ロシア留学中・脱力進行中

モスクワ留学滞在記、スポーツ(特にテニス)のこと。他に趣味(漫画や音楽)等いろいろ・・・

サーブは放たれた

2005-10-23 23:19:22 | モスクワ留学記
昼11時寮を出発、学校へ。
今日は日曜日だが、学校へ向かうその訳とは、テニスをしに行くのだ!
学校のグラウンドに結構良いテニスコートがあり、
留学の同期のS嬢とテニスをしてみようと相成ったわけだ。
借りれるかどうかは不明、日曜に開いているかも不明、いわば挑戦。

さて、学校はいつもの見慣れた風景とは違い、日曜はとても殺風景だった。
平日は人がたくさんいて、さすが国一番の大学と思えるが(それでも日本よりだいぶボロい)
人がいないと落ち葉やら枯れた池やら古い校舎やらがやたらと目に付く。
そのなかでコート付近に人影が、お?やっているかな?
確かに3人ほどテニスをやっていたが、その人達はコートの外で壁打ちしてただけだった。
やはりコートには鍵。日曜はだめなのか、と仕方なく外で壁打ちしてた。
すると30分後、あるおじさんに話しかけられた。「コート使いたいか?」
まじで!?もちろんです、とお願いをすると、すぐに鍵を開けてくれた。
1時間150ルーブル(約600円)と言うことだ。モスクワ大の学生かと聞かれても、
別に身分証明書は確認しなかったし、お金も使用後で良いという。
えらく気前のいい管理人だ。

途中20分くらい雨に濡れながら執念で久しぶりのテニスを楽しんだ。
これでもか。というくらいにサーブが打てなかった。
2ヶ月休んだだけでこれほどまでに落ちるものなのか?
自分の下手さにガックリ・・・orz(←まさにこんな感じ)
それでもテニスは楽しい。コートもとても良かったし、是非またやりたい。
これからどんどん寒くなり、雪が降れば最早無理となってしまうが。

帰ってコンサートまでの3時間、しばしお昼寝。

夜はコンセルバトーリヤ。これで3日連続だ。
今日の内容はチェロの夕べ。ドボルザークの「チェロ協奏曲」、サン・サーンスの「チェロ協奏曲」、チャイコフスキーのチェロ「ロココ風の主題による変奏曲」。
3人のソリストが一曲ずつ演奏。正直ドボルザークの協奏曲以外知らなくて、
当然ドボルザークが一番気に入った。良い演奏だった。
生で聴くのは音がいいだけでなく、どの楽器がいつ音を出しているかとか、
カデンツァはどんな風に弾いているのかなど、とても見ていて面白い。
「見るんじゃあなくて観ることだ・・・聞くんじゃあなくて聴くことだ・・・」by承太郎
サン・サーンスもかなり良かったです。この人はいままであんまり聴いたことなかったが、
かなり技巧を凝らした協奏曲で、イメージが変わりました。

満足して帰宅。余韻に浸る間もなく宿題に追われ今に至る。


本文とは関係ないが、今日の昼間初めてロシア人に電話した。一昨日書いたエレーナ。
明日の飲み会?の場所と落ち合う時間を聞くだけなんだけど、すげー緊張した。
電話かける前に、携帯画面に名前を表示してから10分悩んだよ。
まず自分の名前言って、それからお誘いのお礼を言って、時間と場所を聞く!
辞書や会話帳引っ張り出して間違いないか調べた。
途中電波が悪くてとっても焦ったけど。
明日は良い会だったと報告が出来るよう頑張ります。