「Insiememusicadiversa」

2005年04月18日 16時04分46秒 | CD
「Insiememusicadiversa」
「One/Toot(Phil Minton/Axel Dorner/Thomas Lehn」
「Continental Crust/田中悠美子・Ivar Grydeland」
「Kenon/木下和重・大蔵雅彦・江崎将文」
「ailack/秋山徹次-ユタ・カワサキ-Jason kahn」

以上IMJ通販で購入した。



「こころをさなき世界のために~親鸞から学ぶ<地球幼年期>のメソッド/森達也」

2005年04月13日 23時33分01秒 | book
「こころをさなき世界のために~親鸞から学ぶ<地球幼年期>のメソッド/森達也」
「アフター・セオリー/テリー・イーグルトン」
「外国人法とローヤリング~理論と実務の架橋をめざして/宮川成雄・編」
「シェルタレス」24号

ジュンク堂で購入。
「シェルタレス」と「インパクション」を買いにいったのだが、
「インパクション」はまだ出てなかった。
「シェルタレス」前号の論文の訂正箇所を照合するマニアックな人はいったいどれだけ
存在するのでしょう?(謎)

森達也さんの新著、一気に読んでしまいそう。

「唐突にマリみて話」

2005年04月13日 16時50分34秒 | Weblog
「さらしはてな日記」唐突にマリみて話というエントリーがすばらしい。

「『パラソル』で他者性を獲得して以後、状況をフラットに見渡すことのできる客観の人となった祐巳は、思い込みを内部でループさせることによって読者を深みに連れていく、いわゆる文学的と言われるような内面語りには向かない視点人物になってしまった(コメディの語り手としては優秀なのだが)。」
「『妹オーディション』では、友人たちの心情を適確に見通し最善の方向に導いてみせる(かつての蓉子のような)祐巳よりも、不透明な状況に苦闘する由乃や乃梨子のほうが魅力的に映るのはやむをえない。
さて、こうして異様にものが見える人となった祐巳に対して、唯一の解くべき謎として残されたのが松平瞳子だ。『妹オーディション』において、乃梨子から瞳子の苦境を聞かされても「そうだよね。あの子、すごく繊細だもん」以上の言葉が出て来ない祐巳。「志村、後ろ後ろ」視点に立つ読者に祐巳の鈍感さは恐るべきものに見えるが、実際のところ彼女にとって、瞳子の内心を本気で探ろうとしたことはこれまで一度もなかったのではないか。祥子以来の最大の謎である瞳子に祐巳が本気で向き合うこと、それは祐巳がもう一度他者と世界に出会い直すことに他ならない。その時、主人公としての福沢祐巳もまた「妹」ではなく「お姉さま」と呼ばれる新しい祐巳となって、輝きを取り戻すのだと思う。」



『志村、後ろ後ろ』のところとかほんとうに面白いし、
こういうの書ける人を心から尊敬する。