昨日は、久しぶりにお洋服の先生コロモさん宅でお料理教室を開催させていただきました。
コロモさん、参加者の方々、ありがとうございました。
メニューは、スパイスが効いたメキシコ料理が中心。
「モーレ・ポブラーノ」 「トルティーヤ」 「豆とアボガドのメキシカンサラダ」
トルティーヤを使って「ケサディヤ」も作りました。
デザートはイタリアになるけど「ティラミス」にしました。
モーレ・ポブラーノは、チョコレートを使ったソースと言う意味です。
チョコを入れると甘いかも・・と思われるかもしれないけれど、そんなことはありません。
カカオを入れて作るビターな深みのあるソース。
食べないと分からないと思いますが(何でもそうだけど)すんごく美味しいです!
レーズンの甘味、ナッツのコク、トマトの酸味、カカオの苦味が混ざり合い、何とも言えない香りに。。
最初はトルティーヤに付けて食べることを考えたのですが、
これは、やっぱりご飯にかけて食べたいっっ
トウモロコシの粉を入れたトルティーヤのアレンジ「ケサディヤ」
サラダ&スパイスご飯、モーレソースをかけて
甘さを控えめに作ったティラミス
ビターな苦味を感じる大人の味
スパイス料理を食べると、身体の中からシャキッとします。
最近、天候が不安定なので気圧の変化を感じる人が多いかもしれません。
スパイスは、自律神経を整える働きがあります。
季節の変わり目は、スパイスを取るのも良いと思います。
イライラしたり、気持ちが晴れないときは・・
クミンやコリアンダー、オレガノ、シナモンを入れたチャイやスープなどは手軽です。
今回、お料理教室に学校がお休みだったお子様も参加してくれました。
子供が一生懸命お手伝いをしてくれる姿って、可愛いー。
そして、愛おしい。
幼い頃に体験したお料理をする記憶って、大人になっても残ると思うんです。
私自身のことですが、4~5歳くらいのときに母が通っていたお料理教室に連れて行かれました。
そのとき食べたハンバーグの香りや味は、今だ鮮明に残っています。
お料理は楽しい、そして美味しい。
自分の親が笑顔で調理をして美味しいね、と言いながら食べていたら、それを見た子供は大きな安心感に包まれて、楽しい事をしてるんだなぁ、と直感で感じると思うんです。
大人になっても心の隅にでも良いから、料理が楽しいと言う思いが残ってくれたら嬉しい。。
話が変わって・・・
私は基本的に和食が好きだけど、定期的に中東料理ブームが訪れる。
野菜や豆・魚・スパイスを使った料理は、何故かホッとする料理。
ペルーで食べていたバスマティライスが懐かしい。私の身体には合っていた。
日本に帰ってきて食べた日本米は、粘りが強くて甘く感じ、少し食べても胃が重く感じたほど。
京料理を学んだ料理人から「日本食は砂糖の文化」と教えられました。
確かに煮物には砂糖やミリンを使っているレシピが多いし、外食すると甘味を感じる物が多い。
私は普段、煮物は出汁を使って作るので砂糖は殆ど使いません。
外食産業の人に「不景気のときは、全国的に甘めの味付けになるんだよ」と教えられたことがあります。
砂糖を取りすぎると不調がテキメンに身体へ出てしまうので、遠方に出かけたときは気を付けています。
定期的に、身体がリセットする食事に切り替えて調子を整えることをしています。
何事も「バランス」が大切・・ですね。