





いよいよ今週末の土日、10月21日(土)と22日(日)は山形交響楽団の定期演奏会です。
指揮に炎のマエストロと称される小林研一郎さんを、そしてソリストにはヴァイオリンの瀬崎明日香さんをお迎えしての演奏会。
小林研一郎さんは、私の妻と同郷のいわきのご出身ということで、地元いわきのオーケストラに長く参加してきた妻からの伝聞も加わり、よりいっそう親近感の湧くマエストロ。
一方の瀬崎さんは、私が東京芸大に通っていた際の一つ上の学年に在籍され、ソロはもちろんのこと、授業で組まれた弦楽四重奏でも一層突出した才能・存在感が非常に眩しかった大先輩。
今週末の山形交響楽団定期演奏会は、熱く、厚く、心にのこる演奏になること間違いなし。
2003年に山形交響楽団に入団し山形で暮らして20年、とても大きなご褒美!!


明日8月19日(土)は、チャイコフスキー作曲のバレエ「白鳥の湖」。
一昨日からリハーサルがはじまり、本日よりやまぎん県民ホールのピットに潜ります。
「白鳥の湖」は、オーケストラが奏でる美しく可憐・繊細な描写からブラスに支えられた雄大で迫力に満ちたサウンドまで味わえる、チャイコフスキーの職人技が豪華絢爛に散りばめられ世界中の人が知る名作中の名作。
今回は場面の要所要所にご案内役のナレーションが入る特別版でお届けいたします。
明日の本番では、バレエを初めてご覧になる方でも、踊り手さんたちが全身から表現し紡ぐ物語を心ゆくまで楽しんでいただけることでしょう。
通常よりもサイズアップした山形交響楽団管楽器セクションのスケールの大きなサウンドがピットから湧き上がるのも今回の聴きどころのひとつです。
目で耳で、存分に味わっていただけたらと思います。
今週の山形交響楽団は東北ツアー。
一昨日は福島県会津若松市での公演、明日8月12日(土)は秋田県大館市での公演、ということで三県縦貫しながらコンサートをお届けしております。
明日のコンサート、演奏会の大きな聴きどころのひとつはピアノの仲道郁代さんをお招きしてのベートーヴェン協奏曲第5番「皇帝」!!
なのですが、コンサート最初に演奏されるロッシーニ作曲 歌劇「絹のはしご」序曲で木管楽器が見せる妙技も実に素晴らしいのです。
「絹のはしご」序曲は、コンサート会場で実際に演奏を聴く機会が少ない作品ですので、この機会にぜひ聴いていただきたいものです。
特に吹奏楽をなさっておいでの学生さんから大人の皆様、この貴重な機会を見逃されませんように。。。
今回は普段あまり演奏しない作品が揃ったプログラムです。
世界初演となる山形交響楽団委嘱作品、上田素生さん作曲の「儚い記憶は夢となって」は、リハーサルを重ねる度に各パートのピュアな表情の音色が響き合い、曲の魅力をぐんと増してきました。
コープランドの協奏曲で独奏をつとめる我らが山形交響楽団首席奏者川上一道さんの演奏も至極昇り調子。
明日一回だけの本番なのが勿体無いくらいです。
当日券もございますし、ご都合のつく方は明日ぜひ鶴岡市の荘銀タクトへ!!
詳しくは、山形交響楽団フェイスブック記事をご参照ください。

ミューザ川崎にて鈴木秀美さんの指揮の下、山形交響楽団の演奏会でした。
ベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトとシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレイト」。
管楽器とティンパには当時のスタイルに近い楽器を用い、弦楽器の演奏方法も細かなところまで心を配り、秀美さんと山形交響楽団ならではの音を作れたと思います。
客席もほぼ埋まり、ご来場いただいた皆様ならびにミューザスタッフの皆様に深く感謝しております。
とてもよい思い出に残る演奏会になりました。
ありがとうございました!!
演奏会当日、舞台裏でのお隣になった方は(ヴァカンス中の?)バッハ先生でした。











