ロシア留学中・脱力進行中

モスクワ留学滞在記、スポーツ(特にテニス)のこと。他に趣味(漫画や音楽)等いろいろ・・・

連戦

2007-04-28 08:54:15 | テニス
4月6日(金)~8日(日)はデビス・カップ準々決勝ロシアvsフランス、
4月21日(土)・22日(日)はフェド・カップ準々決勝ロシアvsスペインに行った。

今年は昨年と違い開催場所がルージニキ。寮から近くなったは良いが、
チケットがオリンピックスタジアムに比べて幾分高い。
安いチケットはものすごい隅のほうの一角しかなく、あまり快適ではない。
だが選手入場口が分からないため、高いチケットを買うにも決め手が無く迷った。
サインをもらうには必ず入場口近くに陣取らねばならないからだ。
結局、一番安いチケットを買い、終了直後に忍び込む作戦で行くことにした。
遠くてもオリンピックスタジアムでやってほしいなぁ。あそこは全席観やすかった。

結果は男女共にロシアの勝利。強い。
デ杯の方は初戦でダビデンコが敗れる波乱。
「Rubber 2」でユーズニーがガスケ相手に大きな1勝を上げ、
2日目ダブルスではダビデンコ&アンドレーエフがフルセットの末、
対フランス戦初めてのダブルス勝利。(よくこれまで勝ち越せてこれたもんだ)
そして3日目「Rubber 4」でアンドレーエフがグロージャンに敗れると、
やはり最後に登場はこの男、マラト・サフィン。
ツアーの不調が嘘の様にデ杯で力を発揮する男は、ストレートでマチューを破る。
昨年覇者のロシアがきっちり準決勝に駒を進めた。
1つだけショックなのは、マラトのサイン“だけ”貰えなかった事。
あんなに応援してるのに、何故俺にくれないんだ、マラトよ・・・
この大会中に初めてロシア国旗を買った。

女子のフェド・カップはシャラポワの欠場表明の影響か(残念・・・)
男子ほどの注目度は無いのか、かなり空席が目だった。
前評判でも明らかにロシア有利なので試合の面白さも男子より薄いが。
ただ2日間の分チケット代は安く抑えられるので、奮発していい席を買った。
男子のときにどこが選手入場口か押さえてあるし。
試合結果は書くまでも無いロシアの5-0。
というかこの日世界中で行われたフェド・カップの準々決勝は、
すべてホーム勝利の5-0だった。この辺が男子デ杯との注目度の違いかな。
2日目、「Rubber 4」終了時の休憩でスペイン応援団のおばさんたちが、
手拍子で民族舞踊を踊っていて、会場中が喝采していた。
対抗してロシア側もカチューシャを披露していた。素晴らしい文化だ。
2日間で出場選手4人(クズネツォーワ、ペトロワ、チャクベターゼ、ベスニナ)
のサインはおろか、全員と写真を撮ってもらうことに成功。
特にベスニナとはちょっと長く会話も出来た!
俺「写真一緒に撮ってください」
べ「あら、あなたとは昨日撮ったじゃない、私憶えてるわよ。」
俺「でもフラッシュが焚けなかったので上手く撮れてなかったんです」
べ「じゃあいいわよ」
関係者が急かす→「私は日本が好きだから、日本人の頼みは断らないのよ」
俺「スパシーバ」
べ「ありがと、でしょ?」
俺「ありがとう!」
ということでテニス選手とこんなに長く会話したの初めてだ。極感動!
もちろんこんな調子なのでカメラにポーズをとるときはベスニナに腕を回しました。
で、年のいったおじさんに写真を撮ってもらったのだが、
あまりにも感動していたため自分でデジカメのダイヤルを合わせておらず、
おじさんはデジカメの操作を良く知らないために、
撮れたと思った写真が撮れていなかったのです・・・!(泣)
それが分かったときにはベスニナは既に関係者通路に去ってしまった後。
結局、前日のフラッシュ無しの少し暗い写真が残った。ああ、俺のバカ。。。

でもどうやって中国人でも韓国人でもなく、日本人ってすぐに分かるんだろう?
ペテルブルクで写真を撮ってもらったプルシェンコも、
「写真お願いします」と話しかけるなりすぐに日本語で返してきたし。
まぁ逆に間違えられるより100倍いいけど。
写真は試合後サインに応じるチャクベターゼ。

儀式から再び幕は上がり・・・

2007-04-26 06:00:47 | モスクワ留学記
2ヶ月ぶりの更新。
gooのマイページが模様替えされててビビったわ。
全く更新してない間にも、1日平均30~40のアクセスが合ったようで。
すみません&ありがとうございます。これからまた出来る限り書いていきます。

その前になんでこんなに死ぬほど更新が滞ったかというと、
2月末から3月末に掛けて死ぬほど忙しくて、
(といっても就活生や、ましてや仕事してる人に比べれば屁でもない忙しさだけど)
あれよあれよと日にちが過ぎていき、一度サボるとなかなか戻せないたちなので、
4月に入っても3週間以上が過ぎる事態となってしまったのだ。
まぁ具体的には2月から始めたNHKでのバイト以外に、
3月中旬に両親が旅行でロシアに10日間ほど来た時の準備とガイド、
3月末のモスクワでの狂言公演の手伝いバイト、ってところかな。
これは無茶苦茶いいバイトだった。しかも結構面白かった。
両親とペテルブルクに行った際には、ペテロパブロフスク要塞内にてプルシェンコと遭遇。
離婚直後なだけあって、新しい彼女を連れていた。すごいきれいな彼女だった。
両親と共に写真を撮ってもらったが、逆に日本語で話しかけられてビビる。
フィギュア選手には親日家が多いなぁ。
要塞内の見物できる場所はすべて休館日というガイド失格のミスを犯してしまったが、
お陰で人気の少ない要塞に散歩に来た金メダリストに会えたってことで大満足。

4月に入って新しい留学4月生組が来た。しかし今回は3人。
このところ2年間の平均を一気に下回る人数減少。まだ5月頭に2人ほど来るらしいが、
値段的に安いペテルブルクの方に人気が集中してるようで。
もったいない。モスクワの方が絶対良いと思うんだけどなぁ。

4月6~8日にはデビス・カップ準々決勝ロシアvsフランスがあり、
21・22日にはフェド・カップ準々決勝ロシアvsスペインがあり、
その翌23日にはエリツィン死去の報が世界中を駆け巡った。
これらについては別件で詳しく書こうと思う。再開後最初の更新はこの辺で。
今後ともよろしくお願いします。