31秒 | memo
ニュース23で出所後の問題を取り上げている。
更生保護施設の満期出所後の就労支援が鍵だという。
それはそれで貴重な取組みだと思うが、疑問もわいてくる。
今日、所要で東京にいたが転送の携帯に電話がかかってきた。
某更生保護施設の出所後行き場のない人からの電話だ。
この夏、一人その更生保護施設退所者の生活保護申請を支援して以来、口コミでつぎつぎと相談が寄せられている。
刑余者が何の手当もなく路上に放り出されている。通常資産もなくて仕事をさがすが、困難を極める。
相談先にアクセスできればいいが、できなければ、、、。
この場合「詐欺」でつかまったりするが、その「詐欺」っていうのは要は無銭飲食だったりする。
餓死するよりはそうするしかない、というか、当座の飢えのしのぎと「安定した」(「住居」とはいえまい)居場所はそうやってしか得られないのだ。
そこで、疑問なのは、衣食住というけど、「住」っていうのは実はもっとも基本的な権利の筈なのだ。
その基本的権利が何らかの対価として恩典的に与えられているのがこの国の現状であることを、刑余者に対する仕打ちが示してはいまいか?
社会参加のあり方は「就労」には限られない筈だ。就労できないからお前はだめなんだというスティグマを強要しつづけてていいのか?
実は基本的権利-居住の保障からすべてがスタートするのであり、しかも狭義の「就労」以外の多様な「生き方」の選択肢が示されることがみんなにとって(嫌いなことばではあるけどwin win 関係?)必要なんではと思う。

「MIDNIGHT TOKYO/V.A.」

2006年10月16日 11時26分17秒 | Weblog
midnight Tokyo
レイ・ブラウン, ジミー・ローリーズ, ポール・ハンプリーズ, 原田政長, 八城一夫, ジミー竹内, 日野皓正クインテット, ジェイク・H・コンセプション, サウンド・リミテッド, オムニバス
コロムビアミュージックエンタテインメント

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「MIDNIGHT TOKYO/V.A.」

和モノジャズファンクのコンピ盤をアマゾンで。
mixiのECDコミュで、「止まれ壊れたダンプカー」のネタがこれに入っている「Snap-Shot/前田憲男=稲垣次郎オール・スターズ」という曲であることを知り、購入する。mixiの効用ってこういうことを教えてくれる親切な人がおられるということだろうと思う。CD購入費がさらに増えてしまいそう。

就労指導って何やねん?

2006年10月14日 23時04分12秒 | memo
ちょっと身内に不幸があり、今日(土曜日)久々に「現場」に戻ってきた感覚。
炊き出し会場で行われる生活相談のブースにいた。
もう、またその話かといわれてしまうかもだけど、今日の相談は56歳の男性から。
彼は2年前、私の携わる支援団体の相談をきっかけに野宿生活を脱し、狭い借家(ドヤ)で生活保護を受けることになった。
昨年「年内に仕事に就けないんだったら保護は切る」という「指導」を受けつづけ、12月、日雇い就労にありついてそれを報告したところ、「保護辞退届」にサインするように言われた。これにサインしていいのかなあと思いつつも、サインして楽になりたい、という気持ちも働いたのだという。
辞退届にサインして保護を切られた後、今年8月まで、なんとか家賃(42000円)を途切れがちな日雇い仕事で必死に支払ってきた。だが、8月、「あんた、手も遅いし、歳も歳や。もうええわ」と告げられて仕事を切られてしまう。
9月までは住めたが、その後は1泊単位のドヤに宿泊、1週間で手持ち金も底をつき、地元の公立宿泊所に宿泊せざるを得なくなる。今日、再度私たちの相談ブースを訪れたが、宿泊所の職員からは「家があった間に福祉事務所に相談に行ったらよかったのに」と言われたという。

56歳にしてこんなに屈辱的な目にあわされることに何の意味があるのか?それが社会参加ということか?
「就労指導」は気の弱そうな人、まじめな人をむしろターゲットにかけられるように感じられ、それがよけいに腹立たしい。
もちろん、再度物件を紹介し(十分な住環境でないことを肯定したくないけど)、週明けに、また保護申請することになる。
保護廃止の要件、おかしいと思ったら、いやそう思わなくても何か福祉に言われたらともかく相談にきてくれと伝えた。
同様の(というか同じ構造の)相談が今日は3件あった。

明日(日曜日)は名古屋で「ホームレス法的支援者交流会」というのに参加する予定。

[案内]10.15 戦争あかん!基地いらん!関西のつどい

2006年10月12日 01時17分19秒 | Weblog
で、こんなときにすごく意義あるものとなったと思われ、しかも私は別件あって参加できないのですけど、案内ペーストいたします。

(以下転載)

米軍と自衛隊の一体化を撃つ!
 戦争あかん!基地いらん!関西のつどい

午後1時~(正午開場)
*午後3時~ ピースウォーク
場所 大阪市中央公会堂(中之島公会堂) 大ホール
     案内:http://www.city.osaka.jp/kyouiku/sisetu/establish02_10.html
     地下鉄御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅下車1番出口から徒歩約5分
     TEL:06-6208-2002・9159
内容 沖縄から:山内 徳信 さん
     沖縄県読谷村長を24年間つとめ、太田昌秀知事の時代には
     県の出納長として革新県政をささえられました。
     常に平和憲法を暮らしに活かす姿勢をつらぬき、
     揺るぎない信念と斬新なアイデアで、基地のない島・沖縄を求めて、
     今も積極的に活動を続けておられます。
    韓国から:未定
     韓国京畿道平澤(ピョンテク)米軍基地拡張阻止闘争の
     現場からの報告をいただきます。
    神奈川から
     米軍再編や日米軍事同盟強化のために、米軍司令部の
     配置先として指定された神奈川から、行政をあげての
     反対運動を報告していただきます。
料金 500円(会場カンパ)
申込 不要

主催 「戦争あかん!基地いらん!関西のつどい 06」実行委員会
問合 全港湾大阪支部
     TEL:06-6575-3131
    中北龍太郎法律事務所
     TEL:06-6364-0123
     FAX:06-6364-5247
    Eメール:fenukaji_kansai [peace] yahoo.co.jp(" [peace] "は"@"に置き換えてください)
呼びかけ団体:
 おおさかユニオンネットワーク
 大阪東南フォーラム平和・人権・環境
 沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会
  ホームページ:http://www3.osk.3web.ne.jp/~hattorir/okiren.htm
 しないさせない戦争協力関西ネットワーク
  ホームページ:http://sinaisasenai.net/
 日朝日韓連帯大阪連絡会議(ヨンデネット大阪)
 南大阪平和人権連帯会議
協賛団体:
 大阪平和人権センター


■日米軍事一体化・アメリカ追随を止めよう!

アメリカはイラクに、イスラエルはレバノンに侵略し、
多くの住民や子どもが犠牲になっています。
今もイラクに派遣されている航空自衛隊の任務は、
戦場さながらのバグダッドへの米兵や兵器の輸送であり、
明らかな憲法違反です。
今回発表された米軍再編計画では、
米ワシントンにある米陸軍第一軍団司令部が
神奈川県座間基地に移転、
陸海空の日米共同の司令部の設置、
基地の共同使用などが一気に進められ、
中東をはじめ世界のどこでも米軍との共同作戦が可能な
極めて危険なものです。
またこの移転・再編費用に3兆円もの税金が
投入されようとしています。
福祉や年金など生活の予算は切り捨てられる一方で、
米軍には巨額の資金―これがこの国の実態です。
許せません!

■沖縄辺野古・韓国平澤(ピョンテク)の
 あらたな基地建設に反対しよう!

沖縄では普天間基地の代替えとして
名護市東海岸の辺野古の海を埋めたて
新たな米海兵隊基地を建設することが決まりました。
海上基地が住民の粘り強い闘いで頓挫すると、
今度は米軍基地の中から海に張り出す形で
2本の滑走路の基地を建設しようとしています。
韓国でも平澤の米軍基地拡張で膨大な農地を強制収用、
農民の激しい抵抗が続いています。

■ストップ!九条改憲への道

前国会で憲法改悪に向けた国民投票法案や、
共謀罪・教育基本法案などが審議未了で継続審議になりました。
次期首相と目される安倍は秋の国会で
強硬に法案の成立を図ってくるのは明らかです。
8月15日に小泉首相が靖国神社の参拝を強行しましたが、
憲法を改悪し「戦争できる国つくり」・
軍事国家にひた走りに走る日本の象徴的な行動として、
アジアの民衆から激しい糾弾の声が起こっています。
今こそ私たち一人一人が平和のための行動の時です!


騒ぎについて

2006年10月12日 00時15分49秒 | Weblog
神浦さんのページより。

「核兵器の常識に従うなら、北朝鮮は第1回目の核実験(10月9日)より短期間内に再度の核実験を行うのが普通である。それを行えないなら、北朝鮮の核爆弾は深刻な欠陥を持っているか、北朝鮮は核武装をする能力や意思がないとなる。
 これは第1回の核実験が成功か失敗の問題ではなく、国内外に核爆弾の信頼性を証明するために、複数回の実験はぜひ必要なことなのである。1回目が失敗したから2回目で成功させるのではなく、たとえ1回目に成功しても1回の実験だけでは、たまたま実験に成功しただけで確かな信頼性は得られない。これは宇宙ロケットの発射実績のように、複数回の発射を実施して、その成功させた割合で信頼性を得るためである。」

何せ沢田研二の映画とか小中学生のときに読んだものの影響とかで、原料さえあれば核兵器保有までの道程は近いと思い込んでしまってるだけに、専門家のいうことには耳を傾けねば。

そんでもって、「きっこの日記」では陰謀論も出てるけど、やっぱりタイミングが絶妙だとは思う。
これで、国会での枝野議員のグッジョブが吹っ飛んで、サラ金違法金利合法化法案、通っちゃうかもだし、、。

面白かったのは、clawさんのツッコミ

「・・・イラク戦争の時の、あのイケイケ感がウソのようだ。
それでも世界の(悪徳)警官か(@∀@)
「見る前に撃て」「証拠なんてアトで作る」のがモットーじゃなかったのか。
まーMD導入の前に北朝鮮をやっちまったら大義名分が消えうせるわけで、そう考えると世界の(悪徳)警官としては「正しい行動」を選択しているとも言える。」

それかあ。MDシステム、、、。

でも、号外出た日に街頭にいたけど、そんときはそんなに「パニック」な感じをおぼえなかったのだけど。
「ほころび」は探せば見いだしうるところにきたしていきているのかもという淡い希望は感じたりする。


自彊館闘争について

2006年10月10日 08時52分53秒 | Weblog
もうひとつ、いただいたメールを転載。


(以下転載)

自彊館(じきょうかん)闘争にご支援を!

<労働者の使い捨てを許さない>
<マイノリティ差別を許さない>

2004年9月から約1年半、大阪市野宿生活者巡回相談事業で働
いていたKさんに、今年3月、突然の雇い止め通告。雇い止めは、
Kさんの性同一性障害を差別した不当なものです。「男か女かはっ
きりしろ」、「野宿者から蔑視される」など差別的な言葉を浴びせ
かけられたあげく、仕事を取り上げられ、雇い止めにされました。

雇用主の社会福祉法人大阪自彊館側は、団体交渉の席上、雇い止め
には正当な理由がないことを認めていますが、セクハラを認めず、
雇い止め撤回もしません。Kさんは、泣き寝入りはしたくないと、
性同一性障害に対するセクハラへの謝罪と雇い止め撤回を求める裁
判闘争に立ち上がりました。

ユニオンぼちぼちも全力で闘っていきます。しかし、裁判闘争には
多額の費用がかかります。ぜひ支援カンパをお寄せくださいますよ
うお願いいたします。労働者の使い捨てを許さない、マイノリティ
差別を許さないこの闘いに暖かいご支援をよろしくお願い申し上げ
ます。

※※※※※※※※※※
裁判カンパのお願い

自彊館闘争支援カンパ 1口1,000円(何口でも)
郵便振替の場合(自彊館闘争支援と明記ください)
加入者名 ユニオンぼちぼち
振替番号 00900-8-263985

※※※※※※※※※※
裁判を広めてください!

☆このメールは、転送・転載してください。

☆チラシを周囲の友人に渡していただければ、なお幸いです。
裁判支援チラシは、以下から簡単にダウンロードできます。
http://rootless.org/botiboti/jikyoukan.pdf

▼Kさんの思い

突然雇い止めを言われ、有期雇用の労働者の厳しい現実を味わって
います。私は入社時に、自分が性同一性障害であることを報告して
採用されました。私の仕事は、野宿生活者の巡回相談です。アルバ
イトとしては人並み以上に仕事をこなしてきたと思います。しかし、
新しい所属長はマイノリティを理解しようとせず毛色の違う人間を
いかに排除するかしか考えていないかのようで、陰に陽に仕事をさ
せてもらえない仕打ちを受けるようになりました。

厳しい雇用情勢下では好むと好まざるとに関わらず、多くの人が非
正規雇用に甘んじざるを得ません。誰もが弱い立場に立つ危険性に
さらされ社会的に排除の対象にされるかも知れないのです。団体交
渉の中で自彊館幹部は「有期雇用のアルバイトは期間が来れば解雇
されて当たり前」と言いました。最近、プレカリアートという言葉
をよく聞くけど社会問題として非正規雇用の問題を考えないといけ
ないと思います。私は「嫌なら辞めて他の会社へ行け」と言われた
けど、そういうことを言えないような、労働者を使い捨てにできな
い社会を望みます。個人を尊重する社会でないと誰もが安心して暮
らすことなんてできないのだと切に思います。

個人的な抗議に限界を感じ、労働組合の必要性を痛感しました。私
以前にも泣き寝入りしてやめていった人もいます。職場がこのまま
ではまた同じことの繰り返しになると思いました。泣き寝入りをし
ない。労働者の使い捨てを許さない。マイノリティ差別を許さない。
だから裁判に訴えることにしました。どうぞ、ご支援をよろしくお
願いいたします。

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ユニオンぼちぼち

毎週土曜日12時~午後6時は労働相談中!

京都市南区東九条上御霊町64-1
アンビシャス梅垣ビル1F
電 話:075-681-6904(FAX兼)
E-mail:botibotiあっとrootless.org
URL:http://rootless.org/botiboti/main.htm
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