ロシア留学中・脱力進行中

モスクワ留学滞在記、スポーツ(特にテニス)のこと。他に趣味(漫画や音楽)等いろいろ・・・

初陣

2005-10-12 06:59:45 | テニス
本日火曜日、授業が12時に終わり、そのままオリンピックスタジアムへ直行。
今日はテニス海外初観戦。
会場に着くと、げ!20人以上の列が。
チケット売り場が窓口一つしか空いておらず、どんどん混んでゆきます。
待つこと20分、本日分と木~日の4日分、〆てお値段1720ルーブル(7000円弱)。
最後の二日間で1200ルーブルなので、それ以外の安いこと!

会場に入ると自分の席を探すのも一苦労。ロシアではサービスを当てにしてはいけない。
やっとのことで席を探し当てると、この日のセンターコート第2試合は終盤。
ロシアのガバシヴィリが、ギレス・ミュラーを追い詰めているところでした。
(結果は6-3、6-1の圧勝)

センターコート、次の試合はディナラ・サフィーナvsシルビア・ファリナ・エリア
Farina Elia(ITA)1 5
 Safina  (RUS)6 7

1stセットはサフィーナのストロークがファリナ・エリアを完封。
2ndセットもダブルブレイクアップで4-1とし、このまま圧勝かと思われた。
しかしここからの粘りがファリナ・エリアの真骨頂。
第6ゲームでものすごいストローク戦が展開され、5~6度のデュースの末、
ファリナ・エリアがブレイクバック。
サフィーナはスーパーショットの後のWフォルトなどで乗り切れなかった。
そしてそのままファリナ・エリアが4ゲーム連取。
第7ゲーム終了後にはサフィーナがメディカルタイムアウトをとるも流れを押し戻せず、
結果4-5でファリナ・エリアに1ゲームリードを許すことに。
第9ゲーム終了時には、イライラでラケットを叩きつけて折るなど、
随所に兄譲りの激しい気性も垣間見せてくれた。
ただ、これで気持ちが治まったのかどうかは知らないが、次のゲームをキープすると、
続く相手のサービスゲームでは15-40とし、ダブルのブレイクポイントを手に。
一度デュースに追いつかれるも、執念のブレイクで大きな声が出た。
ラストゲームはストロークのパワーで押し切り、結果ストレートセット。
しかし2ndセットはとても見ごたえのあるものだった。
会場にもサフィーナのファンが多くいて、さすがロシアを2年連続フェド杯優勝に導いた
立役者の1人だと思った。

センターコート第4試合はクズネツォーワvsガグリアルディ。
序盤からパワーショットで相手コートにウィナーを突き刺し、クズネツォーワが貫禄の立ち上がり。
(結果6-0、6-4)
実は途中、寮の日本人からお誘いがあり抜けてしまいました。残念。
この後、アンドレーエフ&ダビデンコvsロドラ&サントロのダブルスもあったのだが。

会場内では露天?が出ており、飲食物のほかに、テニスの大会らしくラケットやウェアも販売してました。
その中で目を引かれたのは、テニスグッズ販売。
テニスの参考書や、レッスンビデオ、さらに02年のロシアのデ杯初優勝のビデオが!
残念ながらDVDは無いようだが、お値段800円はとってもお得。
次行ったときに買ってしまおうと思います。
他にマラトTシャツやシャラポワカレンダー、ロシアのテニス雑誌のバックナンバーなどが豊富にある。
写真のマラト表紙の雑誌は、昨年のマドリッド&パリ勝利後と今年の全豪特集号。
各15、20ルーブル(60円、80円)とべらぼーな安さ。
お土産にもう何冊か買おうかしら。欲しい方居ればコメント下さい。
(マラトファンの皆様、いかがでしょうか?全部ロシア語ですが)
他にもイベントブースなどもありそうなので、次回木曜はもう少し探検してみようと思います。

尚、その後友人からお誘いのあったロシア人との会合は、7時くらいから10時半まで続きました。
とても日本のことをよく知っている人たち3人で、空手家も1人。
モスクワの綺麗な夜景の場所を案内してもらい、さらに公園でビール片手に語り合い、
もちろん片言のロシア語と日本語と英語混ぜながら。
次の機会もあると思うので、詳しくはその時に。