七月に実施される中国語の試験、 HSK の一番下の級、一級を受験することにした。
手始めに今日は公認テキストを紐解いた。
『中国語検定 HSK 公認テキスト 1級』(岸辺雄介 SPRIX 2012)
中国語語教材 学習時間 累積時間
テキスト 60分 3時間00分
中国語の聴き取りの力は、当然ながら以前に比べて格段に落ちている。
三声と二声の聞きわけが出来ていない。これはまずい。
今日はこれから発音練習だ。文法は1級では気にしなくてよさそうだ。
それはそうと、何とも名状しがたい辛さを感じて、ついまたストロングに手を出してしまった。
「ヨシ!」って、言いたいところだけれど全然ヨくない。
酔っているとつまらないことを思い出すもので、昔テレビで観たアメリカのドラマの1シーンがまた頭に浮かんだ。
どういう文脈だったのかは完全に忘れたのだけれど、知的障害を持つ息子の父親が、
息子がマンガを読んでいるところにかけた言葉がずっと忘れられずにいる。
「ただでさえ頭が良いのに、それ以上頭を良くしてどうするんだ」
当時のわたしの認識では、アメリカは障碍者への社会的取り組みにおいて先進国だった。
にもかかわらず、そんな台詞がドラマに出てきて、心が痛んだ。
どうもその印象が強すぎたせいか、何かにつけて同じセリフを自分で自分に投げかけるようになった。
まあ、実際血の巡りの良くない頭の回転をもっと悪くするようなことをしているのだから、当たっているけれども。
早く人間になりたい、などと願ってみたりする。