Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

美女に学ぶ。~モニカ・ベルッチ

2004-05-28 | femmes...bijin tachi
秋に出産予定と聞いて、ビックリ!!!
あのモニカが・・・、ついに・・・。
何度となく、夫ヴァンサン・カッセルとの破局を騒がれながらも、そんなスキャンダル報道に全然動揺も見せず、堂々たる落ち着きっぷり。
実際デマだったようですね。
そんな彼女が、ママに。
ぴったりだ!!

かねてから、イタリアには、イタリア人の他に、「マンマ人」がいるよね、と友人と話していました。
マンマとは、ママ、つまり母のこと。
数あるイタリア映画を観ても、成人した息子より体格が良く、しょっちゅう家族で集まっては自家製パスタをたっぷりふるまう、威圧感たっぷりのママが、よく出てくるじゃないですか。
ほんとに「母」としか言いようがない、どっしりした安定感。
何をも恐れず、理不尽なことに立ち向かい、誰よりも家族への愛情に満ちた、一番確かな存在。
イタリアはカトリック色つよくて聖母信仰がさかんだから、マンマがみんなの心の支えになる文化なのでしょうね。
規律正しいプロテスタントの国々より、多分におおらかな印象があるのは、マンマが中心だからこそなのでは。

モニカも、これで確実にマンマ人だなあと、今回のニュースで改めて思いました。
ふくよかな体型からも、マンマ人予備軍らしさはうかがえるけれど、その顔つきが、よりマンマ人らしい。
どっしりした覚悟と信頼を感じさせます。

個人的な趣味からいって、わたしはきゃしゃな女性より、ふくよかな女性の方が好きなので、モニカには大注目でした。
体のラインを露わにした、映画デビュー作『ドラキュラ』の成功が、その後の彼女の方向をしっかり決め。
『アパートメント』のときの彼女は、美人過ぎて、OLファッションがかえって平凡な感じがして、イマイチ、印象が弱かったけど、
時代物とか、コスプレ系になると、俄然魅力が強調される感じです。
『ジェヴォーダンの獣』とか、『マレーナ』とか・・・。
どっちかっていうと、いい映画に出ているという感じはしません。
彼女の出ている映画は、モニカを魅せるためにあって、モニカの演技の体当たりぶりばっかりが印象に残る、という方が近い・・・。
けど、それだけの存在感を醸し出すっていうこと自体、すごいことなんだと思います。

彼女の顔立ちは、色彩的に、ブロンド・ブルーアイズよりいくらかは、わたしたちに近く親近感が湧くものなので、つくづく、アップの写真を見ると、メイクの研究などしてしまいます。
まあ凹凸が違うので(^-^;、そのままマネなどは出来ませんが・・・、
色を多用せず濃淡をつけて彫りを感じさせるメイクのいいお手本になります。
パーツが美しくてハッキリしているモニカには、ヘタな色はけばけばしくてあまり似合わない、っていうのもありますが、思うに、カラーレスのメイクの方が、色っぽい印象になるみたい。

男の人もその方がいいのかな、
聞くとたいていの男性が、モニカを絶賛ですね。
他にも美人女優なんていっぱいいて、好みが分かれるところもあるのに、モニカに関しては、もう、条件抜きで、「OK」。
特にヨーロッパ人。けっこう女にうるさい彼らが、別に他にコメントも何もなく、ただ「彼女はすばらしい」とつぶやいて深くうなずくのを幾度か見るにつけ、「なんなんだ、このモニカ賛は・・・」と思わずにはいられない。
男性には、あんなどっしり落ち着いて(精神的に成熟して)、なおかつ情熱的な美人の女性は、最高の理想なのかなあ。
母と恋人を、最高レベルで兼務。
ぜひとも見習いたいところです。

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