Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

『経正』

2021-10-29 | musique... ongaku
今日は子供の誕生日。
数日前が夫の誕生日で、10月はいつもあっという間の1ヶ月。
お茶ではもう炉開きが間近ですが、風炉の最後のお稽古をしっかり腑に落ちるように学べたかというと、怪しい。
忙しさを感じる時ほど、一つ一つの出来事をしっかりがっちり噛み締めないとなあと思います。
そして今月の謡のお稽古も一昨日終わり、『経正』が終わって、『羽衣』に入りました。

『竹生島』を、8月に発表会で謡い、ようやくこれで晴れて修了!ほっとしたのでしたが、それというのも途方に暮れるほど節回しが難しいと感じたため。
ところが、続く『経正』は、もっと難しかった。
クセの部分はもう本気で「次のお稽古行きたくない」と泣きそうになるくらいでした。
謡本に書き込むのにも限界を感じてノートに一から書き写し、それを棒読み、という対策でなんとかお稽古に臨んでいましたが、それを見抜いてか?、先生が、
「12月の納会で、経正をやりましょうね」
と通達くださり、絶句しました😂
聴いていて美しい詞章ほど、謡が難しいものですね〜
自分が謡うのは絶望的に拙く情けないのですが、しかし、先生のお声を聴く贅沢さに、やっぱり魅力があって、お稽古、休まないで良かった、と毎回思って帰ってきます。



平安神宮の鳥居と息子☺️まだまだ人は大きくなれるよ!



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