過ぎゆく時の中で・・・

自分を見つめ、一歩前に進みたくて始めたブログです。

私のギャラリー

2010年11月26日 | 好きな風景、花の写真
撮り溜めた 昔の写真を 覗いてみたら

好きな写真が出て来ました。

目の前の風景を 忘れる事なく

残して置きたかっただけですが

想いのある その場所を 

心の中だけでなく

もう一度目にしたいと思った 好きな写真です。



善光寺参道に「ぱてぃお大門」という一角があります。

妹のお墓参りの帰りに いつもよる好きな場所でした。

お蔵で造られたお店が集結していて風情があります。

雨に降られて 雨宿り・・・





今年は御柱で 賑わった諏訪大社上社の一つ手前の 前宮。

友達と立ち寄った 神社の境内。

なんとなくホッとする水の音が気持よくて・・・




霧ヶ峰に行く途中を左に入ると 蓼の海という小さな湖があり

さらに奥に行った場所です。

ちょっと淋しいけど 静かな風景が好きな場所です。

友達と何度か行き 沢山お話した所です。



振り返ったら 寒くなりかけた 夕方の空の下

二人で立っているような 木が妙に気になって・・・




ベルと散歩した道から見える 見慣れた風景・・・

毎日、毎年 それぞれの季節で 色々な顔を見せてくれます。

雪の八ヶ岳と 右の三角屋根は八ヶ岳資料館

左が茅野市で ただ一つの大学・・・東京理科大学。

何度見ても見飽きない風景・・・今もこれからも大好きな場所。




写真は何度撮っても 中々上手になりません。

でも私の心に残る風景を写して行こうと思っています。

少しでも腕が上がるといいんだけど・・・

こればっかりは生まれ持ったセンスですよね~。


拙い 私の写真を見てくれてありがとう~。

諏訪湖の遊覧船

2010年11月23日 | 好きな風景、花の写真
先週の金曜日に 近くに住む仲間6軒の皆さんと 忘年会をしました。

今年で16年になるのかな・・・

ベルが我が家の家族になった年から始まりました。

毎月一軒で 3000円ずつ積み立てをして 毎年恒例の行事です。

旅行に行く事も含めての積立でしたが

それぞれに都合がつかず 中々行く事が出来ません。

なので・・・今年は旅行気分で お泊り忘年会との事。

旅行気分でお泊りを・・・といっても

家から25分の諏訪湖にあるホテルです。

金曜日の夜でしたがインターネットでも人気とかで 結構賑やかでした。


部屋から下を見たらイルミネーションが・・・



玄関フロアーの屋根に飾り付けられて綺麗でしたよ~。


今回は おフランス料理で 大変美味しく頂きました~ 写真無しです。

でも日本男子達は苦手だったらしく 落ち着かない様子でしたよ。

二次会は幹事の部屋で・・・

和室にて日本酒&焼酎&ウィスキー等々

男性諸君は心行くまで呑んで騒ぎました。

女性は久々のお喋りに華が咲き・・・留まる所を知りません。


宴会後はそれぞれの部屋に帰り 

私達は最上階の大浴場へ・・・

広々としたお風呂に私一人・・・少々怖 !!

でも諏訪湖周辺の街明かりが 旅気分で最高でした。



朝、目が覚めると窓の外に 諏訪湖に浮かぶ遊覧船が・・・



子供の頃から目にしていた遊覧船。

一度も乗った事がないから お願い~~と頼み込み

友達夫婦と四人で乗りました。

私達が乗ったのは 親亀の背中に子亀を乗せた遊覧船。





出発前に帰って来た白鳥丸。

本当は小さい頃から見ていた 白鳥丸がよかったんだけど・・・



どうです、このまつ毛の長い事・・・お目目がパッチリですね~




私達が泊まった ホテル紅や。



岸から近い所にある 初島



初島にも鳥居と4本の御柱が・・・

観光客も参加して御柱を曳き 諏訪湖周辺を回って

この初島に御柱が建てられました。

乗り合わせた 愛知県から来た6人の観光客と和気あいあいと・・・

友達のご主人が 御柱の事などをノリノリで説明していました。

この後、小さい頃に 諏訪湖でスケートをした話で盛り上がり

滑る格好をしてくれて 二階の船内は笑いの渦が・・・

写真撮っておけばよかった~。






ふと外を見ると ぼかし絵のような風景が・・・




キラキラ水面が輝き 普段見られなかった諏訪湖に感激 !!



小さい頃に父に乗りたいと おねだりした遊覧船。

あの頃はそんな余裕もなかったでしょうけど

今なら私が乗せてあげられたかな~なんて・・・

念願の遊覧船で 父の面影を抱いて乗った楽しい一時でした。

冬のお決まり事

2010年11月21日 | 日記
11月・・・霜月

霜月と呼ばれる11月になると

信州の各家庭では 野沢菜漬けが始まります。

霜が降りると野菜は柔らかくなり

漬け物にしても柔らかくて美味しくなります。


私が結婚したばかりの ず~~~~~~~っと若かった頃に

叔母から漬け方を一度だけ教えてもらいました。

それぞれの家庭で入れる物が違います。

柿の皮の干した物のを入れると甘味が出ると言われます。

お味噌を入れたり お醤油を入れたり 酢を入れたり

土が付いた状態で漬ける方法もあるそうですが

いくら食べる時に荒うと言っても土はちょっと・・・私は無理です。

以前は私も色々挑戦しましたが

今は塩、ザラメ、お酒で漬けこみます。


塩加減・・・計量する訳でなく

あくまでも加減なので そこが中々ねぇ~。

毎年漬けていても 水の上がり具合が悪かったりします。

水が上がらないと言う事は塩加減が足りないか

重石が足りないか・・・どちらかです。

重石を足しても上がりが悪い時は

誘い水といって 塩水を少し入れると上がって来ます。


さてさて・・・今年は上手く水が上がるかな ?



写真は まだまだ途中の状態で

横に入れてギュッと押して 塩、ザラメ、お酒

縦に入れてギュッと押して 塩、ザラメ、お酒

その繰り返しで びっしりと上まで漬けこみます。


なんてったって力仕事で 腰が痛くなってしまいま~す。

でもね、本当に疲れるのは 野沢菜を洗う時なんです。

友達が実家で野沢菜を採って 

近くから温泉を汲んで洗ってくれました。

一番大変なお仕事、感謝 感謝です。

ただ漬けるだけで疲れたなんて言ったら

罰が当たってしまいますよね~。


お正月の頃には 野沢菜を出す時に冷たいけど

ちょっと凍った野沢菜は最高に美味しいんですよ~。


お陰さまで 今年もまた 美味しい野沢菜を頂けそうです。

いつもいつもありがとう~。










信州の鎌倉へ

2010年11月18日 | 好きな風景、花の写真
先週の日曜日に 信州の鎌倉、別所へ行って来ました。

信州の鎌倉 ?・・・何でそう呼ぶんだろう。

一緒に行った友達に質問されましたが

お寺や神社が沢山あるからなのかなと

若い頃から漠然とそう思っていました。


調べてみました・・・ネットで。

鎌倉北條氏の一族である「北條義政」が出家して

今の上田市塩田町に民館を構え、北條氏の滅亡まで

三代五十七年間にわたりこの地域を治めました。

その頃に仏教文化が栄えた為に お寺や仏像が多いそうです。

だから塩田平には 神社仏閣が沢山あるんですねぇ。


特に目的もなく 目にした神社へ・・・生島足島神社
             
生島足島( いくしま たるしま )神社は

人と大地に生命を与える「生島大神」と 人の願いに満足を与える「足島大神」

それと諏訪大神が祀られている 信濃屈指の古社だそうです。

どうりで いくつも社があると思ったわ。

11月なので 七五三

神社の中は人、人、人で凄い騒ぎでした。

親は 子供に一世一代の晴れ姿を・・・

おじいちゃんや おばあちゃんもニコニコ顔でしたよ~。


                  
おねえちゃんが 弟と妹の晴れ姿を・・・パチリ !

「ハイカラさんが通る」に出て来るようなブーツ姿が可愛い~
                
  


前に一度行った事がある中禅寺へ・・・

色づく紅葉が綺麗でした。



お堂の茅葺きには 長い間に苔も蒸して・・・風情がありました。



この後は ナビ使用で 前山寺へ

参道の並木が 良い感じ~



参道を登り切ると 三重の塔が・・・

銀杏の木と青い空と 三重の塔が 優美でした。

桜の木も沢山あったから 春に来てもいいかな~と感動。




前山寺の参道の横には 信濃デッサン館があります。

水上勉さんが貧困の頃に子供を養えず

妻が養子に出したといわれている子供・・・窪島誠一郎さん。

彼は戦時中 若くして亡くなった芸術家の作品を集め

この美術館を建てて 展示しているそうです。

デッサン画の横に書いてある説明を読むと

素晴らしい絵心を持ちながら 

亡くなっていった 無念の気持ちが伝わります。


建物には蔦が這い ちょっと忘れられそうな 

ひっそりした 小さな美術館でした。


一緒に行った友人夫婦は 芸術に富んだ人達なので

私達も見習って ゆっくりのんびり 鑑賞して来ましたよ~。



隣には喫茶店があり 四人でコーヒーを頂きました。



店内に飾られていた 花瓶の焼き物と

私が好きで使っている カップとよく似ていたので

聞いたら売り物があるとの事・・・買ってしまった二個。

佐良志奈焼き・・・サラシナと読むそうです。

上田市に窯を持ち 上山田温泉に直売元があるそうですよ。



この青のコントラストが何とも好きなんですよね~

素敵だと思いませんか~ ?

右が一輪ざしで 左が「ニコライカップ」というそうです。

ニコライカップとは 温泉飲用らしいですが

私は一輪ざしに使おうかと・・・春が待ち遠しいです。



最後は道の駅で お買いもの。

信州名物のおやきにマルメロジャム。

マルメロってカリンの一種なんですって。

同じ物だと思っていたら 微妙に違うらしいです。

マルメロのジャム、「初恋風味」のネーミングで即 購入 !!


お店の前には 昔の車が・・・

ダイハツのオート三輪車が置いてありました。

ちゃんと車検も取ってあって 動くそうです・・・びっくり !!





別所には もう一度行きたいお寺や温泉や

まだ行った事のない所もありますが

今回は あまり欲張らず

数か所に時間を掛けて ゆっくり見て回りました。

好きな物を見て 好きな物を食べて

好きな焼き物を買い 楽しい時間でした。


まだまだ行った事がない信州・・・

明日への仕事の活力の為に・・・

とか・・・理由をつけて遊び回っていま~す。

「人間の関係」

2010年11月13日 | 思うままに
少し前に 保健補導員の全員に 市から一冊の本を頂きました。

五木寛之さんの「人間の関係」

この本を読んで感想を書きなさいとの事で・・・

一気に読む時間もなく毎日少しずつ

ある時はハイペースで読みました。


五木さん自身が 以前 鬱状態になった事があったそうです。

ご自身の努力では 3つのノートを作り 意識を変えて行ったそうです。

50代の時は「喜びノート」

60代の時は「悲しみノート」

70代の時は「あんがとノート」

それぞれに 一行だけ 嬉しい事、悲しい事、ありがたい事・・・

毎日必ず書く事で 鬱状態を 乗り越えたそうです。



私はまだ うつ病も うつな状態も経験した事がありません。

毎日過ごした長い間には 悲しい思いをしたり

辛かった事があったり 色々な 感情はありました。

それが少しうつ気味になっていた時も あったのかもしれません。

ただ自分自身で気がつかなかっただけで・・・



大きな悩みを抱えている人はもちろん 

特に大きな悩みが無い人であっても

更年期で 気持が落ち込んでしまう人もいるでしょう。

うつ状態で辛い時に 誰にも分かってもらえない苦しさもあるでしょう。


そんな時に 人と人との人間関係が良くて 信頼関係があるとしたら

きっと心を病んでいる人も 少しは救われるかもしれませんね。



歳を重ねるごとに 人間の関係の大切さを 身に染みて感じます。

その時になってからではなく 日頃からが大切な気がします。


人は決して一人では生きていけない事も分かっていました。

そして 病気になっても ならなくても 

人との繋がりが関わって来る事も分かっていました。



でも この本を読んで 

自分自身の言動を反省する所も多々ありました。

自分が病んだ時でも 健康であっても 

お互いが信頼関係を築けるように

少しでも意識して 人との関わり合いを大切にしたいと感じました。


「人間の関係」には 沢山の事柄が書いてあります。

人には色々な考え方もあるので

必ずしも 五木さんのおっしゃる事が

全部正しいとは言えないかもしれません。

でも五木さんが生きて来た中で経験した事は

平凡に生きて来た私としては 興味深い内容でした。

自分の意見と違っていたとしても 考えて見る事も大切かなと・・・

自分自身を見直す為の 道しるべとして

時々ページを開いてみようかと思っています。


市から頂いた1冊1100円の本・・・

茅野市全体の保健補導員関係者に 無料で配布された一冊は

市民の税金から出ているんですよね。

保健補導員に関する人達全員が

同じ気持ちを持ち 人間の関係を前向きに考えて

お互いに助け合う気持ちが持てたとしたら

血税を使ったとしても意味があるものでしょうね。
 

意味があるのか 無いのかは その人の意識でしょうか ?


これから先の人生で きっと意味のある事と信じて・・・