Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

見つめる視線

2007-08-11 | beaute... bi zenpan
あれ、見てごらん。

その示す方向へ視線をやると、テーブルで食事中の、女の子たち。
きれい、に着飾ってはいるのだけど、組んだ脚の上に猫背をのっけて、くにゃりとした姿勢で、食べ物をついばんでいる。
片方の女の子は、衆人環視のオープンテラスにいるにも関わらず、テーブルの下で、靴を脱ぎかけた足をぶらぶらさせている。

それがどう見えるか、
を冷静に思っただけでもけっこう恥ずかしくいたたまれないのはもとより、
とにかくからだに悪いポーズ。
長く脚を組んだ姿勢のままいる、食事をする、これは骨盤を自ら曲げる行為です。

骨盤が曲がるとどんな症状が出るか。
は、もういろんなところで情報が手に入るようになっているので、聞いただけで即・危機感が湧きますが、
骨盤を曲げないように常に意識する意思。
の方はなかなか、メディアの影響力の分野ではないようです。

あの子たちに足りないのは何か、わかる?
美意識なんだよ。
美意識ばかりは、しつけとか、誰かに言われては身につかないものなんだ。

反面教師として、しみじみ教えられる。
同じように、この方に姿勢を注意されたことがある自分。
ふと気を緩めた瞬間のことでしたが、緊張はクセにしておきたいなあと思った体験でした。
人の振り見て恥ずかしいのは、自分のことのようだから。染み入ります。
だから今、あらためて気をつけようと思う。

きちんとした大人の男性には、こんなふうに、女性を見ている人もいます。
美しくあるためには、意志の強さと自覚が、何より必要です。

そのためには。
「見られている意識」、
これを、窮屈なものなどではなく、
わくわく楽しみなもの、美のモチベとして、自分の中に持っていたいですね。
いかに、美しく目に留まるか、へと




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