庭で一番背が高かったアメリカハナズオウがとうとうダメになりました。
樹全体の葉が萎れて新しい芽が枝や幹から出てくることもありません。
家庭菜園を拡げるために地面を耕し、その際に根を切ってしまったのが悪かった。
幹の中心が盛大に蟻の巣になっていることも、今後倒れるのではないかという心配の種になってきました。
何より、いよいよダメかと思った一番の事象は、ヒコ生えが何本も樹の根元から出てきたことでした。
これまでそんな物を生やしたことなどなかった樹のこと、力尽きそうになり、次の世代を残すことに必死になっているのかと。
今回、一番元気なヒコを残し、枯れた本体の枝打ちをした後に幹を切断して降ろしました。
今回残したヒコが樹になる頃には、私は孫という生物に出逢っているのかもしれません。