チョキで殴るぞ!

自分のことは棚に上げ、他人には一言つっこまずにはいられない、 わがまま“びっきい”によるツッコミ短歌ブログです。

身投げした死に損ないの遺書の誤字 きちんと指摘すべきだろうか?

2006-12-14 05:45:44 | インポート
年末恒例の《今年の漢字》が発表されました。
「悠」や「生」を抑えて1位となったのは「命」。
年末年始のテレビ番組で、
TIMがしゃかりきになってる姿が目に浮かびます。

“平等”をモットーとしている私としては、
漢字だけが優遇されることに不満を感じますね。
《今年のひらがな》や《今年のカタカナ》も
やっぱし選んであげないと。

今年のひらがなは「ふ」です!
今年のカタカナは「ネ」です!

いや、なんか深い意味があるかといったら、
別になんもないんですけどね。
「今年は“ふ”ががんばったよな~」とか、
「今年の“ネ”の活躍はあっぱれだ」とか、
そんな会話が交わされたら、
仮名もきっと小躍りして喜ぶんじゃないかと。

今日の短歌なんですが、
これはまたデリケートな問題ですね。
普通の人なら黙ってスルーするところでしょうが、
漢字検定二級を持ってる私としては、
誤字はきっちりつっこんでおきたいですよ。

見舞いに訪れた病院のベッドのかたわらで、
「お前さあ、『先立つ不幸を…』の『不幸』が、
『不辛』になってたぞ」と、傷んだ体に追い討ち。
包帯を巻いた頭を垂れる無言の友人に、
「だから、生きようぜ。漢字を勉強するために!」と、
すかさずフォローを入れてやれば、
友人は涙を流し、再起を誓ってくれることでしょう。

ちなみに、
漢字のことならなんでも知ってる私ですが、
もしも読めないひらがながありましたら、
その時も“ひらがな博士”の私にご相談ください。
長年の疑問がたちどころに解決するでしょう。