今日のwebから

2006年08月14日 17時03分41秒 | Weblog
(1)横にリンクも貼ってるしそこから読んでいただければ十分だと思う(こちらから付け加えることが何もないから)けど、P-navi infoで紹介されている、隔離壁への抗議行動に対するイスラエル軍の弾圧には、本当に恐怖を感じる。動画がリンクされているが、持っているものといったら横断幕と旗くらいの人々にいきなり水平に銃を撃ってくる。撃たれたイスラエル人のライマルさんは重体、銃床で殴られたデンマーク人のリナさんは頭蓋骨骨折・脳挫傷の重傷であるという。倒れている人の横を傲然と?何事もないように?通り過ぎてゆく軍隊。

(2)浅井久仁臣さんのレバノンに停戦は訪れるかという論考より。
「今回の一連の安保理決議に関わる報道を見ていると、15,000人の国際勢力兵士がレバノン南部のイスラエルとの境界線沿いに送り込まれるから停戦監視が上手く行くかのように報じられているが、停戦はそんなに簡単なものではない。一般的に言って停戦に関しては、破られる可能性の方が高いと見て良い。かつての『レバノン内戦』では、あまりに停戦の回数が多く、確か200回位までは数えられていたが、その辺りから誰も数えることはしなくなった。これまで何度も行なわれた国際軍の派遣も、一時的に効を奏したが、しばらくすると『元の木阿弥』になった。」

(3)これもいろいろなところで紹介されているロバートフィスク記者(「インディペンデント」紙)の記事

「しかし、もし停戦が崩れた場合、恐らくそうなる見込みだが、イスラエル、アメリカ共に、この現状を脱するためのいかなる計画も有していないように見える。合衆国はこの戦争を、ヒズボラのイランやシリアのスポンサーを弱体化する好機だと思っていた。しかし、どうやら既にテーブルはひっくり返っていたようだ。イスラエルの軍事力は、橋や発電所やガソリンスタンド、アパートを破壊するには充分だったが、彼らが片付けると誓った『テロリスト』軍を潰すには著しく不充分だったようだ。
『停戦合意の侵犯その他全ての問題については、レバノン政府に対して申し立てる』、イスラエル首相は昨日そう言った。まるで停戦がもたない事を承知しているかのように。
そしてこれは、もちろん、イスラエル側に、更なるレバノンの民間インフラを攻撃する口実を提供する。
しかし、より懸念されるのは、イスラエル国境とリタニー川の間の土地に展開すると思われる多国籍軍についての、国連安保理決議の用語の曖昧さである。
というのは、もし、今後も、イスラエルとヒズボラが南部で戦争状態を続けるとすれば、どこの国がそんなジャングルに自国の軍隊を送る勇気があるだろうか?
悲劇的にも、そして全ての巻き込まれている人々にとっては致命的にも、真のレバノン戦争は、正しく本日から開始される。」

司法書士の派遣労働容認の方向

2006年08月14日 12時44分56秒 | memo
ボツネタ経由で知った新聞記事。登記・供託業務に関し司法書士の派遣を容認する方向だという。

すでに法人化が認められており、流れとしてというか制度としては系列化・寡占化への流れができつつあると思われるが、問題は「月末」「半期末」「年末」「年度末」が忙しいだけなのに、常時司法書士を抱え込む経営リスクを何とかしなければならないということだ。派遣の容認によりそれが可能になる。忙しいときだけクイツメ者の本職を雇い入れればそれでことが足りるというわけだ。

弁護士が大増員により深刻な影響を受けようとしている(「2007年問題」)が、司法書士もまた、ということになる。これは法務省が抵抗をしているようだが、商業登記・不動産登記業務の一部を行政書士に開放するという動きもある。

すでにアメリカでは少なからぬ弁護士が缶詰工場などでアルバイトしなければいけなくなっているなんていう記事を週刊金曜日で読んだが、たしかにみんなが厳しい時代に司法書士だけ安閑としていられるということはなかろう。

法律専門職能を経済的に締め上げるというのはニッポンのこれからにとってぜひとも必要なことだろうから、この流れはとめられない。
「プレカリアート」の仲間入りである(いや、すでにそうだったんだけど)。


「ウラ読みニッポン-新聞ではわからないことがわかる本/天木直人」

2006年08月14日 10時53分03秒 | book
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あともう少し天木さんの本、到着の予定。