
ひとりで、夜の桜を見ながら帰る。
桜の声を聴くなら、断然、夜。
桜の花弁は、薄くて、あまりに儚い色で、眩しい太陽の光や強烈なライトアップに照らされると、本来の姿が見えにくい気がします。華やかに爽やかさが引き立つけれど、ほんとうは、もっと秘めた様子にこそ、桜本来の美があるのではないかしら、とわたしは自分の好みから感じてしまう。
薄曇の昼間、また夜はどこか遠くの明かりに照らされて仄かに白く輝くとき、桜は、その秘めた力である魔性を、ひっそりと甘く匂わせ、咲きこぼす。
ひとけのない、満開の桜の下に立つとき、聴こえない声を聴き、見えないものが体に流れ込んでくるような錯覚を感じます。
黒い空と、浮き上がるようなこの花弁の色合いのコントラスト、高貴さに、胸が高鳴る。
匂やかな息遣いを感じる。
誘惑してくる桜のなまめかしさ・・・、
妖艶
という言葉は、まさにこの雰囲気ではないかしら。
わたしはいま、妖艶を呼吸しているのだ、この場所で。
あたまがくらりとし、眩むような目をこらして、なおも押しよせる桜の印象を受け止める。
なんて豊かで溢れるような色香かしら。
呼吸ごとに、桜の秘密を受け取り、満たされた思いで、ふらふらとその場を後にする。
桜の声を聴くなら、断然、夜。
桜の花弁は、薄くて、あまりに儚い色で、眩しい太陽の光や強烈なライトアップに照らされると、本来の姿が見えにくい気がします。華やかに爽やかさが引き立つけれど、ほんとうは、もっと秘めた様子にこそ、桜本来の美があるのではないかしら、とわたしは自分の好みから感じてしまう。
薄曇の昼間、また夜はどこか遠くの明かりに照らされて仄かに白く輝くとき、桜は、その秘めた力である魔性を、ひっそりと甘く匂わせ、咲きこぼす。
ひとけのない、満開の桜の下に立つとき、聴こえない声を聴き、見えないものが体に流れ込んでくるような錯覚を感じます。
黒い空と、浮き上がるようなこの花弁の色合いのコントラスト、高貴さに、胸が高鳴る。
匂やかな息遣いを感じる。
誘惑してくる桜のなまめかしさ・・・、
妖艶
という言葉は、まさにこの雰囲気ではないかしら。
わたしはいま、妖艶を呼吸しているのだ、この場所で。
あたまがくらりとし、眩むような目をこらして、なおも押しよせる桜の印象を受け止める。
なんて豊かで溢れるような色香かしら。
呼吸ごとに、桜の秘密を受け取り、満たされた思いで、ふらふらとその場を後にする。
また、夕日を浴びて、ピンクが濃く見えている桜も捨てがたい。
桜には、様々な魅力がありますね。
にしても、写真がお上手。この写真、とても好きです。
一瞬でした。。
写真は、とても素敵な月のサイトから頂いたのです。昔。
が(・・;)
URLを紛失。。
お心当たりの方は、教えてください。。