ロシア留学中・脱力進行中

モスクワ留学滞在記、スポーツ(特にテニス)のこと。他に趣味(漫画や音楽)等いろいろ・・・

過去と現在と未来と

2007-08-11 02:46:34 | モスクワ留学後記
8月の4日(土)~5日(日)、大学の寮で一緒だった友達
(先日富士山へ行った奴らとは別の)を訪ねて
三重県津市まで行ってきた。

このTカヨシ(←Tカハシさんではありません、念のため)という男は、
俺の友人の間でも1、2を争うアホで、「アホな行動」をさせれば屈指の男だ。
その風貌はジダン、その仕草はマラト・サフィン、しかしその実態は酔っ払いという、
3拍子そろったアホな男だ。
他にも「人を勇気付けるアホ」「人のやる気をなくさせるアホ」など
各分野に応じてアホの大家は居るが、「アホな行動」でこいつの右に出る者は居ない。

本来ならこの8月に挙げる結婚式に呼ばれていたのだが、
婚約者の妊娠が発覚したので式を早めて6月に執り行ない、
残念ながらわしは結婚式に出られなかった。結局この約2年の留学中に、
5度の結婚式の招待を断ってしまった。薄情な男が居たもんだ。

津に着いてそのままTカヨシの実家である伊勢に向かい、お伊勢さん参り。
伊勢神宮はわしが日本で最も好きな場所の一つで、行った回数も10回は軽く超えている。
ロシアに向かう直前の一昨年8月、昨年8月と2度とも参り、
「学業御守」を買って、ロシアで勉学が順調に進むよう祈ったものだ。
そして今回。3年連続8月にお伊勢参り。相変わらず神聖な空気だ。
五十鈴川も御神木も本宮もまったく変わらず古き日本の美をたたえている。
で、帰りはもちろんおかげ横丁の赤福本店で「赤福氷」を食う。
キングオブ土産が赤福餅なら、キングオブかき氷はこの赤福氷だ。
これも3年連続。実はお伊勢参りより赤福氷が目的だというのは神様には内緒だ。

津へ帰って2人で駅前の居酒屋に飲みに行く。ロシアの土産話もほどほどに、
結局いつものアホな話を延々続けていた。アホの追求には余念がない。
久しぶりに飲んだからか生中2杯ですげー酔った。その後はカクテルに切り替えた。
帰りはTカヨシの奥さんに車で迎えに来てもらう。新婚夫婦のアパート初訪問。
大学時代以来10年来の付き合いのアホな友人が、何か所帯の雰囲気のある
きれいに片付いた新築アパートに住んでいるのは、なんとも違和感があった。
昔こいつが住んでいた職場の寮の、いかにも男一人暮らしの殺風景な部屋が懐かしい。
こちらが持参したロシアの写真や、6月の結婚式のDVDを見ながら飲みなおし。
その後奥さんが嫁入り道具に持ってきたというシャープのでかい薄型TVを見ながら、
いつのまにかTカヨシは床で寝ていた。

翌日、朝飯に実家の名物という奥さん手作りの「めはり寿司」を食い、
TVを見ながら適当な時間でお暇。Tカヨシと津市内や鈴鹿にドライブに行き、
そう観光名所も特にない田舎の道を、アホな話をしながらダラダラ走った。
とりたてて特別なことをするわけでもない。
アホな友人と、普通に大学時代と同じような日常を過ごす。
これがしたかったのだ。Tカヨシも久しぶりにアホが出来て喜んでいた。
公務員だと周りがみんな堅苦しくて、毎日息が詰まりそうなんだそうだ。
俺たちはいつまでもこのアホな精神を忘れず、アホを追求していきたい。

聖地

2007-08-07 23:09:43 | モスクワ留学後記
クソ久しぶりの更新。1ヶ月も間が空いてしまった。
さして書くことがないから仕方がないといえばそうなのだが。
相変わらずグータラな日々を送っております。
早く働き始めんと、マジでニートになってしまう。

7月28日(土)、29日(日)の2日間で、大学時代に住んでいた寮の悪友達と、
富士山へ行ってきた。参加者は8人+その奥方1人で計9人。
ちなみに内わけは29歳×2、28歳×1(←俺)、27歳×2、26歳×1、25歳×2、22歳×2。
俺は隣の市に住んでいる幹事と前日の金曜日の夜から出発。
横浜に居る、今回は参加しないへたれ男の家に押しかけ、休息。。。
のつもりが久しぶりに会ったせいで話し込んで、結局一睡もしないまま翌日を迎えた。
翌土曜日、朝7時半頃富士山須走口5合目へ到着。
駐車場が死ぬほど混んでて車が4台中2台しか停められなかったので、
2台は5合目より2キロほど下のほうへ停めてから人員を上まで輸送。
だいぶ時間のロス。結局8時半頃から登り始めた。

富士山はこれまで高校2年時と大学5年時の2回登った事があり、3度目。
今回は前回と同じルート。前回もどエライしんどかったので、今回は登れるか不安。
しかも登る直前にリュックが壊れるアクシデンツ、持ちにくい。。。

最初の休息所6合目では休憩は要らんとぶっ飛ばし、そのまま登り続けて、
登り始めから約1時間15分後、本6合目へ到着。スゲー辛かった。
何で辛かったかというと、一緒にいる奴らと喋りたおしてたから。
ていうか俺が1人で喋ってた。息がキレギレ。もう黙って登ろう。
約2時間で7合目へ。ここは2900メートル地点。
5合目が2000メートルなので、2時間で900メートル登った事になる。
残りの高さ1キロ。何だ、意外と簡単に行けそうだな。
気合の入った俺は8合目、8.5合目には1番で到着。(写真はその8.5合目より)
皆を見下ろしていたのだが、9合目でガス欠。急に足が痛み出し、
結局ヘロヘロになりながら仲間内では3番目の登頂者となった。
正確には覚えてないけど、午後1時15分くらい。4時間45分での登頂だった。
まぁ年齢分布を考えると、3位は悪くないだろう。29歳に負けたけど。
脱落者は唯一の女性参加者1人と1番の若手(22歳)と幹事(25歳)・・・
幹事が登れなくてどーする!!?
下りは3時間くらいで下りれた。疲れ果てた身体でホテルへ。

ホテルでは晩飯の後、翌日の富士急ハイランド行きをかけて卓球勝負。
絶叫マシンが死ぬほど好きな俺はどうしても「ええじゃないか」に乗りたかったのだが
(それ以上に絶叫マシン嫌いな奴らを乗せたかったのだが)、
幹事の野郎がやたらと卓球強くて、絶叫マシン好きチームは全滅。
結局翌日はパターゴルフや水族館など、当たり障りのないものになった。
だから日記で書くこともなく割愛する。

帰りは名古屋に寄って帰り、今回参加できなかった残り2人の後輩とも顔合わせ。
飯を食ってさようなら。結局今回は大学時代の寮生の後輩8人中7人に会った。
そしてほとんどが普通のサラリーマン生活を送っていた。
(1人だけ法律学校に通い弁護士を目指していたが)
無職は俺だけだー!早く就職しよう。